低かん水麺とは | 宮城仙台☆マツダ製麺☆生ラーメン

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宮城県仙台市にある『生ラーメン専門』の製麺業者です\(^o^)/
麺にこだわって45年!『日々是研究』の精神で奮闘中!
メーカー目線のちょっとマニアックなブログです。

最近、お客様との会話の中で

かみ合わなかったことが有りました。

(お客様)

「低かん水麵が欲しい」

(私)

「加水量を落とすと硬くなります。

  お店に合わなと思いますが。」

(お客様)

 「いや、柔くてうどんぽいのだ。」

つまり、低かん水ではなくて低かん

粉の麺が欲しいということでした。

【かん水の定義】

かん水とは

かん粉(炭酸ナトリウム、炭酸カリウム

等の粉末)を水に溶かした水溶液。

通常は水に対してかん粉1~8%

程度溶かして使用します。

【かん水の使用目的】

 麺に適度の硬さと腰を与える。

 中華麺特有の味と香りを出す。

【かん水の作用】

 アルカリ性のかん水が小麦粉の

 グルテンに作用しグルテンを硬く

 する。

 濃度の濃いかん水を使うと麺は

 より硬くなりゴリゴリ感が出てくる。

 濃度の薄いかん水を使うと麺は

 ソフトになりうどんに近くなる。

【低かん水か低かん粉か】

高濃度のかん水を使用し

 多加水→かん粉量は非常に多い

 少加水→かん粉量はに多い

       (低かん水)

低濃度のかん水を使用し

 多加水→かん粉量は少ない

       (低かん粉)

 少加水→かん粉量は非常に少ない

       (低かん水)(低かん粉)

麺に含まれるかん水量とかん粉量の

違いを意識してください。

  

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