「なぜ、こんな目に
あわなくてはいけなかったのか」

関係者からは悲痛な声が漏れた。


「不可解な点ばかりで、
今のままでは真相解明は難しい」

京都府警の幹部は焦りを募らせる。


〈AS容疑者(41)について〉


AS容疑者は浦和市(現さいたま市)で生まれた。

AS容疑者は、さいたま市の公立の小中学校に通っていた。知人らによると、小学校では柔道クラブに所属。70代女性は「会えばあいさつする程度で印象はない」と話す。

小学生の頃から学校を休みがちだったという。

中学の卒業アルバムの集合写真に姿はなく、不登校がちだったとの証言もある。クラスメートの男性は「名前は覚えているが、トラブルを起こした記憶もない」と話した。

埼玉県立高校の定時制に通いながら、1995年4月から3年間、非常勤職員として県文書課に勤務していた。

98年春に高校を卒業したとみられる。

1998年3月まで埼玉県の非常勤職員として働いたが、この数年後に父親が亡くなった頃から、生活が荒れ始めたという。

当時の上司は「トラブルはなく返事もてきぱきし、同僚とも和気あいあいとしていた」と振り返る。

その後、コンビニエンスストアで働くなどしたが、長続きはしなかった。派遣やコンビニのアルバイトなど転々としていた。

20代の頃に暮らしていた同県春日部市のアパートの大家だった女性は「おとなしく、引きこもり気味に見えた」と語る。

AS容疑者は、2010年ごろから約2年間住んだ茨城県常総市内の集合住宅でも住民との間でたびたび騒音トラブルを起こしていた。

12年から住宅の管理人を務める男性(70)によると、AS容疑者はハローワークの紹介で入居した。3DKの部屋に1人暮らしで、月約3万9000円の家賃やガス料金を滞納した。

男性が管理人になった後、近隣住民から何度も苦情が寄せられた。音楽を大音量で流したり、壁をたたいたりし、深夜に目覚まし時計を鳴らし続けたという。

男性が部屋に入ると、壁や窓はハンマーのようなもので壊された跡が残っていた。

退去後の室内は壁に多数の穴が開いており、ハンマーや壊されたパソコンも残されていた。

AS容疑者は12年6月に茨城県坂東市のコンビニエンスストアで強盗事件を起こし、同年9月に水戸地裁下妻支部で懲役3年6月の判決を受けた。

判決によると、動機は「仕事上で理不尽な扱いを受けるなどして社会で暮らしていくことに嫌気がさした」ためで、自首したことで減刑されている。

{こういう積み重ねが狂気に繋がる。
{間接的で罪意識のない周りの方が、
{本質的に罪深い場合も相応にある。
{知らぬ間に罪人を育む、この社会。
{これこそが、根元的な社会問題だ。

関係者によると、AS容疑者は茨城県警や水戸地検の捜査段階で「小説を書いている」と話し、小説を巡って家族との関係が悪くなったことが事件の引き金になったとも主張していた。

実際に書いていたかどうかは確認されていない。漫画はたくさん読んでいると話していた。

さらに経歴を調べる際、AS容疑者が「09年ごろにアルバイト先を首になった」として、当時の心境を


「ガソリンをまいて
他人を燃やそうと思った」


と話していた。

また、08年に7人が死亡した秋葉原無差別殺傷事件の死刑囚に触れ「同じ心境だ」「刑務所に入りたかった」と供述。

一方、


「無差別殺人を考えることはあるが、
思いとどまることができる」


とも話していた。

16年ごろには、事件に絡んで更生保護施設で過ごし、その後は生活に困窮していたとみられる。

2016年7月にさいたま市見沼区の現在のアパートに入居した。

昨年8月と今年3月にアパートの住人から「(AS容疑者の)部屋から騒音が聞こえる」との通報を受け、警察官が出動した。

警察官が指導すると、AS容疑者は素直に


「分かりました」


と応じたという。

住民の一人は昨夏の騒音について「(3分くらい同じ音楽が流れて止まり、また繰り返される)ゲームのような同じ音が何度も繰り返されていた。壁が揺れるほどだった」と話した。

また騒音に悩まされてきたという隣室の男性(27)によると、放火事件4日前の今月14日には別の部屋の騒音を隣室からと勘違いしたAS容疑者が、隣室の壁をたたいたという。

男性がAS容疑者の部屋のインターホンを鳴らし「騒音はうちじゃない」と伝えると、


「黙れ。殺すぞ。
こっちも余裕ねえんだ


と繰り返し、胸ぐらをつかまれ髪の毛を引っ張られたという。男性は「本当に殺されかねないと恐怖を感じた」と話した。AS容疑者が追い込まれていた様子が分かる。

{勘違いではなく、余裕がないから
{ストレス発散のために壁を叩いた
{その可能性も大いにあると思う。

AS容疑者は自転車が趣味とみられ、自宅前で整備をしたり、玄関から室内に入れたりする姿がたびたび目撃されていた。

近くに住む女性は16日朝にも自転車に乗って外出する姿を見たという。?


"特定の同社社員への殺害予告や社に対する脅迫が昨年秋までの数カ月間、同社ホームページ(HP)に200回ほど書き込まれていた。

京都府警は同じ人物が書き込んだとみている。

当初は同社への中傷や脅迫が多かったが、次第に特定の社員を名指しした殺害予告に変わったという。

同社は昨年10月ごろに被害を相談した。

府警は威力業務妨害容疑で捜査。

一定期間、京都市内の社員宅や本社(京都府宇治市)、スタジオなどを警備したが、トラブルはなかった。

書き込みは、発信者の特定を困難にする匿名化ソフト「Tor(トーア)」が使われ、通信内容が暗号化されるなどしたため、書き込み主は不明のままだ。

この問題を受け、同社は催涙スプレーとさすまたを各施設に常備。

同11月には放火された第1スタジオに、4台の防犯カメラを設置して警戒していた。"

"インターネットの掲示板に昨秋、「同社に原稿を落とされた」という趣旨の投稿があったことが明らかになった。

AS容疑者と同姓同名で、住所・連絡先も一致する人物が、同社の作品公募で小説を応募して落選していた。

応募小説の内容は同社が制作する作品と似たジャンルで、小説の体を成していたというが、1次審査で落選している。

形式面に関する1次審査を通過せず、社内で情報が共有されていなかったという。

ネットの書き込みは昨年9〜11月にあり、同社の名前を挙げるなどして、「現行(原文ママ)落とされた」「京アニに裏切られた」「原稿叩き落として裏切る」などと原稿の落選を意味する内容だった。

他にも「爆発物もって京アニ突っ込む」「無差別テロ」「2012年にムショ行って」などの投稿もあった。

AS容疑者は2012年、事件を起こして逮捕され、関東の刑務所に服役しており、その地名も記されていた。

ネットの書き込み内容には、AS容疑者の言動や経歴と一致する部分があるため、府警はAS容疑者が書き込んでいた可能性があるとみて、自宅から押収したパソコンや携帯端末などを慎重に調べる。"


AS容疑者は14日の騒音トラブルの翌15日に新幹線で京都に移った後、スタジオ襲撃の準備をすぐに進めたとみられる。




AS容疑者と似た男が事件2日前の16日以降、スタジオ周辺でうろついているのを住民が見ていた。

AS容疑者は事件の数日前、自宅があるさいたま市から京都市に入り、市内のネットカフェで一時滞在していたことも判明。襲撃のため同社に関する情報を収集していた可能性が高い。

AS容疑者とみられる男が事件2日前の16日昼、JR京都駅近くのインターネットカフェに滞在していたことが、明らかになった。

この直後、現場のスタジオ付近をうろつく目撃証言が複数あり、京都府警はネットカフェで同社の情報収集をし、間もなく事件現場に向かって襲撃の下見や準備を始めたとみている。

このネットカフェの運営会社によると、AS容疑者と似た男は16日午前10時半から午後0時35分ごろまで滞在。運転免許証を示して会員登録し、パソコンが使える席を使った。入店時、身柄を確保された際と同じ赤いTシャツとリュックサック姿で、防犯カメラに映っていた。ドリンクバーを利用して過ごしたが、問題行動はなかったという。

容疑者に土地勘がないとみられ、府警はネットカフェで同社の情報を検索した上で、現場に向かった疑いがあるとみている。

スタジオから南西約500㍍の公園では17日昼から18日朝にかけ、ベンチで寝転がっているのを、少なくとも3人が目撃。17日夜には、ベンチそばに荷物を載せた台車が置かれていたという。

事件前日に似た男が現場近くで目撃されていることから、府警は一方的に恨みを募らせたAS容疑者が放火前に下見をするなど周到に準備をしていた可能性があるとみている。

AS容疑者が公園などで野宿しながら襲撃の準備をしていたとみている。

府警は、さいたま市に住むAS容疑者が数日前に京都入りした後、ガソリンを持ち運ぶため、ホームセンターなどで台車や携行缶を買い、放火の機会をうかがっていたとみている。

台車を押しながら10㌔近く歩き、グッズ販売店も含めた同社の全主要施設をのぞき込む様子も確認された。

また、AS容疑者が事件直前?、同社制作の人気アニメに絡み、ファンの間で「聖地」と呼ばれているJR宇治駅周辺をうろつく姿が、複数の防犯カメラに映っていた。

この作品のサイン色紙も押収されており、こだわりがうかがえる。

AS容疑者とみられる男が事件前日、現場から南東約1㌔にある京都府宇治市の同社本社に向かって歩く姿が、防犯カメラに映っていた。

リュックを背負って台車を片手で押しながら歩いており、京阪宇治線木幡駅の方から本社があるJR奈良線木幡駅前へ向かっていた。

同社第2スタジオが京阪木幡駅近くにあり、本社の様子をうかがうため移動したとみられる。

18日午前10時ごろ、AS容疑者と似た男がスタジオ近くのガソリンスタンドに二つの携行缶(20㍑)を持参し、ガソリン40㍑を購入した際、


「発電機で使うためだ」


と、店員に話していたことも分かった。

府警によると、AS容疑者はガソリンの携行缶を台車に積んでスタジオ近くまで運び、スタジオの玄関から死角となっている近くの路地で、ガソリン約10㍑をバケツのような容器に移し替え、台車に載せて運搬し、ガソリン入りのバケツやライター、着火剤をスタジオに持ち込んで放火したとみられる。

現場から南に約30㍍の細い路地にガソリン携行缶が放置されていた。

AS容疑者は大型ハンマーや包丁など多数の凶器を準備していたが、事件直前、放火に必要なガソリンとライターを選んで襲撃したとみられる。

現場前の路上に、大型のハンマーが載った台車と包丁6本が残されていた。これらの凶器は持ち込まず、放火に必要なものだけを選んだ可能性が高い。

AS容疑者は18日午前10時半ごろ、玄関から第1スタジオに侵入後10秒前後で、


「死ね」


と叫び、バケツに入れたガソリンをまいて、ライターで放火したとみられる。

目撃者などによるとAS容疑者は事件直後、同社に対する恨みを口にしていた。

当時、現場近くにいた男性(56)によると、やけどを負ったAS容疑者とみられる男が同スタジオから出てきたため水をかけると


「殺してやる。
おれの小説、パクりやがって」


などと何度も叫んでいた。

意識を失う直前に


「(同社が)小説を盗んだ」


と語ったという。

府警に対しても同様の趣旨の話をしたという。ただ、そうした事実は確認されておらず、府警はAS容疑者が一方的な思い込みから恨みを募らせたとみている。

同社のHH社長は「名前を聞いたことがない」と話す。「(容疑者の)作品の応募はないし、関わりが一切ない。とにかく混乱している」と嘆く。

ただ、AS容疑者の同社への強い執着心がうかがえる。

AS容疑者は騒音トラブルを度々起こしていたが、アニメや小説とのつながりはうかがえず、動機は見えてこない。

スタジオ1階のらせん階段付近で、溶けたプラスチック製のバケツやライターの一部とともに、着火剤の残骸が見つかった。

この着火剤は、木片が一定時間燃え続ける種火のようなものだという。

ガソリンを室内で大量にまけば一気に揮発し、ライターでも発火するが、確実に火を付けようと考え、着火剤を用意した可能性がある。

身柄を確保されたAS容疑者が着火剤まで用意して放火したとされ、京都府警は強固な殺意を持っていたとみている。

事件発生の約10分後、現場近くの住宅街で確保されたAS容疑者は、全身やけどで救急搬送された。専門病院で治療中だが、重篤な状態が続いており、捜査の長期化は必至だ。

府警は26日、AS容疑者宅を家宅捜索して、同社制作のアニメ作品の映画版のDVDを押収した。

その他にも、同社制作の人気アニメのサイン色紙を含め、同社制作のアニメ作品や関連グッズ、原稿用紙などを押収。

平成以降で最悪となった事件の捜査は難航が予想される。

2019年(令和元年)7月20日(土)
2019年(令和元年)7月21日(日)
2019年(令和元年)7月22日(月)
2019年(令和元年)7月23日(火)
2019年(令和元年)7月24日(水)
2019年(令和元年)7月25日(木)
2019年(令和元年)7月26日(金)
毎日新聞  東京  朝刊  引用

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AS容疑者もまた
今までの社会や教育の
被害者だったということでしょう。

彼もまた、

「漫画(アニメ)・小説」を
「心の拠り所」としていたようだ。

」が「」に変わってしまった。


騒音はストレス発散行為

ストレスの蓄積は
大地震や大噴火のメカニズムと酷似

ストレスを蓄積させない、
それが持続可能な社会への第一歩

思いやりの大きく欠ける社会だとね、
かならず悲劇は繰り返されますよ。

暗い自己中が多いからなの??
明るい自己中こそが宇宙の望み!??

要するに、
周りにストレスを与える、自己中か
周りにストレスを与えない自己中か

ワガママではなく我が儘に??

あ、でも、
ストレスを感じるかどうかは
受け取る側次第ですね、たぶんね。

大半の人がストレスを
攻略していないと思うので

ストレスを蓄積させたり
大きなストレスを感じたら

誰でも何時でも彼みたいに成り得る。

本当の思いやりを心得ている人は
ごくごく一部でしょう。えー?

悲しいかな。でも、これが現実。

そう言う私も
未だ捉えきれていない訳ですが… ぐすん

本当の思いやりってなぁあにいぃ〜?

テレパシー系のものでしょうかね

それならムリもないですね、うん。

絶対的な安全地帯は存在しない!!

弱肉強食の自然界に属していることを

我々は思い出した。Σ(・□・;)

やっぱり、生き様でちゅわよ!!!

※※※※※※※※※※※※※※※※※

今回の件を、本当に糧とするならば、

本気で、以上です。

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「どうせ死刑になる」
ハートブレイクオイオイおいおいおい
それは、自分の行為が
的外れな事だったと認めたも同然だよ。
それを言ったら終いだよ。
その後は何を言っても擁護の余地なしだよ。

健診よりもストレス発散を推進すべし!
殺人鬼の卵はウヨウヨいますよ。ハートブレイク

教育改革&マネーレス社会を促進すべし!
ひとまず、
給料制を廃止するor貧乏人に分配する。

※未来記事参照