最後の言葉… | フォゲットミーノットのブログ

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先日福祉のイベントがあり、あるタレントさんの介護体験の講演会があり、会場に参加していた友人から、「こんな話聞いたで~」と私に教えてくれました。



5人兄弟の彼女は、女一人、あとはお兄さんばかりで、認知症の両親の介護をするのに、お兄さんたちはみんなさじを投げ、出て行かれたそうです。


わがままなお父さんのおかげで、破談になったりもしたそうです。


お父さんが亡くなられたときは、肩の荷が下りたように思われたそうです。


しかし、お母さんが亡くなられたときは、最後に


“もう終わりや…しょうもなむかっ


と言われ、亡くなられたそうです。


それを聞いた兄弟は、重い十字架を背負ったような気持ちで、みんなしばらく立ち上がれなかったぐらいだったそうです。


「母はわがままな父の面倒を見ながら、たくさんの子供を育て、好きなこともせずに、子供のためにたくさん我慢し、苦労ばかりやった。

いいこともあったはずなのに、死ぬときに自分の人生は何やったんやと、

「しょうもな…」

と言われ亡くなられ、


いくら一生懸命介護しても、亡くなる時にそんな言葉を聞いたら、遺された者に苦しみが残りますよね。



みんな亡くなる時に後悔ないように、好きなことして人生を終えて下さい。


みんな人生色々あるけど、残す言葉で違う。


どれだけ一生懸命しても、介護は一時のこと。

人生のうち、そんな長いものではないと言われていたそうです…
………………


考えさせられる最後の言葉でした。