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『人間失格』リュジュンヨル
"批判の受け入れ、
称賛で元気付けられた"(一問一答)
入力2021.10.25. 午前9:13
[スポーツ朝鮮 ムンジヨン記者] 俳優リュジュンヨルが“ガンジェ”そのものになってみた隙間のない好演を展開したJTBC 10周年特別企画『人間失格』が終映を迎えた。
劇中でリュジュンヨルは他の人達とちょっと外れた人生を生きるが、それでも尚幸せについて悩んで渇望する青春'ガンジェ'に扮し観る人々の心を魅了する繊細な熱演で劇を堅固に導いていった。リュジュンヨルが淡々と時には痺れるような真正性のある演技で好評を受けたJTBC 10周年特別企画『人間失格』(キムジヘ脚本、ホジノ、パクホンス演出)が24日、大詰めの幕を下ろした。
この日放送で、急用ができたので先に行くというメッセージを残して立ち去ったブジョン(チョンドヨン)に何が起こったのかと心配する気持ちでブジョンの連絡を待っていたガンジェは、ジョンフン(リュジフン)を訪ねて彼がチョンウ(ナヒョンウ)の携帯電話を持って行ったことを知った。これにジョンフンは"私が渡すことができるものは全て渡した。既に。"と話し、続いてガンジェがブジョンの連絡を待っているということを知っているように"連絡来ないだろ?待っても来ない、ガンジェ。人妻は自分の周辺が壊れることは絶対しない"と言ってガンジェの心を更に混乱させた。
一方、チャンスク(パクインファン)がこの世を去ったという消息を聞いたガンジェは、この間のブジョンの行動を理解したように急に連絡をしてみたが、ブジョンとのチャットウィンドウは相手の名前が'未詳'に変わっていた。各自それぞれの日常に戻って、お互いを消していったガンジェとブジョンは2人の思い出が漂った天体展望台で再び出会いを持つようになり、お互いに向けて気持ちの良い微笑みを浮かべながらエンディングを迎えた。
このようにリュジュンヨルは『人間失格』を通じて一通のメッセージといくらかのお金さえあれば、誰かの友達、家族、恋人で'1人何役'を消化する彼は自称1人企業家であり役割代行サービス運営者'ガンジェ'役を演じ、目が離せない爆発的な吸引力でお茶の間に共感と慰めをプレゼントした。初回から濃厚な感性の危険な青春'ガンジェ'を完璧に描き出したことはもちろん、水分を吸い上げた感情演技まで全部満たして、披露し、フェルメール作品を導いた。
これに対しリュジュンヨルは"放映終了が近付くほどそのどの作品より送りたく(手放したく)なかった人物であり作品だった。 ドラマ自体を久しぶりにしてみると毎回視聴者たちと呼吸して話して一回一回フィードバックを受けながら幸せな時間を過ごしたが、もうガンジェと人間失格を送らねばならないとは大変寂しい"として名残惜しさいっぱいの『人間失格』放映終了の所感を伝えた。
以下、『人間失格』終映後のリュジュンヨルが所属会社を通じて伝えた一問一答。
Q.『人間失格』終映を迎えた感想は?
▶ 放映終了が近付くほどそのどの作品より送りたくなかった人物であり作品だった。 ドラマ自体を久しぶりにしてみると毎回視聴者たちと呼吸して話して一回一回フィードバックを受けて幸せな時間を過ごしたがもう、ガンジェと人間失格を送らねばならないとは大変寂しい。
Q.リュジュンヨルが考える“ガンジェ”はどんな人物だったのか?そして、自ら考えたキャラクターの最も大きな魅力は?
▶ ガンジェは非常に典型的な20代の青年だった。多少は並外れた人生だと見ることができるが、ガンジェのまた、通常の20代が持っている悩みを持っていて、その悩みをどう解決しなければならないか絶えずもがき足搔いていた。また、落ち着きがあって考えが深い友人だった。それでそれほど時間を簡単に流さずに一つ一つ心に留めておいて暮らしていたようだ。私が送った20代はかなり軽くて速いスピードで通り過ぎた。ガンジェは家族や様々な状況の中で、痛ましい事情が生じ、もちろん私が送ってきた20代とは違っていた為に簡単に話して軽く考えるわけにはない人物だった。私とは少し違うそんな地点が魅力で近付いた。20代のガンジェが30代、40代と年を重ねるほど、そのような姿がガンジェにもっと現れるようだ。
Q.劇中で“ガンジェ”は人生で他の人達と少し外れた人生を生きたが、それでも尚、幸せについて悩んで渇望する青春だ。キャラクターを演じながら、特別に準備したり、重点をおいた部分があれば?
▶ 事実ガンジェのようなキャラクターは周囲でよく見掛けるキャラクターではない。そして分析しながら"私がガンジェだったらそのような選択をしなかっただろう"という考えが先に浮かんだことも事実である。しかし、寧ろそのようなガンジェのキャラクターと人生が視聴者の皆さんに人生についての質問を投げられる点があると考えた。ドラマの中でガンジェは、ガンジェの過去から現在の感情を話し、その中でガンジェがお金を追うことのみが人生の全てではないということを知っていき、人と関係の大切さも感じ始めた。ガンジェの職業や人生を美化させたい考えはなかった。ただ、ガンジェが多くのものを新たに悟り、自我が訪れて、世の中とコミュニケーションを取る過程を視聴者の方々によく伝えて共感できるように重点を置いて研究してキャラクターを作っていった。
Q.ホジノ監督のドラマ制作だと放送前から話題だった。ホジノ監督の『人間失格』に初めて接した時どんな感じがし、どのような魅力に惹かれて出演を決定するようになったのか?
▶ 監督の全ての作品を見ながら長年のファンだった。初めてシナリオを受け取ってみてホジノ監督が最も上手に出来る話だと思った。人間の感情や人物が表現する場面を繊細な視線で盛り込むため、作品のテーマに共感を加える演出をされる方だと思った。そんな監督がキムジへ作家の文に会ってそれで作品を選択して監督の演出下に良いキャラクターを演じることができて良かった。
Q.普段作品放映前後で視聴者の反応をモニタリングする方ですか?記憶に残るコメントや周辺の方々の反応があれば?
▶ モニタリングたくさんする方ではないが、たまに見て、批判も受け入れて称賛を聞いて力を得た。いろんな反応の中で"このようなドラマもなくてはならないのではないか"という話が良かった。ドラマを作りながらドラマの問題点を理解し、様々な心配を抱いたまま押し進めた。このような話を待っている方にはオアシスのような作品になっていないかと思う。展開が早いとか事件が多いわけではないが、人間失格では人物達の叙事をゆっくりと追いながら生と死について考えてみて、文字通り人間に対する理解をしてみることができる作品で、また別の余韻を感じることができると思った。
Q.チョンドヨン先輩との呼吸はどうだったか?
▶ チョンドヨン先輩と一緒にするすべての瞬間が楽しかった。 チョンドヨン俳優は他の俳優達が一緒に作業したい同僚であるが、そのような俳優と演技しながらたくさん学び、感じて経験し、そのすべての瞬間が良い栄養素、刺激になってよかった。 特にドヨン先輩と撮影する日は、そうでない日よりもときめく心で現場に出た。
Q.『人間失格』で一番記憶に残った撮影は?
▶ 屋上でブジョンにまた会ってガンジェと初めて長い話を交わしたシーンだ。 ドヨン先輩と屋上でパンを食べながら、いろいろ話した場面が記憶が残る。 何度も撮影したのに気に入るシーンが出てきて、その当時撮影をしながらも良いシーンが出てきそうだと確信していた。 その場面を演じながら現場で呼吸があまりにもよく合い、先輩と共にしたシーンを完成していった感じがした。 特にその日の天気が寒くて苦労もたくさんしたが、すべてのものに打ち勝つほど良かった。
Q.ブジョンと偶然な出会いから運命的に惹かれていく関係の変化の中でガンジェは内面の成長を遂げたと考えられます。リュジュンヨル俳優にガンジェの結末はどのような意味で近付いてきたか?
▶ 最後のエンディングシーンが特に記憶に残る。 ドヨン先輩とも"ガンジェとブジョンがこうしただろう"程度にだけ話して現場で一緒にシーンを作っていった。 呼吸がとても良かったし、その中でガンジェを見つめるドヨン先輩の目つきや表情を忘れられない。 私を見て笑う姿がガンジェを、ジュンヨルに向けた複合的な感情が込められた笑いだったと思った。 長く記憶に残るようだ。
Q. 昨日最後の場面で二人の目つきで慰労と共感をたくさん得たが、結末についてどう思うか。
▶ 個人的にサッドエンディングを望んで撮影をしたがガンジェとブジョンいずれもハッピーなエンディングを迎えたようだ。悲しくはあるがサッドの悲しみではなく"私たちはよく締めくくってお互いによく過ごそう"という感情が込められたエンディングだったのでハッピーエンドだと思う。
Q.最後にドラマを愛聴した視聴者たちに一言を言うならば?そして、今後の活動計画は?
▶ 「共感してくださって感謝する」という言葉を伝えたい。共感だけでこのドラマの目的は果たしたと思う。私は現在、映画『フクロウ』撮影中であり、映画『エイリアン』で観客らにお会いするようだ。
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※以下、11月4日にUPされました
【iQIYI】からの独占インタビュー記事です。
大変興味深く面白い記事になっていますので、
ジュニョリの記事だけでなく、
チョンドヨンさんのインタビューも是非お楽しみ下さい。
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以下、動画画面左上に表示されていますアイコンが
【iQIYI】の場合は画面右下の設定から字幕をクリックし、
次に自動翻訳をクリックすると
表示言語選択画面が現れますので、
一番下までスクロールして“日本語”をクリックすれば
日本語字幕が表示されます。
必要な方は是非ご利用ください。
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『人間失格』アーカイブ
第1~3話はこちら👇から。
※4話以降は有料になります。
5.本ウインドウの音声と重なるので、
素早く本ウインドウに戻り再生ボタンを停止して
日本語字幕ウインドウへ戻って本格視聴
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ここからは、個人的な最終所感と
『人間失格』簡単感想シリーズ最後のご挨拶です。
『人間失格』が最終回を迎えて
あっという間に二週間が経過しました。
光陰矢の如し。
時間が流れるのは本当に早いです。
読者様の中にはガンジェロスに悩む方も
いらっしゃるかも知れませんが、
私個人はガンジェのことはすっかり消化済みで、
ドラマが終わった瞬間から
新たなジュニョリの次の活動を楽しみに待つばかりです。
ところが、私、実は別の意味で
『人間失格』ロスに悩まされておりまして、
これは過言でも話を盛っているわけでもなく、
この二週間、現実には存在しない
ブジョンを思い出さない日はないってくらい
ずーっとずーっと彼女のことが頭から離れません。
ブジョンの半生と
『人間失格』の中にいた彼女の気持ちを顧みる毎日に、
もうね、可能ならばブジョンと差しで話がしたい。
本気で架空人物との対話を渇望している自分に驚きです。
まあ、そのお陰で、
現在視聴中のドラマのセリフに異常に共感できたり、
最近鑑賞してきた映画に対しても
支払った料金の10倍以上もの感動を得られたりで、
逆にブジョンには
感謝しなくちゃならないのかも知れませんが・・・。
下手すれば、もう病気の域です。
ところで、ブジョンが自死を選択するほど
追い込まれた根本的な理由とは一体何だったのでしょうか?
職場を追われ仕事を失ったこと?
流産したこと?
初恋を忘れられずにいた夫から
その相手と連絡を取っていたと告白されたこと?
しかしながら、職場を追われた理由もイマイチ曖昧で、
なんならアランや会社を相手取って
民事措置も取れそうな内容でしたよね?
つか、ブジョン自身翻訳能力も文才も兼ね備えていながら、
それを活かした就活先だって人脈だって
40歳にもなればありそうなもので。
更に言えば、最後後輩は独立までしていたのに、
キャリアあるブジョンに
その選択は無理だったのでしょうか?
流産についても稽留流産(けいりゅうりゅうざん)って、
担当医師も的確に説明していましたが、
原因としては赤ちゃん自体の染色体等の異常だと考えられ、
受精の瞬間に“流産の運命”が決まることが
殆どだと言われているものです。
概ね妊娠初期の仕事や運動などが原因での流産ではありません。
で、問題は夫のジョンスがどの時点で
ブジョンにプラトニック不倫を告白したかなんですが、
まさか、バカじゃない限り流産発覚直後とは考え難く
希望的観測からブジョンの妊娠が判明して
父親になる自覚を持つ為の戒め的
(ジョンスが自分自身を諌める為の)告白であって欲しいと、
でなきゃ、ブジョンが流産した日にちなんて
普通覚えていませんよ。
それに、あくまでもプラトニック不倫で
ギョンウンとの体の関係は
一貫して一度もなかったわけです。
そもそもブジョンとジョンスは何婚なんでしょう?
恋愛?見合い?紹介?
ジョンスってそんなに悪い夫に見えました?
確かに優柔不断なところはあるけれど、
プラトニック不倫のことは深く反省していたし、
母親(ミンジャ)にも
義理の父親(チャンスク)にも気遣いを忘れず、
定職もあって
暴力を振るうわけでもない、
ギャンブルに現を抜かすわけでもなく、
大きな借金を抱えているわけでもない。
母親(ミンジャ)を大切にしたり
優先するのが気に食わなかったのでしょうか?
でも、ブジョン自身だって
父親のチャンスクにとても優しい一人娘だったじゃないですか?
義母のミンジャもその甲斐甲斐しい親子(父娘)の姿を見て
お嫁さんにしたいって思ったって言ってたじゃないですか?
なんならミンジャは
ブジョンに優しくしてもらいたがってましたよね?
ミンジャを毛嫌いしてたのはブジョンの方に見えましたけど?
何もかも全部全部、ブジョンが自分の殻に閉じこもらず
心掛けややり方次第で
好転することばかりに見えたのは私だけでしょうか?
この👆7コマを
本気でブジョンに伝えたい。
40にもなるええ大人が一人でいじけて、
自殺サイトに登録して自殺仲間を募ったり、
13も年下男性の顔を触って誘惑してる場合やないよ。
いや、マジで
ほんまにもっとしっかりせんと
アカンで。
なーんて説教したら、
またまた自分の殻に閉じこもって、いじけて、
「私は何にも悪くない」とメソメソ泣いてそうですよね。
それか、反撃の意味で
私の悪口をネットに書き込むか…。
“三つ子の魂百まで”とはこの事です。
だから、周囲のみんなが腫れ物に触るような感じになって
相手をしなくなるから
更に自分の中の虚無感が大きくなるのです。
ということで、『人間失格』簡単感想シリーズ、
番宣情報も含め約3ヶ月間お付き合いいただきまして、
誠にどうもありがとうございました。
読者の皆様への感謝の気持ちは尽きることがありません。
また、日本語字幕が付いて
この『人間失格』が正式配信されることになりましたら、
これまでの感想も
ここでの最終所感も一変するかも知れませんので、
できればそれを願って
一日でも早くここ日本で『人間失格』が観られることを願い、
楽しみにしています。
次にジュニョリに会えるのはいつでしょうかね?
映画『エイリアン』の広報活動でしょうか?
その時はまた微力ながら
情報コレクトしていきたいと思っていますので、
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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『人間失格』オフィシャルサイト
相関図
オフィシャルサイトにも
各話の素敵画像が完全に出揃ったようなので、
是非ともアクセスしてみて下さい