限定
https://twitter.com/Cinemart_Osaka/status/1128986083117551616
『リトル・フォレスト 春夏秋冬』パンフレット。
料理家のなかしましほさん監修による13品のお料理のレシピとコラム。
監督&キム・テリのインタビューなど盛りだくさん。
価格は800円。
https://twitter.com/LittleForest09/status/1128266691996053505
(☝動画です。別ウインドウでアクセスします。)
キム・テリ主演『リトル・フォレスト 春夏秋冬』公開中!
2019/02/07 に公開 Klockworx VOD
https://www.youtube.com/watch?v=4oyaaTwtYbM
【公式HP】
※☟別ウインドウでアクセスします。
klockworx-asia.com/little-forest/
上映シアター情報
映画館が増えました
http://klockworx-asia.com/little-forest/theater.html
都道府県 | 劇場 | 公開日 | |
山形 | MOVIE ON やまがた | 6/28~7/11 | |
宮城 | チネ・ラヴィータ | 6/28~7/11 | |
東京 | シネマート新宿 | 5/17 | |
東京 | ヒューマントラストシネマ渋谷 | 5/17 | |
東京 | 立川シネマシティ | 5/17 | |
神奈川 | 川崎チネチッタ | 5/17 | |
神奈川 | 横浜シネマ・ジャック&ベティ | 6/29~7/12 | |
群馬 | シネマテークたかさき | 順次公開 | |
栃木 | 小山シネマロブレ | 9/7~9/20 | |
愛知 | ミッドランドスクエア シネマ | 5/17 | |
大阪 | シネマート心斎橋 | 5/17 | |
三重 | 伊勢進富座 | 6/29~7/12 | |
京都 | 出町座 | 順次公開 |
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マッコリもなかなか美味しかったですし、
パンフレットも読みごたえ十分でした
この日は2回上映で2回とも鑑賞
映画『リトル・フォレスト 春夏秋冬』、
観てきました!
そして、私個人の評価はなんと☆5つ。
ということで、以下、
ネタバレ感想となっていますので、
これからこの映画を鑑賞予定の方は、
ここでウインドウを閉じていただきますよう、
よろしくお願いします。
原作の漫画にも日本版の映画にも
全く目を通すことなく鑑賞した
韓国版『リトル・フォレスト 春夏秋冬』。
上映時間は103分で、
内40分以上は泣いていたと思います。
もちろん、嗚咽や号泣の類ではなく、
そうかと言って感涙とも違うような、
とにかく、無意識のうちに
涙が止め処なく流れてくるんですよ。
疲弊した心が洗われて、
すすぎの水だったんでしょうかね?
で、一番泣けたのが、
へウォンの心無い言葉を引き金にして
へウォンの母親が家を出ることを決心し、
へウォンに宛てた置き手紙を書くシーン。
もうね、被りまくりました、今の私の心に。
大学受験をきっかけに
へウォンが田舎を出ようとする姿を見て
へウォンの母親は、
自分のこれからの人生を考えましたが、
あれって、もし、へウォンが
ウンスク同様田舎に残る人生を選択していたなら、
子育て終了後の自分の人生について考えを巡らせることなく
ずっとへウォンのそばで暮らしていたのでしょうか?
私も来年3月に完全に子育てを終了します。
幸い、私自身天職に恵まれたこともあって、
旦那や子供達に捧げる人生は
もうお腹一杯かなって思っています。
それは、けして離別するという意味ではなく、
家族4人全員が誰に依存することなく
相手を尊重し合いながら自立した生活を送る
第2・第3の人生というのを私は望んでいて、
40代も終盤戦に入り老いていく身体に
メンテナンスが必要になるまでの残りの時間を
誰に気兼ねすることなく自由に生きてみたいと、
私にもへウォンの母親のような勇気が欲しいと
心の底から思いました。
もし、誰に気兼ねすることなく
自由に自分の人生を生きられるなら
まず一番にしたいことは一人暮らし。
つか、子供達が家を出てくれるなら、
1位はキューバ旅行2週間
で、メンテナンスが必要になる日がきたら、
また、互いにリトル・フォレストに戻って、
自立し尊重し合いながら支え合って最期を迎える。
こんなのって夢のまた夢でしょうかね?
閑話休題、
四季折々の映像美、噂通り素晴らしかったです。
カット割りも含めてストーリー展開のテンポも良く、
観客側に投げかけられたテーマも意外にヘビーで、
また、単独主演俳優のキム・テリssiが
ストーリーの90%以上を牽引していたこともあって
『돈(お金)』と重なるものがありました。
リュ・ジュニョルの『돈(お金)』、
キム・テリの『リトル・フォレスト 春夏秋冬』、
一見異なるカテゴリの作品に思えますが、
掘り下げて見れば根底にあるものは同一な気がしたのは
両方とも監督が女性だったからかも知れません。
【料理】という素材を媒体にして母親との記憶や
友達との関係を紡いでいくこの映画のレビューを読むと
「美味しそうで食べたくなった」という書き込みが大多数で、
無論、私もそうなのですが、
それと同時に料理自体がしたくなり、
帰宅後、久々にウキウキした気分で料理を作りました。
あと、ホッとしたのがキム・テリssiの食べ方。
口いっぱい頬張ったり、
くちゃくちゃ音を立てたりすることもなく、
品よく綺麗に、そして、とても美味しそうに
食べていたのが好印象で良かったです。
キム・テリssi演じるへウォンは
コンビニでアルバイトをしながら
教員を目指していたのですが、
韓国の教員採用試験制度のシステムって
どうなっているのでしょうね?
日本なら一般的には大学在学中に教職過程を履修し
免許取得見込みで希望する自治体、
もしくは私学の採用試験に挑み、
それがダメでも、一旦講師登録をして非常勤講師をしながら
再度採用試験に挑戦するという
なかなか夢を諦めきれない環境が整っているのですが、
韓国の場合はもっと過酷な現実があるのでしょうか?
つか、今思いましたが、
原作はその辺のところをどう描いていたんでしょう?
そもそも、主人公達の年齢設定は幾つなんだ?
26歳以上なら、確かに私もへウォンと同じ行動を取って、
チェハと結婚し果樹園経営を手伝うことを切望しそうです
最後にジュニョリの話を。
大好きです、チェハ ←
ジュニョリの演技が上手いのは言うまでもありませんが、
日本語訳を理解して視聴・鑑賞した作品のキャラの中で
一番タイプの男性でした
さりげなく優しくて気が利いて、
子供染みたところもなく、
物事の道理に一本筋が通っていて、
手厳しいこともちゃんと言葉にして伝えてくれて。
どのシーンもカッコ可愛くて、
その上、チェハのセリフってどれも心に染み入るんです。
あそこまで完璧だともう癒しの域です
しかし、ジュニョリの演技って
いつからあんなに力が入るようになったんでしょうかね?
『毒戦』?、『ペンバン』?
この2作品は両方とも
日本語訳が分からないままの鑑賞なので
下手なことは言えませんが、
少なくとも『リトル・フォレスト』までは
『돈(お金)』のような力みはなく、
もっと自然体で演じているように感じたのですが
(まあ、キャラ的に力むような役柄ではありませんが)、
最近はどんどん自分を追い込んでるように見受けられて、
私なんかに心配されても有難迷惑なのは百も承知で、
それでも、自分が自分にかける重圧(プレッシャー)に
潰れてしまわないかと
『リトル・フォレスト』のチェハを見ながら
少し心配になりました。
ってくらい、
『リトル・フォレスト』のジュニョリは
素朴で自然体で素敵でした💛
また、もし良かったらですが、
皆さんのネタバレ感想も
聞かせていただけると嬉しく思います。