先週末は、三社祭

神輿記事を続けたかったけど

担ぎ写真がまだ送られてこず…

 

先に別記事UP。

 

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神輿で体痛過ぎ~ゲッソリだが

用事の都合上、電車移動の日。

 

用事後、

 

ミッドタウン(六本木)

 

 

サントリー美術館

 

火、休

1000~18:00

金~20:00

(入館は30分前まで)

 

車/バイクP有り

ミッドタウン内(有料)

展示の仕方,内容,説明が好きな館。

 

 

前売り券を購入していた。

開催中

 

サントリー美術館コレクション展

名品 ときたま迷品

 

2024.4.17(水)~6.16(日)

火・休

※6.11(火)は開館

1,500円

一部、撮影OK作品有り

 

 

所蔵品の中から名品

企画展に選ばれにくい物を

迷品として展示。

 

迷品も見方によっては名品に。

真面目な説明の他、

学芸員のささやきが添えてあるニコニコ

 

入替有り約130点

うち撮影OKカメラ26点ほど

(全部載せはしない)

 

   

 

 

まず、メイン的な丸いやつ気づき

まり,まりばさみ

鞠,鞠挟

江戸時代 18~19世紀

 

鞠:鹿の皮

架台:黒漆塗に蒔絵

金具:銀製

吊るしているから

楽器の類を連想したが…

平安時代後期以降の貴族の遊び

「蹴鞠」の鞠だった。

 

なぜ吊るすのだろう。

公家的飾り方なのかな??

 

以下、順不同。

 

 

つばきちょうぼくさいしつおい

椿彫木彩漆笈

室町時代 16世紀

 

高さ84.5cm 幅63.9cm 奥行45.2cm

漆と金箔

 

笈:修験者が仏像,仏具,経典

生活用具を収めて背負い、

布教や修行の旅に出た。

修験者を育む母胎イメージ。

 

椿:冬に葉と花をつける生命力から

魔除けとされる。

修験者の身を護る願いが伺える。

それにしても重そう…ガーン

 

椿と言えば…

百椿図の根津美術館

 

 

 

ガレも含む、ガラス色々。

これらは日本/江戸時代

(左)つまみ脚付杯

 

(中央)乳白色ツイスト脚付杯

(脚の中の模様)

欧州のレースガラスを模倣。

まだその技法が無く少し拙い

職人の模索が伺えるとの事。

 

 

藍色ちろり

江戸時代 18世紀

記憶に新しい展示

 

 

 

重要文化財

南蛮屏風

狩野山楽

桃山時代 17世紀

 

ポルトガルやスペイン人との交流

船長や宣教師達を描く。

屏風として落ち着くかは別だが

当時の風俗が分かる画が好き。

 

テラスの個室みたいな

船の構造が気になる。

 

 

 

しろりんずじはなたばたてわくもよううちかけ

白綸子地花束立涌模様打掛

江戸時代 18世紀後半

 

綸子:地紋のある絹織物。

立涌模様:複数の縦曲線で

雲気が涌き立つ様を現わす。

元は公家装束の文様。

美しい~キラキラ

 

 

 

ほんじいげたしまもようかわばおり

本字井桁縞模様革羽織

(丸に違い鷹の羽紋)

江戸時代 18~19世紀

 

革の羽織。

仕事着や防寒服としても着るが

元は防火服。

実際観ると生地が強ついている。

 

 

 

(上)

重要文化財

はくでいそめつけきんさいすすきもんふたもの

白泥染付金彩薄文蓋物

尾形乾山(けんざん)

琳派の絵師・尾形光琳の弟

江戸時代 18世紀初

 

類品は端正な姿だが、

これは上から見るといびつで

歪ませたのか

歪んでしまったのか不明。

 

 

(中、左から)

いろえしっぽうつなぎもんちゃわん

色絵七宝繋文茶碗

野々村仁清(にんせい)

京焼を大成させた陶工

江戸時代 17世紀後半

 

 

重要文化財

いろえかちょうもんはっかくおおつぼ

色絵花鳥文八角大壺

有田

江戸時代 17~18世紀

 

欧州輸出用。

下地の染付不使用が珍しい。

 

 

おりべしまもんふりだし

織部縞文振出

美濃

桃山時代 17世紀

 

振出:茶箱や茶籠で使う

甘納豆や金平糖を入れる菓子器。

 

 

(下、左から)

うめえしだれざくらもんとくり

色絵梅枝垂桜文徳利

古清水

江戸時代 18世紀

 

底裏に御菩薩(みぞろ)印。

初期京焼の1つ御菩薩焼。

 

 

あからくちゃわん めい じゅくし

赤楽茶碗 銘 熟柿

本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)

江戸時代 17世紀

 

ろくろを使わず手捻りによる歪み。

 

 

いろえさくらもんすかしばち

色絵桜文透鉢

古清水

江戸時代 18世紀

 

赤基調・肥前有田との競合を避け

青と緑を多用。

 

陶磁器の展示数が多かった印象。

 

他、印象に残ったのは、

意外に自由で様々な

モチーフが載ったかんざし達や

伊達家の物だったか野外用食器セット

風流なピクニックおせち飛び出すハート

 

 

個人的に推しの(名)品

下手ウマ(失礼)な絵。

おようのあま絵巻 下巻(全二巻)

お伽草子

(短編 絵入りの物語)

室町時代 16世紀

 

1人貧しく草庵で暮らす老法師。

日用品を商う御用の尼という老女に

若い女性の紹介を持ち掛けられるが

結局は老女が妻になる悲喜劇。

建物などいびつで滑稽さが増す。

 

老法師が茶を点てており

主人自らもてなす

茶の湯の原型と見られる。

遠近法無視はわざとかな?

 

 

↑これ一番ツボに入って

欲しい~!と思ったら

ハガキになっていた爆  笑購入!

 

かるかや 部分(全二帖)

お伽草子

室町時代 16世紀

 

室町時代の無名の人が

仏教の教えを現そうと

(たぶん)一所懸命描いた。

和んだ~照れ

ありがとう、

室町時代のどなたか。

 

 

あと1つ収穫

stripes

[(しま)模様]

上差し

やしの木南方のの染織品が由来で

しま模様びっくり

凪の波か干潟の砂模様かな?

俄然好きになる由来。

 

 

期待を裏切らない

サントリー美術館チュー

楽しめた飛び出すハート

 

 

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芹澤ユ綺
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