根っこに栄養? | フォゲットミーノットのブログ

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新聞配達で毎朝各家を回りますが、あるお宅の庭の花壇にみかんの木が2本植えてあり、つい最近ですが、そのうちの1本の方が枯れてしまい切られてしまいました。



初めは2本ともみかんが成り、葉っぱも青々としていましたが、いつの間にか右側の方だけ葉っぱが茶色くなり、みかんも茶色くしぼんできて、病気なんかな?と思っていました。



そうしているうちに、家人の方が採られたのか、みかんの実が無くなっていて、つい最近は木自体が根元から無くなっていました。



左の木はいきいきとして、みかんがたくさん成っています。



その数日の変化を見て思い出したのが、以前住んでいた家の庭に紅葉の木が植えてあり、緑の葉がとてもきれいに元気しておりましたが、突然葉っぱが茶色く変色し枯れ枯れになってしまいました。



病気なんかな?と思いながら、古い木ではありましたが大きく成長していたのに、そのうち以前の台風の風で木が根こそぎ倒れてしまい、その根っこを見ると実に貧相なヒョロヒョロの根でした。



見て悟れ!聞いて悟れ!と耳にしたことがあります。


やはり根っこがヒョロヒョロであったり、病気であったり、栄養が吸収されなくなったら、土上の見えている枝葉や花や実までが病気になったり、枯れたり、腐ったり、倒れてしまうんだなということですね。



これは私達人間にも共通しますよね。



つい最近ですが、夫の元上司の方が80歳で亡くなられました。



昨年奥さまに旅立たれ、一人暮らしをされていましたが、寂しさのあまり酒浸りに…。



そのうち病気になられ、最後は病院で亡くなられました。
その方の身内の方も数年前に登山のツアーで遭難され、数名亡くなられたうちの一人だったと聞いたことがあります。



家は古い立派な家で、永らく続いていましたが、子供さんには恵まれず、ご夫婦二人暮らしをされていましたが、とうとう家人がいなくなり家だけが残ってしまいました。



近い将来絶えてしまう家の予備軍てたくさんあると思います。



ご先祖は無縁仏になってしまわれます。



ある方が見られた夢を聞いたことがあります。



ある高級住宅街を歩いていて、庭にきれいな花をたくさん咲かせておられるおうちがあり、きれいなぁ…と思いながら歩いていくと、突風が吹いて…



しばらくして気がつくと、道の上に花がたくさん落ちており、よく見ると根のない造花だったそうです。



あのきれいな花壇のおうちは、造花を挿しておられたのです。



根っこのない花は、強風で抜け落ちてしまいます。



私たち人間も然り…



見えない土中の根っこはご先祖です。



ご先祖に力がなければ、ヒョロヒョロの根っこと同じで、ひとたびいざというときには、ご先祖の徳と自分の積んだ徳によって結果が違ってきます。



ご先祖は子孫がいろんな災いに倒されてしまわないように、飛ばされてしまわないように、必死に踏ん張って、しがみついて守っておられると聞きます。



しかし目に見える枝葉や花や実にいくら栄養や水を与えても、元である根っこに栄養がなければ、上は立派に育ちません。



親があくせく働いて、子供に習い事、高等教育を受けさせてたくさんお金を注ぎ込んだとしても、善悪が解らなければ、人を思いやる気持ちが育っていなければ、大きくなるにつれ悪の道に反れたり、犯罪を犯したり…、親を泣かせることだってあります。



又定年前になっていても、しょうもないことで人生を棒に振る大人だっています。



根っこの先祖に日々のお経のご供養と、自分たちが世の中や人に役立つ徳を積まなければ、だんだん徳も子孫を守れる力も無くなってきます。



そんな話を聞いたことがありました。



なるほどな…と道理が解れば納得できます。



枯れた木を見るたびに、やはり根っこが大事なんや!と改めて思う今日この頃です。



違うブログの情報で超巨大地震の記事を見ました。



日本列島全体が地震活動期なんだとか…



恐ろしいけど、何があってもおかしくないと思います。



危機迫る世の中、毎日忙しいですが、我が家の根っこがどんな状態かはわかりません……



せっせせっせと栄養を与えなければ…



悪口、陰口、嫉妬心や短気、又慢心や愚痴、不平不満は徳を落とすとか…



積んでいる徳は少ないのに、落とすことが多ければ…


女は特に
「口チャック!」せななぁ~