後楽園ホールからスタートしたNOAHの新章。


新たなNOAHへの私の思いを書いてみます。



今日はBRAVEについて

①小峠
 ・NOAH所属となり1年半。ヘビーにももまれ成長著しい。

・頭突きがだいぶ評価されているが、ついでにもっと打撃系の増やして欲しい。

  → 現在のNOAHジュニアには打撃が得意な選手がいない。
  あの長い手足を使った打撃系の技を強化して欲しい。
    膝蹴りを使ってはいるが、まだまだ軽さが否めない。


②石森
 ・GHCジュニア王者。今後のNOAHジュニアを形作るのは彼次第。

・小さい体ですごいスピードで動く姿は素晴らしいが、

  王者としての安定感というか重みがまだまだ足りない。

・動きが大きく、ゆっくりだけど、躍動感のある説得力のある技が一つ欲しいところ。



③ヨネ
 ・試合の組立に単調な点は改善して欲しい。
  蹴り→四方にチンロック→ロープに走ってギロチン→コーナーからギロチン
 →ロープを揺らしてラリアット→筋肉バスター の流れはマンネリ。

 ・技と技の間を作り過ぎ。もう少し一気に畳み込むくらいの勢いが欲しい。


④森嶋
 ・プロレスの内容、説得力共に問題なし。
 唯一欲しいのは、コメントの柔軟性と試合に意味を持たせるストーリー作り。

・特に今回は高山に丸め込まれ「高山教室」とまで言われたのをそのままにせず、

 丸め込みでも何でもいいから高山から直接フォールをとって、

高山教室なんてロートルの教室じゃなく、森嶋塾でやり直せ


  ってコメントして欲しい。



⑤丸藤
 ・NOAHのエース。副社長。杉浦が抜けたBRAVEの穴をどう埋めるかが彼の手腕。

・他団体への参戦も目立つが、それをNOAHにもっと還元できるかも彼次第。

・プロレスに関しては何の文句もない。唯一の懸念はマイク通りの悪い声。
  マイクで話しても聞き取りづらい。これを少しだけでも改善して欲しい。

次回はNMC編かな。



昨日少しだけコメントしましたが、


セミ・メイン以外の試合を少しずつコメント



○入場式
 ・試合カードの発表と同時に選手が入場(他団体除く)。

・マイバッハも一応入場。リングには上がらず。

・新入団選手の発表として原田紹介の後、TMDKの入団発表。
 最近のTMDK人気もあり、会場は歓声。
  少しずつ明るいニュースが増えてきたのはいいこと。


・ひっそりと田上が引退発表。
 力皇/小橋の引退を終え、方舟新章に合わせた形なのか。



①石森vs熊野
 ・まだデビュー間もないため、熊野にはカラーを感じられないのは

  仕方ないが、そろそろ独自色が感じられる選手になって欲しい。


②丸藤・小川vs平柳・M Suwa Jr.
 ・SUWA欠場のため代替選手としてM SuwaJr.参戦だが、誰?

・試合終盤では丸藤と平柳で一進一退の攻防。
 「丸藤の牙城を崩すのでは?」という期待を抱けるほどではないが、平柳の成長を感じた。



③ヨネvsM谷口
 ・躍進を期待されつつ、なかなか殻を破りきれないヨネ。

 私見ではあるが技と技の間に無駄な間が多く、細かいアピールも入ってくるうえに

試合の組立が単調なため、試合の間が悪く感じてしまう。

新章を機に殻を破って欲しいところ。

・今回のヨネは、試合の単調さ、無駄な間は相変わらずなのだが、

  そんなに悪い印象はなかった。
 試合を一気に決める畳み掛けと、決めようとする心意気がマッチしたからか。

・一方でM谷口の減速が感じられてならない。
 もう一度兜の緒を締めて頑張ってもらいたい

④小峠vs原田
 ・原田のNOAH所属第1戦であり、厳しい環境で1年もまれていた小峠の

  意地が感じられた1戦。

・最初は綺麗な試合を見せていたが、徐々に小峠の頭突きが威力を発揮。
 頭から槍のように突っ込んでいく技は今まで見たことがなく、

  今回の1戦で新たに生まれたのか?

・NOAHではなかなか決まらないキルスイッチが決まりピン。
 この部分でも1年の差を示した。




⑤森嶋vs高山
 ・ヘビー級のド突きあいを期待したところに高山が丸め込みでピン。
 思わず「え~~!」って声が出たが、これもプロレス。

高山からは「高山教室」という言葉も出ていたらしい。

見方を変えれば「お楽しみは続く...」 ではある。

  ここから流れを作っていくのは森嶋の仕事。

森嶋には是非次回の直接対決(タッグなど)で丸め込んで高山から勝ち、

  「森嶋塾」とでも言って対抗して行き、有明でシングル対決へ!

次期GHC挑戦者をこれで決めるというのはどうでしょう?


5月11日の武道館の小橋引退興行と12日のNOAH方舟新章を観戦しました。

心に残った点をいくつかコメントします。




5.11 小橋引退興行

・超満員の武道館。
 全てのファンが小橋を暖かく送り出そうという思いを持っているため、
会場が心地よい。

・オープニングマッチで熊野に胸を貸した渕。
 体格は渕の方がでかい。結構えぐい角度のバックドロップ2発で勝利。
熊野にとっては勉強になったのでは。

・第2試合後の引退セレモニー。
 百田・蝶野に続いて川田が花道ではなくリングサイドから登場。

 きっともう試合はせず、選手ではないからそういう形をとったのだろう。

とても川田っぽい。

川田・小橋・渕が並んで記念撮影。いい風景。


・最近試合数が激減している本田・志賀組はやはりアジアタッグチャンピオンに敵わず。


・NO FEARは相変わらず大森が空回り気味。

 髪を染めて揃って登場には華があった。


・メインで小橋はかなり試合に登場。小橋建太は引退試合でも小橋建太だった。

・ムーンサルトを決めようという時、思わず「ダメだ。やめろ」と思ってしまった。

 でもムーンサルトを決め、引退試合も自らの手で勝利。

 本当はKENTAに勝ってもらって、未来につなげて欲しかった。

でも小橋の勝利に納得できる自分もいた。

・小橋にとってプロレスは「青春」だった。これからも新たな青春を求めていくとのこと。

 頑張って欲しい。

・会場は暖かく心地よかった。

 超満員で会場外まで移動するのが大変だったけど、それも「仕方ない」と諦められた。

それくらい心地よかった。


5.12 方舟新章

・後楽園ホールも超満員。新たな船出を見に多くのファンが集まった。

・カード発表と選手の入場式。早速新たな試みを見ることができた。

・そんな中でボソッと田上が社長業専念のため引退表明。これも田上っぽい。

・小峠vs原田。1年先にNOAH所属になった意地が感じられた。

 打たれ強さ、打撃の強さは小峠の方が上だった。だから小峠の順当勝ちに感じられた。


・セミのGHCタッグでNOAH所属になったTMDK人気が爆発。

 試合も大いに盛り上がった。

しかし試合巧者の矢野組に最後の最後に足元をすくわれ敗退。

結果は残念だったがNOAHの未来は感じられた。


・メインのKENTAvs杉浦は壮絶だった。

 お互いの決め技である五輪予選スラム・GO2Sleepで試合が決まらなくても

技の危険度が増すことなく、打撃で精神の削り合いを行ったうえで、

最終的に正当版Go2SleepでKENTAが勝利。


四天王プロレスとの違いを示したか?

しかしキチンと四天王の流れを守っている試合。

これぞNOAH!という試合だった。


・後楽園ホールでの方舟新章。彼らの意気込みを感じた。

 大事なのは継続と新たなものをどうやって見せていくか。

期待したい。