みなさん、グッドモーニング・アフタヌーン・イーブニング。
最近手抜きになってきた、どスベリブログ更新者です。
前回の記事では教習内容を完全習得し、いよいよ卒業検定に一歩一歩近づきましたね。
残すは試験コース走行のみ。
そして3月20日、ついに見極めまで辿り着きました!
補修なし。苦手過ぎる部分もなし。効果測定も終わらせ済み。
素晴らしい!ここで見極めが受かればすぐ卒業検定だ!
どきどきしつつ配車券をチェック。そこで一つの喜びが。
なんと見極めは必ず当たっていた、あの鼻歌教官では無かったのです!!
学科でしか見ていないけど、どことなく志村けんに似ている教官でした。やったぜ!!
見極めの内容は、検定コースをちょっと走り、縦列駐車、方向転換をやる。
でもぶっちゃけ、書くことはそんなにありません。
なぜなら補修無しでここまで来た、さすがのドラテクを持っているからだ!(←仮免一回落ちた人の発言)
でもちょっと不安だったのが、縦列駐車。
前の記事にも書きましたが、右後輪が直線状に差し掛かるまで下がるというあの手順。
どうも、後輪がどの辺にあるのかイメージできない。
そりゃあドア開けて覗き込んだら簡単だけど…それはナシだろうし…
で、「これは補修を言い渡されるのか?」と思いつつ志村けん似教官から教えてもらう。
このぐらいまで下がって…覚えるのは左ピラーと一番角のポールの位置関係…
ああ~ここまで手取り足取りならだめや~終わった~見極め不良だ~
と思いきや。
「あとは本番、自分が頑張るしかないね。はいOKです戻りまーす」
えっ?いいのおお?ありがとお、志村けん似教官ーー!!
でもこれ鼻歌教官なら、「うーーーーーーーーん…」って2分ぐらい唸った後に「もっかいですね。」って言ってるよ多分!
この人がちょっと甘いタイプでラッキー!
ちゅうわけで、卒業検定は3月23日土曜日に決定。
頑張るぞ!やったるぞ!絶対一発合格するのだぞ!!
当日。
外、吹雪。
…さすが我らの北海道、もうじき4月だというのに積雪です。
やべえ。中央線見えなくて寄りすぎ!とか右車線どこから!?とかなったらどうしよう!
約26人(多いな)の卒業検定受験者の頭を、そんな不安がよぎります。
朝、仮免の時のように集められて説明。
いくら人数が居ようとも三人ずつぐらいで車を分けられるので、すごい待ち時間とかは無いので安心。
自分は3人中の2番目でした。トップじゃなくてよかったわ~!
でもめんどくさい立ち位置で、最初のヤツがやる時に後ろに乗り、その次自分がやり、後のヤツがやる時も後ろに乗る。
ずっと車乗ってんな!って状態です。
で、その時まで知らなかったんだけど、検定は縦列駐車と方向転換のどちらかだけらしい。
え!そうなの!?方向転換こい!方向転換!
「えー、で、次のグループ。5コースの、縦列です。」
…いや、おい、なんだよ。ちっ。
さて前のヤツはどうでもいいとして、(普通に最後まで突破してました)
いよいよ自分の番。緊張しないで、楽にやってこう!
ちなみに、検定員はなじみのあるおばさんでした。危険予測とか、学科とかでもよく当たる人。安心。
そんで、いざ出発。
どうでもいいけど、このおばさん検定員すごい喋るんです。もちろん教習みたいに細かく説明するってことでなく、
「二つ目の信号右でーす」って言って信号越えたら「次の信号右ねー」っていちいち案内し直してくれる。
あと途中に「停車できるところに停車してください」という課題があり、駐車バージョンもやります。
建物の入り口とか、曲がり角から5メートル以内とか、駐車禁止の標識があるところとか、そういう部分に停めたらダメ。何も言わずに大きく減点されるのでは…とか色々構えてました。
でもこの方、場所まで指示してくれるんです。
「じゃあこの辺で停車するよー。あの電柱の手前辺りに停めてねー」
あ、言ってくれるんだ。
判断についてより、安全に停車できるかってとこを見てるのかな?と。
そんなカンジだったので、コースは簡単に終わらせることが出来ました。
交差点にも歩行者はいなかったし、交通量が多いわけでもなく。
ただ吹雪だったので、中央線が隠れているところもあり焦りましたが、さすがに所々溶けていてちゃんと寄せれました。
駐車すべきところに駐車したら、路上コースは終了。教官と交代して、縦列駐車のところまで連れて行ってもらいます。
さあ来たぞ縦列。やりまっせ。
途中まではOK。右後輪が直線状にかかるまで、ゆっくりと…。
そこで前方を見て、あっと思う。
志村けん似教官に教えてもらった時、角のポールとフロントガラスの見え方を覚えろと言われ、焦りながら確認していたからか、曖昧になっていたようです。
「ポールが左ピラーから生えている感じ」という攻略にまとめていましたが、実際にやるとそんなのあり得ない状態…
何を見ていたんだ、あの時!どうしよ!どうしよ!
シートベルトに負けず(本当は外していいはずだけどなあ)亀のように窓から頭を伸ばし、必死に後輪の位置を見ようとする。
もうわかんない!多分ここまで来れば直線状にいるだろ!いや、行き過ぎたぐらいだろ!いっちまえー!
右に全開、さあ一体どんな入り方になる??
…結果はなんとか深すぎず浅すぎず、入ることに成功!!ヤッタネ!!
「入りましたああああああ!」
「OKでーす、じゃあ出て発着点戻るよ」
終わったぞー!卒検終わったぞー!!
後ろのヤツが降りて、さあ批評タイム。
「右左折のとき、ちょっとスピードが速いままの部分があったかな。たまにね。道路の状況によっては、もう少し遅くした方がいいと思うね。…あとは、特に言うことはないかなあ~。」
はい、キタこれ。受かりました。
それと同時に、卒業検定というのはよっぽどでない限り落ちることはないのだな、と確信いたしました。
で、後ろのヤツも普通に突破したようで。
なんか運が悪いタイプなのか黄色で渡り始める歩行者がいたり、追い越してきた車から溶けかけの雪をフロントにぶっかけられたりしていましたが。
あとバスがちょうど前にいて通り抜ける寸前に発信の合図、すごい幅寄せになって「バス気づいてんの?こわ!こわ!」って思いましたけど検定員は気にしてないみたいでした。
さて、検定が全員分終わった20分後。
また教室に集まり、仮免の時のようにノリのよさげな学園長が登場。
「みんな出来た?うまくやれた?…はい、ここにいる全員合格!」
はい、やったねー!受かったよー!これでもう卒業だよー!
その後、色々な書類のサイン、初心者マークなどを配布。
あの鼻歌教官が担当して、珍しくはきはきと喋っていました。でもやっぱ不愛想だな。←
最後の学科として、10分ぐらいの映像をクソ小さいブラウン管テレビで観ることに。
その内容は、事故にあった人の遺族の手記を紹介するという、戦争映像のような雰囲気を感じる、心に来るものでした。
なんかちょっとウルッと来て、なにこれ…これから運転するの気が進まなくなるじゃない…というね。
でも絶対安全運転しますよ。そう。漫然なわき見とかしないんだから。
その後20分ほど待ち。
ようやく学園長が再登場。パソコンの調子が悪くて、卒業証明書作るのに時間がかかったとか。
すごい待ったよ!さらっと書いたけど、すごい退屈でした!教室でただボケッと腹を空かせて!
で、試験場でやる学科の説明を受けて解散となる。
もうこれで、二度とこの自動車学校に来ることは無いわけです。
キャンセル待ちも、予約サイトのこまめなチェックも、しなくてイイー!!
初乗りから世話になった田舎おじさん教官、おやっさん教官、志村けん似教官、ちょっと細かいオバチャン教官、仮免一回目で落としてきた検定員、カルホーン教官、若作り教官、かっこつけ教官、鼻歌教官、女子生徒と仲良くなりそうな教師風検定員、今回のなじみ深いおばさん検定員、そのほかにも送迎運転手やらたくさんの教官やら!!
もう二度と会うことはないんだな!世話になったぜ!センキューー!!!
というわけでワタクシは無事、この自動車学校を卒業いたしました。
2月1日に入学してから、色々あったなあ~。3月23日、あばよ自動車学校。さらば自動車学校。
残るは学科試験のみ。それを突破すれば、ついに免許交付!!
今回は短い記事となりましたが、最後のひと頑張りについては次回書くことにいたしましょう。
いよいよ、最終章!
つづく!!