よお~~、みんなぁ。
ついに最後の検定を突破した、技術面は問題なしの自動車学校卒業生だよ。
果たしてこのまま、学科試験も無事にパスできるのか!?(タイトルでバレる)
というわけで、3月25日。
月曜日。試験は平日しかやってないらしいので、社会人は大変だよね。
朝8時10分ごろ、初めて運転免許試験場へ。
受け付けは8時30分からとなってるんだけど、門はそれより前から開いてるらしいから早めに来ました。
流れとしてはまず証紙を買って、書類を書いて、適性検査して。
それから学科の受付して、試験受けて、証紙買って、写真撮って交付。
なかなか簡単な手順だけど、交付までの時間が凄いかかるとか。
ま、試験まではスムーズにいくだろ~。お、ここが試験場なのか~。これから更新のたびに来ることになるんだなあ~。
と呑気に思いながら入って、え??と固まる。
入口の正面に、空港で手続きを待つ修学旅行生みたいなすごい列が。
↑「●」が入り口で固まってるワイ。
いやナニコレ!!
えっ?これ全部収入証紙の列なの?つまりこれ全部学科受験生の列なの?
呆然としつつも、どんどん増える列の最高尾に入り込む。
免許課の警察官が、メガホンで「既に証紙をお持ちの方は並ばないで下さ~い。購入される方は並んでいる間にお金を用意しておいてくださ~い。」と案内中。
既に人が多すぎて追いつかなくなっているらしい。
食堂前の長~い廊下を往復するように、ただ渋滞し続ける人々。
結局収入証紙を買うまでに、13分並びました。でホントは合格後に買う分も、ついでに買ってしまうことに。
そんでこれまた混んでいる記入コーナーが上の絵で言うと何も書いてない真ん中の空間あたりにあるんだけど、
もちろん空いてない。
だから書類もハンコも全部手にもって並び、前の人がいなくなったら滑り込んで作業。w
証紙を貼って、割り印して、他の記入場所を書いて、質問用紙みたいなのに答える。
それが終わったら、今度は適性検査の列へ。視力を計るだけだが、これまたすごい列。
ブースは4つぐらいあるけど極端に目が悪くて揉めてるヤツとか、コンタクトなのに申告してなくてやり直してるヤツとかで全然ハケない。
受験生だけではなく、普通に更新に来た人とかもいるもんだから、結局15分ほど並び。
いやあ~、ようやく終わった!よし、次は二階に行って学科試験の受付だ!
人混みのなか階段を上って、これまた、ぶっとびー!!(平野ノラ)
↑また「●」が、階段の前で立ち尽くしているワイ。
おい!今日何憶万人、試験受けに来てるんだよ!!
一階よりも長い往復の列ができていて、やばい、これは試験受けれるのか!?と。
やっぱり教室に入りきる分しか受付できないらしいので、慌てて並ぶ。
こりゃあ、プリントの案内を守って8時30分に来たやつは終わりだな…
教室は3つぐらいあるけど、これだけ居ると怪しく思えてきました。上に描いた「〇」の、3倍ぐらい居るからね!実際!
学科教本を読みながらちょっとずつ進み、20分ぐらい並んでようやく受付へ。
その間にも列は一行に途切れることなく、ついに階段のあたりまで人が増え始めた。もう地獄絵図。
とりあえず280番目に入れたので、その受験番号で教室へ。
しかしものすごく広いですね。ああいう教室は。300人ぐらい入れるらしい。
席が一番後ろだったから余計に人のみちみち度が見えて、インフルシーズンだったら菌の巣窟ですね。
20分ぐらいしてようやく担当警官による説明があり、(マイクを使っているが、もはや顔がよく見えないほど遠い)
ちょっと休憩したらマークシートへの記名などを30分もかけて説明。
でようやく、試験が始まりました。
開始10時30分の、11時20分終わり。微妙な問題もあったけど、うん、これは合格してるだろ!という感じ。
30分ぐらいして放送が入り、担当と一緒に下へ移動。そこにある電光掲示板で合格発表が行われます。あとどうでもいいけど、放送の「ぴんぽんぱんぽん♪」が高校の音と全く同じでした。
なんかそのまま「生徒の呼び出しをします。三年何組マルマルさん、職員室担任まで」とか続きそうな感じがしました。w
んで、ロビーのところなので人々の邪魔になりながら、500、600人くらいが詰め詰めで電光掲示板を見守る。
五台の電光掲示板があって、普段は警察からのお知らせとか案内が表示されています。
時間になり、それが順々に真っ暗になって行き…
ピロロンポーン♪「お待たせいたしました。ただいまより、本日学科試験を行われた方の合格発表を行います」
画面に合格発表!とか、不合格だった場合の動きとかが説明で現れる。
多分大丈夫なんだけど、その雰囲気でものすごく緊張してきました。心臓バクバク。ドッキドキ。
高校受験よりも専門学校受験よりも、五倍ぐらい。これが一番大事な試験かよ、って感じにね。
でピロロ~ンとか鳴りながら謎にためて、また順に画面が真っ暗になる。
数秒置いて、今度は青い画面がぱぱぱっと。
ざわ…ざわ…
その瞬間、ふわっと白い数字が表れた!予想以上に細かくて多い!どこだ!どれだ!
260番代があって270…271、72…279、280!!!!あったあああああああん!!
ようやく、心臓のバクバクが解けました。
うお!受かってる!とかきゃあ!とか多少騒ぐアホヅラがいたものの、全員が警官より静かにするよう指示を受けてるから耳障りでもなく。写真撮るのも禁止。
やっぱあらかじめ言っておかないとさ、ダチ同士で来てる奴らが歓声上げたりすんじゃん。
「発表します」
シーン…
パッ(番号が出る)
キャアアアアアアアア!!!!
ドカドカドカドカ!!!!(足踏みの音)
カシャアカシャアカシャア,カシャシャシャ(iPhoneで自撮りする音)
みたいな。
だから良かったですよ。うるせ~NA~ってならないから。
そんで何事も無かったように教室へ戻り、お昼休み。
40分ぐらい時間があってから、ようやく合格手続きに入るようで。
13時15分に集合し、再び担当警官による全員での書類作業。
証紙を貼ったり、割り印したり、住所とか確認したり、なんか記名したり。
それに一時間ぐらいかけて、写真撮影へ。
教室の半分くらいが先に呼ばれて、みたいな感じだったので、結局自分の番が終わったのは14時30分ごろ。
その後すぐに30分間ぐらい、講習タイム。
まあどっかの警官が来てありがてえオハナシを聞くわけだけれども、あまり聞いてない。←
更新しないと効力が切れるのだよーとか、初心運転期間に違反したら色々めんどいぞーとか、全部学科でやったことだしねー。
その人の後は、交通関係の某協会とやらが来て、今度は宣伝タイム。
強制的に「入会申込書」が配られ、ぜひ入ってね!という。
でもテキトーすぎて、一番後ろまで来たら三枚ぐらい余ってんだよ!回収しろよ!
しかも話す内容が、まあ怪しい。いや全然怪しい団体ではないんだけれども、言い方が近づきたくなさすぎる。
協会の活動内容は、事故とか増えないようになんか色々取り組んでいくよーってもので、会費は1500円。
で宣伝に来たオヤジ、会長らしき方が言うには、「ハーバードとかの偉い教授によると他人のためにお金を使うのは人が幸せになることのひとつ」らしい。
だから、「この会に入るということは同時に、幸せな気持ちになれるってことです!」とか語ってる。
いや…怪しい宗教じゃないんだから…もう交通の云々とか関係ないじゃん…
そしてそして15分ほど宣伝をくっちゃべり続け、申込書と1500円を持って、廊下に来てね!待ってるよ!と言って退場。
いや、入会費から1500円取るのかよ。つうわけでモチロン、誰も行かないようでした。(余った申込書はすぐ捨てました)
で、ここからが待ち時間。
教室から出てもいいけど別にカフェや図書館があるわけではないので、ずっと自席で待機。
缶コーヒー飲んだり読書したりゲームしたり寝たり…
待って待って待ち続け、よ~~やく16時10分!放送が!
「お待たせいたしました。ただいまより新規取得者の運転免許証を交付いたしますので、教室にお戻りください」
ああやっと!やっと解放される!
担当が来て、半分に分かれて同時配布。これでようやく帰れます。
初心者マークを持参してるやつもいたけど、うちはまだ保険入ってないから4月1日まで運転できないんだあああ!!(ヤケクソ)と思いつつ。
真新しい、期限の欄は緑色になった、自分の運転免許を受け取る!!
すごいよー!ついにやったよー!ドライバーになったよー!これでもう、運転が出来るんだよー!!
流れ作業だから不意打ち撮りみたいになった、顎を引けていない顔写真を眺めながら思いました。
ああ・・・・・長かったのう・・・・
2月1日に自動車学校に入学して、とんとん拍子に進んで、転げ落ちて、ノックアウトで、でも20日に仮免合格して、そこからまた教習受けまくって、間にどうでもいい高校卒業はさんだりして、3月23日に自動車学校を完全制覇して。
んで3月25日、ついに、運転免許が交付されました。
いやあ…一番最初の学科で観た、変な教材ビデオ…その中に出てきた謎の女優が免許交付される映像と共に、「あなたがこれから取得する運転免許は、とても夢のあるものです」というナレーションにうなづいていた、あの頃…
一年以上まえから、早く取りたいなあー!と全力で思いながら高校生活をぶっとばして、そして今。
ついに念願の免許が!
ふううう~~~。
はい。とても、とても頑張りました。大拍手!パチパチパチパチ。
色々大変だったけれど、いい日々でしたなあ。
高校なんかよりも全然、思い出が出来ましたなあ。(爆弾発言)
というわけで珍しく更新を続けた「免許取得への道」も、これで完全完結です。
実際に車を運転し始めることについては、多分書かないと思いますし。
つうかこれ書いてる時点でだいぶ乗ってるけども、まあ平凡にやってます。でも横に教官がいないのは清々するのとちょいと不安なのと半々。でもやっぱり解放された感じで素晴らしい。
さっそくヒヤリハットとか危険予測でやったような高齢者の自転車飛び出しとか体験してますし、(リアルガチで事故る寸前でした)これからも極めていこうかと。
初心者マークを貼り付けて、自慢のドラテクで颯爽と走ってやりますぜ。(自惚れ)
第九章で終わるというなんとも中途半端な感じになりましたが、取得までの道というタイトルですし、とりあえずはこれで終わりということで良いでしょう。
誰もいないと思うけど、今まで読んでくれてサンキューーーーー!
以上、サボリ魔が書く「免許取得までの道」でございました!
完!