プロの仕事の世界を知るのは面白い「八百森のエリー」 | 小さな支店のSNS担当者日記

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勤務する食材販売会社の支店の売上を上げるために始めたインスタグラムやFacebookページ。その運用の様子や勉強したこと、実践したことなどをメインに仕事の話を書いています。そして、ときどき好きな本やマンガの感想も。

世の中にはいろいろな職業がある。

普段、見えている仕事なんてほんの一部で、

世の中にある仕事のほとんどを

私は知らないんだと思う。

 

そういう知らない仕事、知らない世界を

知るのって、結構、面白い。

 

だから、お仕事マンガは面白いんだと思う。

 

この「八百森のエリー」もすごく面白かった!!

 

八百森のエリー 1巻

 

市場で野菜を扱う『仲卸(なかおろし)』の話です。

大学院で野菜作りの研究をしていた主人公が

仲卸に就職し、働く日々を描いています。

 

野菜、仲卸って、そんな地味なテーマで面白いの?

って思ったんですが、

面白いんです!!


主人公は野菜を愛しすぎる野菜バカ。

野菜ラブで詳しいから、仕事で人より

できちゃうところもあるけど、

愛しすぎるから、ダメな時もある。

 

好きだからできるけど、好きだけじゃできない世界。

 

ネットが発達して、生産者と末端の購入者の間の

「中間業者は不要」と言われたりもしている昨今。

「仲卸」も不要論があるらしい。

 

でも、この漫画を見る限りでは、

仲卸は必要に思える。

 

取れ過ぎて値段が落ちてしまった野菜。

出荷しても損をする生産者。

そんな時に、主人公が務める仲卸が

大量売りを仕掛けて、需要と供給を調整するって

いうストーリーがあって、

それがすごく興味深くて面白かった。

 

そういうことができるプロの仲卸は、

中間搾取の存在じゃなくて、

市場に必要な存在なんだと思う。

 

「八百森のエリー」は、仲卸という

知らない世界をのぞけるだけじゃなくて、

食品ビジネスも知ることができて面白い。

 

 

あと、青年コミックの分野だけど、

絵がキレイなのも良かった。

少女漫画で育った私としては、

青年コミックの絵が好みじゃないのが多いんだよね。

 

ストーリーだけじゃなくて絵も好みだったから、

すごく楽しんで読めました。

つい5巻まで一気見しちゃいました爆  笑

 

 

お仕事・ビジネスマンガが好きな人にはおススメです。