17 今の自分 | 読むカウンセリング

読むカウンセリング

親からの虐待、両親の蒸発、いじめ、不登校、対人恐怖症、うつ、母の死は私のせいという罪の意識から解き放たれた心理カウンセラーが、自ら体験した心の癒し方をお伝えします。



17 今の自分


自分に対しての負のイメージを
抱えていた私は

負のイメージを無くそうとすることで
より負のイメージを強めてしまっていました。

そんな自分を見つめ直していく中で
自分が本当は何を感じ
何をしていたのかにも気づかずに

同じ過ちを繰り返していたことに
気づいていきました。

私がやっていたこと。
それはとてもシンプルなことでした。

負のイメージを抱えた自分を
負のイメージで見つめ
負のイメージによって
自分を変えようとしていたのです。

私の感じたことの源
私が行動したことの源には
常に負のイメージがあったのです。

どれだけ負のイメージから
抜け出そうとしても

根っこになる自分が
そもそも負のイメージで
自分を見つめていたのです。

それはまるで
「優しくなれ!」と子供に怒鳴っている
親のようでした。

子供は優しく扱われて
はじめて優しくなっていけるのに

怒鳴られれば
心を挫かれるか
怖れるか
怒鳴り返すことしかできなくなるのに

そんなことにも気づけづに
怒鳴り続ける親のようになっていたのです。

私はそのことに気づいた時
はぁーっ、という大きなため息をつきました。

こんなことにも気づけずに
なんで自分を苦しめ続けたんだろう・・・

なんて自分はダメなんだろう・・・

そうして落ち込みかけた時
ハッとしました。

また自分を負のイメージで見つめている!

これが今の自分なのか・・・

こんなことを重ねてきたことで
私は自信を失っていったんだ・・・

自分を信じてあげられないこと
自分を認めてあげられないことが
私が抱えていた本当の苦しみだったんだ・・・

そう気づいた時
私は自分の中に確かな光のようなものを
感じていました。

だとしたら・・・
そうだとしたら、信じてあげて
認めてあげればいい。

でも、自分の何を信じ
何を認めてあげればいいんだろう・・・

私は目を閉じで
胸に手を当てながらゆっくりと深呼吸して
自分に問いかけてみました。

そうか・・・分かった!

答えが胸の奥から
湧き上がってきたのです。