5月11日の武道館の小橋引退興行と12日のNOAH方舟新章を観戦しました。

心に残った点をいくつかコメントします。




5.11 小橋引退興行

・超満員の武道館。
 全てのファンが小橋を暖かく送り出そうという思いを持っているため、
会場が心地よい。

・オープニングマッチで熊野に胸を貸した渕。
 体格は渕の方がでかい。結構えぐい角度のバックドロップ2発で勝利。
熊野にとっては勉強になったのでは。

・第2試合後の引退セレモニー。
 百田・蝶野に続いて川田が花道ではなくリングサイドから登場。

 きっともう試合はせず、選手ではないからそういう形をとったのだろう。

とても川田っぽい。

川田・小橋・渕が並んで記念撮影。いい風景。


・最近試合数が激減している本田・志賀組はやはりアジアタッグチャンピオンに敵わず。


・NO FEARは相変わらず大森が空回り気味。

 髪を染めて揃って登場には華があった。


・メインで小橋はかなり試合に登場。小橋建太は引退試合でも小橋建太だった。

・ムーンサルトを決めようという時、思わず「ダメだ。やめろ」と思ってしまった。

 でもムーンサルトを決め、引退試合も自らの手で勝利。

 本当はKENTAに勝ってもらって、未来につなげて欲しかった。

でも小橋の勝利に納得できる自分もいた。

・小橋にとってプロレスは「青春」だった。これからも新たな青春を求めていくとのこと。

 頑張って欲しい。

・会場は暖かく心地よかった。

 超満員で会場外まで移動するのが大変だったけど、それも「仕方ない」と諦められた。

それくらい心地よかった。


5.12 方舟新章

・後楽園ホールも超満員。新たな船出を見に多くのファンが集まった。

・カード発表と選手の入場式。早速新たな試みを見ることができた。

・そんな中でボソッと田上が社長業専念のため引退表明。これも田上っぽい。

・小峠vs原田。1年先にNOAH所属になった意地が感じられた。

 打たれ強さ、打撃の強さは小峠の方が上だった。だから小峠の順当勝ちに感じられた。


・セミのGHCタッグでNOAH所属になったTMDK人気が爆発。

 試合も大いに盛り上がった。

しかし試合巧者の矢野組に最後の最後に足元をすくわれ敗退。

結果は残念だったがNOAHの未来は感じられた。


・メインのKENTAvs杉浦は壮絶だった。

 お互いの決め技である五輪予選スラム・GO2Sleepで試合が決まらなくても

技の危険度が増すことなく、打撃で精神の削り合いを行ったうえで、

最終的に正当版Go2SleepでKENTAが勝利。


四天王プロレスとの違いを示したか?

しかしキチンと四天王の流れを守っている試合。

これぞNOAH!という試合だった。


・後楽園ホールでの方舟新章。彼らの意気込みを感じた。

 大事なのは継続と新たなものをどうやって見せていくか。

期待したい。