日英間のデジタル連携

12月7日、日英間のデジタル分野における協力を包括的に推進する「日英デジタルパートナーシップ」が立ち上がりました。

大臣級の枠組みということで、デジタル庁からは私が出席しました。他に総務副大臣と経産審議官、英国からはロングボトム駐日英国大使とスカリー英国ＤＣＭＳ（文化・メディア・スポーツ省）政務次官（オンライン）が参加して調印を行いました。

デジタルインフラ、データ、デジタル規制と標準化、デジタルトランスフォーメーションなどの様々な政策課題について日英間で連携を図っていきます。

このような対外的な活動が可能となるのも、デジタル庁という組織が積極的にデジタル化を推進する政策課題に取り組んでいるからこそであります。国内の規制改革も重要なのですが、国際的な連携を進めることも大切な仕事と考えています。

面白いのは我が国が取り組んでいる「デジタル田園都市国家構想」についてです。

まだ広報が十分ではなく、日本人でも理解されている方は少ないかも知れませんが、デジタル化を通じて「全国どこでも誰もが便利で快適に暮らせる社会」を目指す取り組みです。詳しくはこちら。

実は、日英の議論の中でこの「デジタル田園都市国家構想」をそのまま「Digital Garden City Nation Initiative」と直訳してお示しをしています。こんな英語で通じるのかと思いきや、似たようなコンセプトが英国にもあるとのこと。共感を得られて意外でした。

これからも、国内外にしっかりと情報発信ができるように頑張って参ります。