TBS金曜夜10時ドラマ
『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』
初回放送の視聴率、
私の予想をはるかに下回り6.9%とかビックリし過ぎて腰が砕けました。
えっ何で
ちなみに同じ新井順子PD&塚原あゆ子ディレクターの作品として、
『MIU404』の初回放送は13.1%、
『アンナチュラル』は12.7%、
『中学聖日記』は6.0%、
『最愛』は8.9%、
あと、参考までに
新井順子PD&塚原あゆ子ディレクターの作品ではありませんが、
『コウノドリ』(2015)は12.4%、
『コウノドリ』(2017)は12.9%。
ってことは、
やはり綾野剛&星野源の最強バディで
視聴率を稼いでたってことなんですかね?
中村君と架純ちゃんではちとパンチが弱かったか~
TBS金ドラとしては
『MIU404』とも『アンナチュラル』とも似て非なる作品で、
個人的には申し分なく感じていたのに、
安倍元首相の襲撃事件で出鼻をくじかれ、
挙句ギリ二桁乗るか乗らないかの予想まで外れて非常に残念でした。
ちょっと話が逸脱するのですが、国葬って必要でしょうかね?
確かに、外交に貢献されたその功績を讃え、
元首相の死を悼むというよりは
その死をイベント化して諸外国の要人を招待し、
国益の為に骨の髄までしゃぶり尽くす為の国葬なら、
それも仕方がないのかも知れません。
しかしながら、元首相が残した功績に比例するくらい
葬り去られた悪事も相当なものだと思うんですけど、
その辺はどうなんでしょう?
宗教と政治の癒着にも結局はメスも入らないまま、
ただただ事の次第が風化していくのを、
またもや国民は見過ごしていかなければならないのでしょうか?
『石子と羽男』の主題歌、RADWIMPSの【人間ごっこ】。
RADWIMPSの野田氏って
赤楚君と以前共演していた馬場ふみかちゃんとのゴシップ記事をきっかけにして、
私の中ではあまり良いイメージはないのですが、
今回、この【人間ごっこ】の歌詞を読んで、
選挙権を持つ若い世代にもっともっと立ち上がって声を上げて欲しいって
純粋に思い泣けてきました。
若年者層は高齢者層に絶対数で負けているから、
「選挙に参加したところで俺達私達ではもうどうしようもない」ではなく、
この汚れた日本の政治をその驚異的な若さで脅かし、
若い世代の生きやすい世の中に若い世代が声を上げて変えていかなければ、
夢も希望もお金もどんどん高齢者層に搾取されて、
この国で生きていく価値や意味を見い出せなくなる日が
目前に迫ってきているのに、
わざと気付かないふりをしている若年者層に不安は募るばかりです。
これも転ばぬ先の杖を出し続けながら子育てをしてきたツケと言えばいいのか、
一種の縮図なんでしょうかね?
親世代(現アラフィフ・アラ還世代)が何とかしてくれるはずだとでも、
子供達は無意識に考えているのでしょうか?
誰も知らない、誰も知ることのない気持ちでこの身体は日々満たされてく
例えばこの孤独がこのすべての宇宙の体積を超えたら僕は消えるのかな
運命めいて、戦争めいたこの人生めいた冒険を、
不確かなもんで蓋したくないだけ、もったいないから
人間ごっこ、人生ごっこでも君は笑っていられんの?
純粋培養、感情装置をフルスペックで使うだけ
この手すり抜ける数えきれない未来を眺め続けることを「生きる」と呼ぶの?
届かぬ声をいくつ押し殺せば僕の身体突き破り全世界中に弾け飛ぶのだろう
弾け飛ぶのだろう
涙で濡れた君のその声が
この世界の罵詈雑言、不条理、妄言に溺れたりなんかしないように
空の青さに、余りある広さに負けぬよう気高くずるくここで抗ってる
一瞬めいて、永遠めいたこの真実めいた現実を
「致しかたない」で終わらしたくないだけ、もったいないでしょ
人間ごっこ、人生ごっこでも君は笑っていられんの?
一切合切、安全装置をフルスイングで捨てる今
この手をすり抜ける数えきれない期待を眺め続けることを「生きる」と呼ぶの?
届かぬ声をいくつ押し殺せば僕の身体突き破り君の中まで弾け飛ぶのだろう
弾け飛ぶのだろう
閑話休題。
第2話も個人的総評は★5つ。
初っ端から小学生に扮する架純ちゃんが超絶可愛くて、
超絶可愛いと言えば、
この👇赤楚君との小学生感たっぷりの二人のオフショットにも
身悶えてしまいました
そして、第1話からずっと目を惹くのが中村君の衣装
派手さはもちろんなんですけど、
斬新なネクタイの結び方とか、
かなりのGucci好きとか、
あと、第1話から引き続く定番のツーショットも
楽しみな演出の一つです。
で、ここ👇が噂の
中村君のアドリブシーンでしょうか?( *´艸`)
思わずセリフを噛んでしまった赤楚君をそのまま拾って、
アドリブ演技であそこまで引っ張ったんだとしたら、
中村君のテクニックもさすがなんですけど、
それに動じず受けて立った赤楚君もなかなかの強者でした
羽男から石子への気持ちを問いただされる蒼生。
そういうアレって何?
さーて、赤楚君の表情演技にはどんな本心が隠されているのか、
私にはこの微妙な雰囲気を上手く読み取ることができませんでしたが、
やはり、石子を目の前にすれば
蒼生の気持ちは“駄々洩れ”ってことで良いんでしょうかね?
しかし、このドラマ、
ラストの主題歌が流れるところまで着地点が分からないという
捻り具合が巧妙で、そこも感心せずにはいられません。
私も潮法律事務所に相談したいことが山ほどあるんですけど、
石子と羽男のような
誠実且つ本気で依頼人の《そんなコト話》に
耳を傾けてくれる町弁の先生って
いったいどうやったらたどり着くことができるのか?
あと、やたら鳴り響くガベルの音が気になっている視聴者も
少なくないんじゃないかなと個人的には思っているのですが、
皆さんはいかがでしょう?
次回予告👇
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『テッパチ!』次回予告👇