5月の最終土曜日
六本木のミッドタウン内
サントリー美術館6階ホールへ。
この花壇はいつも
季節の花が綺麗。
先日観た文楽(人形浄瑠璃)が
忘れられずにいたところ…
ふと目に入ったのが
六本木アートナイト2023
サントリー美術館特別プログラム
淡路人形座による
人形浄瑠璃
1日限り(各45分,3公演)
要予約・無料
速攻申し込んだ
※開催中の展覧会チケット購入は必要。
(展覧会は次記事で)
当日
南あわじの観光ガイドや
淡路人形座の案内をいただいた。
実際の淡路人形座では
舞台裏の見学もできるとの事。
公式ページ
舞台裏+1公演 1800円
今回の実演は
【戎舞(えびすまい)】
釣り竿担いだえびす様。
庄屋に現れお神酒を呑む←かなり
福の神として願いを叶えようと舞う。
・
初公開【iZA!(いざ)】
激しめなバイオリン曲に合わせて
狐面の宮司と狐が舞う。
伝統と現代の融合。
先日観た文楽(人形浄瑠璃)と違い
三味線だけでなく
太鼓で合わせる演目がある。
女性も人形師や演奏をされている
公演中は撮れないけど
帰り際に撮影TIME有り
戎舞のえびす様が呑むお酒、
サービス&ユーモアな演出で
サントリーのプレモルだった
サービス&ユーモア 参考動画 約30秒
人形達のキレッキレダンス
こういうの演っていいのね
![](https://stat100.ameba.jp/ameblo/entry_designs/v1/sources/assets/limited003_block01.png)
人形浄瑠璃、時系列
調べ直して抜粋
平安時代
人形を使って芸をする傀儡師がいた。
浄瑠璃は琵琶法師が原型。
琵琶→三味線に変化
室町時代後期1500年頃
西宮神社に仕える傀儡師・百太夫が
淡路の三條村にて人形操りを教え
淡路人形浄瑠璃の元となる。
江戸時代初め1600年
傀儡師の夷舞が浄瑠璃と結びつき
人形浄瑠璃の原型に。
1684年
大阪・道頓堀
竹本義太夫が竹本座を建てる。
人形浄瑠璃初の専門小屋。
(義太夫節)
1703年
弟子が独立
豊竹若太夫が富竹座を興す
1719年
大阪の辰松八郎兵衛が江戸で辰松座
1738年
大阪の豊竹肥前掾が江戸で肥前座など
全盛期
1751~1764年
他、多くの担い手が江戸へ。
福内鬼外(※)などにより江戸で新作も。
(※)平賀源内の浄瑠璃ペンネーム
複数の興行元があったが
歌舞伎に押されていく…。
再興すべく
1789~1801年頃
淡路の植村文楽軒が大阪に座を開き
のちに文楽座を名乗る。
1884年
寺井安四郎が大阪に彦六座
明治時代1893年
彦六座解散
大正時代1921年
京都の竹富座閉座
文楽座のみになり
文楽が人形浄瑠璃の呼び名となる。
現在に続く
・
上方と淡路は強い結びつきがあり
江戸時代には座が40。
各地で巡業公演を行い
淡路人形浄瑠璃は限りなく元祖的。
淡路人形浄瑠璃を継承する為
1964年淡路人形座設立
今回、親しみと笑い多めで面白く
人形も可愛らしく感じた
戎舞 参考映像
iZA! 曲のPV
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