『応答せよ1988』第4話、

今回もやっぱり泣かされましたえーん

テーマは、三つの角度から見る「お母さん」。

 

まずは、光州出身ソン・ドンイルの角度から。

孫と寝床をともにするドンイルの母。

この時はまだまだ元気そうで、

ドンイルの心配をよそに、

イルファが不要ゴミに出した重い花瓶を持ち帰ります。

これが、他界の暗示になろうとは露も思わないドンイル。

寧ろ、この先もずっと親孝行ができると

無意識に信じていたはずです。

そんな母親が急逝。

 

ドンイルを含め、通夜や葬儀の間、

母親を喪った実感が持てず平然を装う弟姉妹達。

しかしながら、アメリカから兄が戻った瞬間、

感情の全てが決壊します。

誰に?

そう、兄さんである長男に。

 

これくらいの年齢になると、

長男長女(第一子)に対する母親の想いや

長男長女の役割というものを皆理解していますから、

この瞬間、母親を喪ってしまった事実を飲み込まざるを得ません。

もう、たとえ親孝行したくても、

してあげられる母親はこの世にはいないのだと。

もう、二度と「母さん」に会うことはできないのだと。

 

 

一方、母親が朝から自分の為に作ってくれた

夕飯のお弁当をコインロッカーに預け、

まだ高校生のくせにポルノ映画を観に行こうとする

年頃の3人。

しかし、ドンリョンの父親で

生活指導主任の高校教師リュ・ジェミョンに

見つかってしまい、計画はおじゃんに。

ソヌの日頃の素行の良さに免じて、

とりあえずは解散になります。

ご存知の通りこの後、心無い先輩に絡まれ、また一悶着。

でも、それは別の機会に。

 

で、

ジョンファンの計らいで事なきを得、

帰宅するソヌ。

テレビを観ながらうたた寝をする母親の背中を見て、

夕飯のお弁当を食べていなかったことを

ハッと思い出します。

お母さんが生きていてさえくれれば、

それが錯覚だったとしても、

母親を喜ばせることはいくらでもできます。

お弁当を完食し、

そこに付け加えられる

「ありがとう」や「おいしかったよ」の一言が

どれだけ母親を幸せな気持ちにするのか

私も経験があるので、この演出は本当に上手いなと、

毎回、感涙してしまいます。

 

そして、双門洞に越してきた時には、

既に母親を喪っていたテク。

親孝行というものがなんなのかすら、

いや、その言葉の意味も分からない頃に

母親と別れなければならなかったテクの人生。

それは、テク以上に、

お母さんこそ無念だったに違いありません。

 

私も母親を喪ってもうすぐ8年になります。

でも、この8年、母を想わない日は

1日たりともありません。

信号がタイミング良く変わるだけで母を思い出し、

通勤前に降っていた雨が家を出る直前に止めば

母に感謝する。

子供達が受験に合格すれば

母のお陰だと遺影に手を合わせ、

私の作ったハンバーグを子供達が

「おいしい、おいしい、」と食べてくれれば、

私も母のハンバーグが恋しくなる。

母は毎日私の傍で、私を見守ってくれています。

 

そして、私もドンイルやテクと同じように、

もう二度と親孝行をすることはできません。

そして、それが、それだけが悔やまれる毎日を

送っています。

 

 

それでは、今日の最後は、

ドンリョンの一言に過剰反応するジョンファンで終わりますラブ

reply1988 취한 남자아이들, ′덕선이 요즘 귀엽지 않냐?′ 151107 EP.2  

チラ見えしてるジョンファンのお腹が可愛い💛チュー