6月15日(木)。
学校帰り、バスに乗っている時でした。
なんとなく、どんどん山に登って行っているかのような、閉塞感を感じました。
気圧の変化で起こる、アレです。それも右耳だけです。
でも全然標高の違いは無いし、あまり気にせずに耳をほじくったりしていました。
そして、家に帰り、静かな場所で着替えようとすると・・・・
キーーーーーーーーーーン
ん!?これは?耳鳴りというヤツか・・・・・?
耳を澄ませば、下で家事をしている音が小さく聞こえるほどの電子音が右耳だけにしていました。
これはヤバいやつでは?と、焦るほどに大きく聞こえる気がします。
自分で「あー、あー」と声を出して誤魔化そうとしましたが、耳鳴りは依然、ハッキリと聞こえます。
とりあえず私は、iPadでググッてみました。
そしてあらゆるサイトを見て自分で出した答えは3つ。
「突発性難聴」と、「外リンパ瘻」と「耳垢栓塞」です。
まず共通する症状は耳鳴り、耳の閉塞感、片耳だけ、突然なった、という4つです。
突発性難聴というのはその名の通り突発性で、片耳だけが聞こえにくくなり、耳鳴り、閉塞感、めまいなどが生じるそうです。
外リンパ瘻は内側からの何らかの気圧の衝撃によって、穴が開いてしまい、耳鳴りが鳴るそうです。
くしゃみや咳でも、なる場合があるそうです。
耳垢栓塞は、耳の奥に耳垢が溜まりすぎることによって耳鳴りや閉塞感が起きます。
いずれも自分の症状に当てはまり、特に突発性難聴に関しては二週間以内の治療が必須ということで、私は慌てて親に相談しました。
バスの中で気づいてから、2,3時間は経っていましたが何も変化は無かったからです。
さて、次の日。
「遅刻する」ということを学校に伝え、耳鼻科に急行しました。
初めての耳鼻科。
どきどきしながら診察を受けました。
と、人の良さそうな先生が耳を覗き・・・「ふっ」と笑いました。
ん?何だ?
「耳垢が詰まってるね!よし、お薬入れて取ろう!」
あ・・・・そうスか・・・・・耳垢・・・・栓塞ですか・・・・・
半ば呆然としながら、右耳を上にしてベッドに横になりました。
耳垢を取りやすくする薬を入れて5分待ちます。
あ、ところでこの薬、入れる時は「寝耳に水」の意味が分かる感じがしました。耳の中に水滴が入ると、やはり「Oh !!」となりますね。
しばらくすると耳の中でグジュグジュ・・・ボソッボコォ・・・・という音が聞こえ、何かが動くような感じがします。
たまにボゾォッ!!と鳴るのは、多分相当デカイ耳垢があるということでしょう。
そして5分後、薬をガーゼに染み込ませると、再び先生のもとへ。
耳の下にトレイを持ち、突然耳の中に水を強噴射!!!
ぐぁぁ!すげぇ!耳の中に水がビュッと!!
ちょちょっと処置が終わり、先生が反笑いでトレイの中を見せてきました。
「これ!すごいでしょ?」
トレイの中には水にプカプカと浮かぶ、茶色い塊が数個。
ゴッソリと耳垢を取ってもらいました。
ティッシュで耳の中の水を拭くと、アラ不思議!
膜を張ったような閉塞感は、綺麗に無くなっていました。
「聞こえるか?大丈夫か?」
「ハイ!アザッシタァァァ!!」
いや~よかったよかったと会計へ。
耳垢洗浄だけで、1600円ぐらいかかりました。耳鼻科って高ぇ。
学校に遅れて行ったのは初めてです。
ここまであっさり終わると、めんどくせぇな~と思いながら、遅刻手続きのために職員室へ。
担任や、自分の事を知っている教師たちに「どうしたんだ遅刻何て」と言われ。耳垢だった、と説明すると笑われ。うるせぇよ。笑。
教師や友達含め、何回この恥ずかしい遅刻の訳を人に説明したことでしょう。
しかし、耳垢栓塞でした!チャンチャン!とは、行かなかったわけです・・・・
つづく
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