まずは、全然関係ないんですけど、
第2話のキャストメンバーの余談を。
この👆3人って全員、
NHK大河『青天を衝け』のキャスト
だったんですね?
村川絵梨さんは渋沢栄一の姉なか役で、
藤原君は水戸藩徳川斉昭の側近
藤田東湖の息子小四郎役で、
そして、
町田君は新選組副長 土方歳三役で。
この偶然、
個人的には大興奮もので
今年のNHK大河は
食い入るようにガン観しちゃってます!
そもそも、内容が既に面白いですしね。
【にしぼし】2話の撮影中、
もし、3人でちょこっと休憩があったなら
大河の進捗状況とか
吉沢君の話とか出たりしたかな?
(妄想妄想)
で、
今週の『監察医 朝顔』は、
またもや、藤原君の出番が多くて、
それも、パラ(ヘア)キャップ無しの
ステキ鑑識スタイルだったのに加え、
セリフもたくさんあって、
めちゃカッコ良くて超感激しちゃいました
これ、絶対に【にしぼし】の影響も
少なからずあると思います
いや、マジで。
フジテレビさん、本当にありがとう!
閑話休題。
さて、『西荻窪 三ツ星洋酒堂』
感動の第3話、
第1話に続いてモラルさんの脚本で
本当に良かったです。
そもそも、第1・3話は原作コミックに基づいた脚本で、
第2話はドラマオリジナルだったようなんですが、
それでもね、第2話を担当された谷賢一さんは、
多分、原作コミックには目を通さず執筆されたであろう
杜撰なシナリオだったので、
たとえピンチヒッターだったとしても、
もう少し丁寧なお仕事をお願いしたかったです
では、本日も順を追って取りこぼしのないように
つか、《三ツ星洋酒堂》って、
何時のオープンなんでしょうね?
クローズは第1話のラストだと明け方4時ぐらいかな?って
判断したんですけど、
コートの季節でこの日の陰り、
夕方4時くらいでしょうか?
12時間も開けてるBARって
あんまり聞いたことないですが・・・笑
うん、相変わらず本日もイケメンです!
で、
ハイ、和木様のおっしゃる通りで、
私、その考え方に大共感大賛同でございます。
和木さんと結婚してたら、私の結婚生活、
きっとめちゃくちゃ上手くいってたことでしょう
そして、石黒様は私の主人と結婚したら、
おしどり夫婦になれそうで・・・
確かに、恋はね
見つめ合い向かい合わせでもいいんですよ。
でも、愛(=結婚生活)は横並びじゃないと、
個人的にはすごく苦しかったです。
だって、相手が向かい合わせにいると、
自分が前進したくても、それを阻んで
ことごとく邪魔してくるわけですから笑
実に長い前振りでしたが、
雨宮君はこのあと知るのです。
思い出は作っていくものではなく、
培われていくものだと・・・。
そして、ここからも
長い前振りの続きは続きます
正反対の二人。
だけど、考え辿り着くところは
ちょっと似ていて、
これぞ正に、
ケンカするほど仲がいい
閑話休題2。
ところで、この時の雨宮は
何の為に店の外へ出て来たんでしょうね?
隣の古本屋の和木さんから頼まれた
花屋の石黒さんの誕生日パーティーが
石黒さんの都合で中止になって、
掛け看板をcloseに替えようとしたのか?
つか、定休日のサプライズパーティーなのに
貸し切りではなかったんですね?
せっかく出勤するなら営業日として振り替えたけど、
結局パーティーが中止になったんで、
やっぱり看板にして帰宅の準備をしていたのか・・・?
第3話の町田君の所作も大変美しく
そんな中、ちょっとしたハプニングに見舞われ、
ケンカ擦れ擦れのトリオ漫才を
間髪を入れずに繰り広げる中内、小林、雨宮。
その3人のやり取りを見て、
それまで神妙な面持ちだった権藤がぷっと吹き出します。
「正反対だからこそ、うまくやれたのかも」ですか・・・?
私の結婚生活は、正反対だからこそ、
めちゃくちゃしんどかったです。
そういうことなんです、涼一朗お坊ちゃま。
思い出とは、わざわざ作り出すものではなく、
勝手に育まれていくものなんです。
可能ならば、
本当にこの缶詰が全てなくなるまで
ゲストを呼び続けて、
“徹子の部屋”を目指して欲しかったです。
たった6話で終了なんて・・・
ここで、私、咽び泣き
3話の放送直後の感想でも触れたのですが、
今回の【にしぼし】の内容は
2月15日(月)テレ東で放送された
福士蒼汰君主演の『神様のカルテ』第一夜と
偶然にも似たケーキ菓子に纏わるエピソードシーンがあったことから、
個人的には更に深い感動を呼んだというのがあります。
『神様のカルテ』第一夜を観てない方には
なんのこっちゃ意味が分からないと思いますが、
お時間が許せば少しだけお付き合い下さい。
風吹ジュンさん演じる末期がん患者の安曇さんは、
早くに夫を亡くし子供も無く
残り僅かな寂しい余生を病院で送る中で
最後の願いは2つ。
“北アルプスの絶景を見たい”ことと
もう一つは、亡き夫との思い出の
“文明堂のカステラをもう一度食べたい”ことだったのですが、
安曇さんは一止先生と看護スタッフの計らいで
この2つの願いを叶え
「最後の最後にこんな幸せな時間があったなんて。
人生というものは分からないものですね。」
と涙ながらに感謝を告げ、静かにこの世を去ります。
一方、【にしぼし】3話の近藤芳正さん演じる権藤司の妻由紀子は、
司の買ってきてくれたチョコレートケーキを
一口も嚥下できずに他界してしまいます。
妻の為に、いや、それこそ自分の自己満足の為に、
長年連れ添った妻の好きなものを
一度くらいは共有しておきたかった司の思いは無念に終わり、
病室の妻のベッドの隣で一人食べる妻の好物は、
もしかしたら、ほろ苦さの中に
しょっぱい涙の味も加味されていたかも知れません。
「悲しかった。」
「死んでしまった日よりも、ずっと。」
あまりにも対象的過ぎる二つの物語に
私も深く考えさせられました。
相手と共有した素敵な一瞬を反芻する余生でありたいか、
それとも、後悔に苛まれたくなくて悪あがきをする余生か・・・。
しかしながら、長きにわたり積み重ね
培われた一瞬一瞬というのは、
決して悲しいものばかりではありません。