おはようございます。りょうきです。
確かAnthony Storrの“Solitude”だったか。
I believe that each human being, in spite of sharing many characteristics with his fellows, is genetically endowed with a unique personality. Just as all living things grow, develop, and come to be whatever their inherited structure predetermines they shall be, so a man is urged on by forces of which he may be largely unconscious to express his own uniqueness, to be himself, and to realize his own personality. That it is genetic variation which is ultimately responsible for differences in personality seems certain, for, although what is inherited and how remains obscure, the differences are too wide to be accounted for by environment alone.
という文章があって。テキストにも使ったんですけど。
人間は性格において多くが共通していながらも、固有の性格というものが生まれながらにそれぞれに備わっていると私は信じている。すべての生き物は成長し、発達し、遺伝子構造に定められている状態にまでなる。同様に、人間は自分ではほぼ気づかない力に後押しされる形で、自らの個性を表現し、自分を確立し、自らの性格を見出すようになるのである。
結局のところ個性の違いを司るのは他でもなく遺伝上の違いであるというのは、確かなようだ。というのも、何がどのように遺伝子に組み込まれて遺伝しているのかはいまだにはっきりわかっていないものの、取り巻く環境だけでは納得のいく説明がつかないほど、性格の違いというのは多岐にわたっているからである。
という感じの意味です。
これ、完全にカルマ論でしょうね。私の目にはそうとしか見えない。
要するにね、あなたの外見というか肉体は、遺伝子でそういう設計になっている。
そしてあなたの性格というか中身もまた、遺伝子でそういう設計になっている。
例えば私は糖分で太りやすい体質ですが、それはうちの家系がそうだからです。
つまり糖尿病になりやすい。だから普通の人よりも糖分に気をつけないと。
糖分摂取に気をつけている限り、りょうきは糖尿病にはなりません。
同じ構図で、性格も作られていると。
例えば物心ついた時から女癖が悪いなら、そういう遺伝子を持っている。
それはひょっとしてその家系に伝わるものかもしれない。
だから普通の人よりもねーちゃんになびきやすい。浮気しやすい。
それならねーちゃんに気をつけないと。
気をつけている限り、ねーちゃんが原因で大失敗はしません。
そうすると、私の家系の二輪事故癖、中退癖も、そういう遺伝子か。
なら二輪に気をつける。普通よりも強く意識して、ちゃんと卒業する。
初期設定に甘んじない。自分の意思と気力で、初期設定に勝つ。
全ては遺伝子のせいだというのは短絡的すぎるけど。
でもね、あながち嘘ではないと思うんですよ。
遺伝子とかDNAとかゲノムとか、そういうのが解明される前に、お釈迦様をはじめ昔の偉い人はなんとなく気付いていた。
それを因縁果とかカルマという言葉で説明したんでしょう。
それらが現代になって、「遺伝子」という名前で科学で見えてきたんじゃないですかね。
もちろん、二輪事故遺伝子とかまだ見えないですよ。
そんなのあるかどうかもわからない。
でも、カルマの話は遺伝子の話と酷似しているのも事実なんです。
「うちは糖尿病家系なんです。だから甘いものは危ないんです」
「うちは浮気家系なんです。だからねーちゃんは危ないんです」
後者のダサさよ(笑)。でも大事です(笑)。
「色情因縁を持つ人間が、そういう因縁の土地に住んだから、色情因縁が発動した」とか。
要するに「浮気癖のある人が、ねーちゃんのお店が多い土地に住んだから、浮気した」です。
そして「その浮気癖は、その人の遺伝子がなぜかそういう風になっている」と。
こう考えると、簡単でしょう。
しかしどうしてそんなカルマ、つまり因縁、つまりタネを持って生まれてくるのか。
わかりませんねぇ。本当にわからない。これは考えても仕方ない。
でもね、持って生まれる機序が不明なら、ある世代で消える機序もあるんじゃないですかね。
だからね、できるだけ自分の代で消すことに努めるんです。そこに意味がある。
それはつまり先祖から託された仕事であり、自分の子孫への愛でもあり。
何よりも、自分の人生を自分の遺伝子に邪魔されるのは看過できん(笑)。
ということで、個人のカルマだろうが家系のカルマだろうが、「気づいて、頑張って消す」。
あるいは、「気づいて、少なくとも発動させない」。
蛇足ですが、こういうことならスピ系で流行りの「カルマの浄化ワーク」とかって疑問になります。
みんなでお祈りみたいなことをして、あるいはお金を払って誰かにエネルギーとやらをもらったりして、糖尿病体質とか中退癖が治る仕組みはない(笑)。
こう考えて生きるのも、立派に、そして上手に生きていくことだと思います。
だから、お釈迦様は「三世をよく見つめ、そして生きよ」と仰っていたのかなと。
神道でも「自分を、親を、先祖をよく見つめ、そして生きよ」と。
さて、私のカルマは他に何がある(笑)。
どうぞ良き週末を(^^)