186 カルペ・ディエム | 読むカウンセリング

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親からの虐待、両親の蒸発、いじめ、不登校、対人恐怖症、うつ、母の死は私のせいという罪の意識から解き放たれた心理カウンセラーが、自ら体験した心の癒し方をお伝えします。



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カルペ・ディエム


カルペ・ディエムという言葉を知ったのは
一枚のハガキからでした。

社員旅行で訪れた
リゾートホテルのスタッフから
宿泊のお礼のメッセージが届いたのです。

そこに書いてあったのが
カルペ・ディエム(今を楽しめ)
という言葉でした。

そのスタッフは
カルペ・ディエムという言葉を
とても大切にしているとのことでした。


私はあのリゾートホテルにいた時
本当に今を楽しんでいただろうか・・・

そして今この瞬間も
今を楽しもうとしているだろうか・・・

そもそも
私にとって楽しいこととは何だろうか・・・


今、やろうとしていることは
楽しいことではなく
やらなければならないこと。

生活を安定させるために
誰かから認められるために
自分を満たすために
やらなければいけないこと。

それはとても大切なことだけれど
それによって
失っていることもあるのではないか。


もし、今を楽しめないとしたら
そんな時間がこの先ずっと続くとしたら

私はそんな人生に
意味を見出せるだろうか・・・

自分を楽しませるということを
どこかに置き去りにしてきては
いないだろうか・・・


私はカルペ・ディエムという言葉を通して
これまでの自分が
未来への不安に縛られ

今を楽しもうとすることを
忘れていたことに気づいたのです。


それからの私は
カルペ・ディエムという言葉を心に刻み

どうすれば今を楽しめるのか
意識するようになっていったのです。