https://twitter.com/Cinemart_Osaka/status/1177944791167799297
左側、長身スタイル抜群☝ライカお面のssongfaaさん💛
この度も当記事を作成するにあたり、
多大なご協力をいただきました。
本当にどうもありがとうございました(最敬礼)
☝パンフレットも読み応え十分ですので、
映画の余韻が残った方には大変おススメです。
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えーっと、まずですね、
この記事をサラッと流される方にはあまり関係ないのですが、
熟読して下さる方の為に関係資料をここで紹介しておきます。
https://twitter.com/ai_harari/status/1182848037934133249
https://fusetter.com/tw/mfxD7#all
上記翻訳記事の該当VLIVE動画は☟こちらから。
https://www.vlive.tv/video/75771
https://twitter.com/cinematoday/status/1182995840232644608
『毒戦』リュ・ジュンヨル、撮影後チョ・ジヌンと交わした熱い抱擁
『毒戦 BELIEVER』でラク役を務めたリュ・ジュンヨルが、日本公開に際しメールインタビューに応じ、ウォノ刑事役のチョ・ジヌンとの抱擁エピソードをはじめとする撮影裏話を明かした。
リュ・ジュンヨルの存在感!『毒戦 BELIEVER』フォトギャラリー
ジョニー・トー監督の『ドラッグ・ウォー 毒戦』(2012)を韓国でリメイクした本作。姿なき麻薬王を執拗に追い続ける麻薬取締官のウォノ刑事(チョ・ジヌン)が、組織に見捨てられた青年ラク(ジュンヨル)と手を組んで大胆かつ危険極まりない潜入捜査に挑む姿を描き出す。
無表情で口数も少なく、どこか虚無感を放つラク。一見同じような表情に見えるが、その内に複雑な感情を抱えたこのキャラクターを完璧に体現してみせたジュンヨルは、演じる上で繊細な感情表現にやりがいを覚えたという。
「無表情なラクの内面に渦巻いている感情は何だろうかという部分に悩んで演技することにやりがいを感じていました。『感情がうまく表現できないな』と思った時は必ずNGが出ていたし、『上手くできたかも』と思った時には、監督もOKをしてくれました。チョ・ジヌンさんもOKの時はうなずいてくださったので、嬉しかったですね」
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誰ひとり素性を知らない麻薬王のイ先生を追いかけるウォノと、組織に見捨てられたラク。物語はこの二人の出会いから大きく動き出すが、ジュンヨルは二人の関係を「ラクはとても孤独で空虚なキャラクターです。ですので、自分自身を探していく中でチョ・ジヌンさん演じるウォノに心惹かれていったのだと思います」と説明する。
「ラクのことを一番に理解し、ラクのそばに最も近い存在がウォノなんです。ラクは『私は誰だ?』という答えを生涯追い求めていました。突然空から落ちてきたように現れて、自分が誰であるかも分からない母親の下で育ったので、自分がどういう存在なのか知りたかったんです。恐らくウォノの手を握った理由もそのためだったと思います。ラクは、イ先生を追い求めるウォノを見て『この人なら本当の自分を見つけてくれそうだ』と感じたのでしょう」
ウォノ役のチョ・ジヌンとは、最後の撮影シーンを終えた後、引き寄せられるように抱擁をした。「『お疲れ様』という単純な抱擁ではなく、ラクとウォノのお互いの感情に決着を着けようという気持ちでした。抱擁した後、ラクというキャラクターのことが分かったような気持ちになったんです。あの時のことは忘れられません」としみじみと振り返る。
さらに、ラクというキャラクターを演じて“役から抜け出せない”という経験を初めてすることになった。これまで「俳優の皆さんがよくおっしゃる『演技以外の時間もその役から抜け出せない』という感覚に共感することができなかった」というジュンヨルだが、本作では撮影中常に感情移入していたためラクから抜け出せなくなることがあったそう。「わけもなく憂鬱で孤独で空虚さを感じていました。現場でキャストやスタッフの皆さんと冗談を言いながら、笑ったり騒いだりしていたのに、ふと背を向けた瞬間に苦々しい気持ちが胸に湧き上がって来たり……。こんな経験をしたのは初めてでした」
そうした状態にあったジュンヨルの癒やしとなったのは、同時に撮影を行っていた『リトル・フォレスト 春夏秋冬』の現場だった。「『リトル・フォレスト』の現場では度々『一体向こうでどんなひどいことをされてるの?!』と尋ねられました(笑)」とお茶目に当時のことを述懐するジュンヨルは、「私が癒しを求めに現場に来ていたことが、にじみ出ていたようです(笑)」と続ける。
「実は堅実に役を作り上げるタイプなのですが、素直に演技することの大切さを知りました。学び多き現場でした」と本作で俳優として新たな気付きを得たジュンヨル。その経験を経て、今後さらに進化した姿をスクリーンで見せてくれるだろう。
(編集部・吉田唯)
https://www.cinematoday.jp/news/N0111618
https://twitter.com/ai_harari/status/1182549789767946240
https://fusetter.com/tw/NfvgX#all
※こちらは☟ssongfaaさんからの情報提供です。
[독전:확장판] 마지막 총성
[毒戦:拡張版] 最後の銃声
2018/09/10 に公開 명장면영화
https://www.youtube.com/watch?v=lTJvtLG6mnI
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※以下、超ネタバレ検証&感想となっておりますので、
韓国映画『毒戦 BELIEVER』未鑑賞の方はご注意下さい。
先日、韓国映画『毒戦 BELIEVER』を鑑賞して2回目までは、鑑賞前の思惑とは裏腹に「この映画、ネタバレ記事は厳禁だな・・・。」と誓っていたのですが、昨日、ssongfaaさんから教えていただいたジュニョリのビハインドコメントを改めて熟読していく内に、ジュニョリがラクを演じる上で解釈していた物語と私の解釈にあまりにも大きな隔たりがあり、ssongfaaさんは「観た人がそれぞれに感じて推測して、それでいいんだと思います。正解はなくて。」と優しく慰めて下さったのですが、私自身がその隔たりを記録しておきたくてこの記事を作成するに至りました。
結論から言うと、私は、ラクはウォノを利用し、ウォノがラクを愛し(信じ)過ぎたと解釈していたんです。
無論、ラクがウォノ愛してなかったとは言いません。
麻薬組織の支配者でありながら薬をやった事も人を殺めた事もないラクが、自ら手を汚してまで狂人ハリム(キム・ジュヒョク)からウォノの守ったのは間違いなく愛だったのでしょう。
ただ、私、この☝シーンがなければ、最後までラクの愛には気付かなかったかも・・・。
ラクって本当に無口無表情で何を考えているのか全く分からない、言い換えれば、寡黙で頭が最高にキレる強者だと捉えていたので、鑑賞1度目は、この☝シーンですらウォノから更なる信頼を得る為のラクの策略なのではと疑ったのですが、2度目に観た時にラクの表情に少し照れが入って可愛く見えたので、やはりここはラクも相当ウォノに懐いているんだなと考え直した次第です。
ラクがウォノと手を組む決定的なきかっけは、麻薬製造工場の爆破事件で犠牲となったラクの愛犬(ライカ)の見るも無残な姿でした。
ウォノは、ライカが手術を施さなければ助からない事、しかしながら、手術後助かっても吠えることは二度とできない事を告げます。
そして、(ライカをここまで酷い目に合わせた)麻薬組織の支配者イ先生は悪魔だとラクを煽るのです。
もしかしたら、この時点で既にラクは工場爆破事件の犯人を把握してたかもですが、「(正体不明の)イ先生を必ず捕まえる。」といきり立つウォノのお手並み拝見がてら、そのウォノを利用して爆破犯に容易に近づき、同時に爆破犯への復讐を瞬時に画策したんだと私は解釈しました。
そして、「ウォノが国籍も性別も年齢も分からない正体不明の僕を捕まえてくれるのなら、それはそれで面白そうだ。」と勝手に心のセリフを付け加えたのは鑑賞2回目のこと。
とにかく、ラクがウォノを失いたくなくて取る行動や言葉の全てが本心(愛)なのかフェイク(利用)なのかが全然分からなかったんです。
なので、ssongfaaさんから、ラクの初恋がウォノだったいうエピソードを聞いた時は確かに驚きましたが、それでも納得はできました。
ですが、初動の時点で
>人生において、自分自身が誰か(という謎)を解いてくれる、答えをくれる人がいるならこの人ではないかと考えた。
という気持ちを読み取るには、この映画を何度観ても無理があるかと思うのは私だけでしょうか?
ただ、反対にチョ・ジヌンssi扮するウォノについては、ラクへの愛をもの凄く感じました。
信じてはいけない、常に疑ってこいつ(ラク)と接しなければならないと必死で自分に言い聞かせるのに全くコントロールが効かず、どんどんラクを信用し信頼していく姿に観ているこっちがハラハラするという。
だからこそ、ラストのウォノの虚無感とやるせなさいっぱいの涙目の表情に胸が引き裂かれたわけですが。
最後にウォノは尋ねます。
「幸せな時はあったか?」と。
その質問にラクは無言で答えます。
それは、あなたと一緒にいた時だったと。
この答えをラクの表情から読み取ったウォノの虚しさが多少報われたのなら嬉しいのですが、反対に「最後まで俺をバカにするんだな。」と感じたなら悲しい限りです。
最後に、銃声音だけで終わるオリジナル版と後々編集し直された拡張版(毒戦:エクステンディッドカット/독전: 익스텐디드 컷 本国2018/7/18劇場公開)なら、私はオリジナル版の方が断然良かったです。
術後、回復するも声を失い吠えられなくなったライカと銃声音の聞こえない聾唖(ろうあ)姉弟がそれに気付かず戯れながらエンドロールを迎える流れがとてもシュールで物悲しく、更なる虚無感を誘う雰囲気が私にはツボでした。
あと、ラクが『リトル・フォレスト』のチェハの裏返し、チェハが陽ならラクは陰、全然違うキャラクターなのになんとなく共通項があるように見えたのは満更間違いではなかったようで、やっぱり同時期撮影は極力避けていただきたいと思った次第です(笑)
完
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ssongfaaさんからも
『毒戦 BELIEVER』の感想が届いています
銃声については拡張版を観るとあーそういう結末なのかとなりますが、あれって監督は本編制作時からその結末を持って撮影したってことなんでしょうかね?
それとも本編は観客のご想像にお任せします。拡張版ではこういう結末を持ってきましたよ。なのか。
耳の聞こえない姉弟と吠えられない犬のこと聞いて衝撃でした。姉弟の耳のことは気づいていましたが、ライカが吠えられないということはつながっていませんでした。
毒戦本当に面白かったですよねー
俳優陣みんな良かったです。全員役が立っていてカッコよく作ったなぁと思います。あ、キムソンリョンさんだけ別にでした。笑
映画では騙し騙されがありますが、信頼とか情とか切なさとか、やるせなさとか。なんか色んな感情が湧き余韻が残りました。
私スリル系とか過激すぎるのちょっと苦手なのですが、家で見て免疫できていたからそれも大丈夫だったし。
ジュニョリ、これからも色んな演技見せてくれると思いますが、毒戦は特別な代表作になりそうな…魅了されました♡
そうそう、今回字幕ありで見て私が気になったのは韓国語ではラクがウォノに「私がいなければ何もできないじゃないですか」と言ったのに「私が必要では」と訳されたこと。
後から出てくる「私が必要ですよね」は韓国語もそう言っていましたが。
後からこのセリフ出てくることを踏まえてあえて同じにしたのかな。
麻薬を作る塩田のビニールハウスみたいなところで二人がお互いにタバコの煙を吹きかけるシーン、そういえば監督が「なんとなくこのシーン入れたかっただけ」と言ったこと思い出したりしました。普段タバコを吸わないジュニョリ、本当は嫌じゃなかったのかなとか。笑
随分前にyoutubeで「毒戦はすごく面白かったけど2回見ると、ラク=イ先生とわかる。(1回見て知っているからというわけではなくて)それが惜しい」というようなことを見たんですが、ジュニョリの話を聞いているとどんでん返しは重要視していなかったから、それでよかったんですよね。
素敵なご感想、本当にどうもありがとうございました
ということで、『毒戦 BELIEVER』を鑑賞された読者さんで、
もし、感想をブログ記事しても良いよ、構わないよという
奇特な方がいらっしゃれば是非メッセージを下さい。
皆さんの感想が
韓国映画『毒戦 BELIEVER』の広報活動となり、
ジュニョリ来日の一歩にも繋がります。
皆さんのご協力、心よりお待ちしています
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注目の俳優リュ・ジュンヨル“過去”に迫る『毒戦』本編映像
2019/09/26 に公開 cinemacafenet
https://www.youtube.com/watch?v=yKKGWMEGHc0