『こっち向いてよ向井くん』

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昨日の記事で、『こっち向いてよ向井くん』を語る際、

“個人的には第6話辺りから雲行きが怪しくなってきまして、

日本人なのに日本語が理解できないと言いますか、”

てな話を書いたんですけど、

では、一体何がアラフィフの私には意味が通じなかったのか?

少し深掘りしていきたいと思います。

 

その前に何度も言いますが、

私はこのドラマを第6話以降

リアタイ時の一度しか視聴していませんので、

既に各場面映像やセリフの記憶が曖昧になっています。

もし、完全に解釈間違いをしていた場合はゴメンナサイ。

 

 

【その①:まみんと元気の事実婚】

まみんは婚姻関係という重圧によって、

本来の元気が必要のない変化を伴ったり、

又、まみん自身の自立心が損なわれることを嫌がって

二人は離婚しました。

しかしながら、お互いへの愛情はこの上ないもので、

この先の人生も共に歩んでいきたいと、

無論、子供も欲しいと言ってましたよね?

 

で、子供を授かった場合、

元気はその子を認知(多分胎児認知)するって話でしたが、

まみんは元気が“夫らしいことをしたい“と無理をするのは許せないけど、

父親に変化しようとする元気なら問題はないのでしょうか?

男性が父親になる時こそ、

自分を押し殺さなきゃならない場面って

女性が母親になる時よりも多いと思うんですが、

その辺はいかがなんでしょう?

 

それに、妊娠・出産って

誰かを頼らなくちゃ成立しないことも多々あるわけで、

そこに元気の協力は求めないって解釈で大丈夫ですかね?

だって、元気を頼るってことは、

元気に負担を強いるってことと同義ですよね?

 

他にも、子供を妊娠した時点から認知を含め、

まみんが嫌がっていた面倒な手続きの連続だと思うのですが、

たとえ、マイナカードの実用化が進んで、

その守備範囲が広がったとしても、

何もかも手続き不要の全自動になるってことはないと思うんです。

少なくともオンラインでの申請程度は

必要なんじゃないでしょうか?

 

あと、児童扶養手当の受給はこの場合どうなるんでしょう?

元気の変化を好まないというのが離婚理由であれば、

まみんと元気は生計も別々の別居で

(←元気がまみんの実家で生活し、まみんは子供と別世帯)、

元気は我が子を認知だけして養育費を支払い、

自分が会いたい時にまみんと子供に会う。

現時点ではまみんの所得上限を考慮しないとして、

まみんと子供は事実上元気とは別世帯なので、

児童扶養手当の受給が成立するってことなんでしょうかね?

 

 

【その②:元カレをセフレ化する美和子】

私も元カレに対する考え方は洸稀と全く同じで、

付き合ってた頃に「ダメだ、こりゃネガティブとまで感じた男性と、

それもスキンシップなんて絶対にあり得ないわけなんですが、

百歩譲って自分が振られてその寂しさを紛らわす為っていうなら、

アラフィフの私にもなんとか理解できます。

 

でも、美和子はシェーバー元カレから求婚されるくらい、

恋人関係は順調だったわけで、

それを自らリタイアしたという経緯を考えると、

もっと自分を律さないとダメだと思うんです。

 

父親の失言に対抗意識を燃やし

「女性が独身を貫くことは不幸なことじゃない、寧ろ幸せなことなんだ」

と証明する為に意地を張ってはみたものの、

いざ一人になってみたら何とも言えない虚無感に襲われ、

元カレ(向井くん)をその寂しさの捌け口にする。

しかも、それがSEXとか・・・。

私が美和子の母親なら「もっと自分を大切にしなさい」って、

情けなくて悲し過ぎて泣けてしまいます。

 

この時代、性欲は満たしてくれるわ、

自立もして結婚願望もないわって

美和子くらい容姿端麗で割り切ってくれる女性なら、

元カレなんかにその身を委ねなくても、

あらゆる素敵男性から引っ張りだこだと思うんですけど、

あまりに美和子がイイ女過ぎて、

全く結婚が視野にない男性ですら

その方向へと導かれてしまうんでしょうかね?

 

根本的に考えると、

美和子も洸稀も何ら変わりはないのですが、

洸稀のことは普通に受け入れられるのに、

美和子には嫌悪感を抱いてしまう。

やっぱり、これって、

自分を見失わず自身のルールやポリシーがある女性と、

自分を持て余し寂しさにルーズな女性との違いなのか?

確固たる自分の生き方がある女性と

自分を律することができず、

人の発言に左右されてしまう女性の違いなのか?
 

向井くんのモノローグにもありましたけど、

別に結婚が幸せの全てではないし、

この多様性の時代にどんな人生を選択しても

人それぞれでいいと思うんです。

でも、そこに多少の迷いがあるなら

昭和の当たり前をつかさどるのも悪くないと

アラフィフの私は思っています。

 

私自身は早く結婚して

さっさと子育てという名の社会貢献を終わらせ、

後から自分の好きな人生を歩みたいと奮闘してきました。

もちろん、決して順風満帆な人生とは言えませんが、

そうかと言って、ここまで悪い人生だったとも言い難く、

結婚したことも子供を儲けたことも全く後悔はありません。

振り返れば、寧ろ、私にとってその選択は正しい選択だったと思います。

そして、一応、自立もしています。

(職業欄は自称無職ですがゲラゲラ笑い)

 

誰しも、旬やタイミングを逃せば

恋愛迷子になる可能性は十二分にあります。

でも、「自分がどうしたいのか」「どんな自分になりたいのか」

そのビジョンがハッキリしていなければ、

なかなか迷路の出口は見つからないものです。

これは、人生に於いても言えそうですが。

 

初回放送から考えれば多少なりとも成長した向井くん。

そうかといって、“三つ子の魂百まで”とはよく言ったもので、

人間本質的なところは変われないんで、

ちょっと頼りなさげな向井くんは、

多分、洸稀からは振られてしまうんじゃないかなと想像を巡らせますが、

でも、彼女なら振られてもずっと友達でいてくれそうな、

そんな予感がします。

 

ということ、赤楚君、4ヶ月間の撮影、

大変お疲れ様でしたクラッカークラッカークラッカー

ファンミが終わった後は少しお休みでしょうか?

どうかゆっくりまったりと休養して下さいね~うさぎのぬいぐるみ