菅総理の総裁選不出馬 | 大串正樹オフィシャルブログ「ぐしろぐ-大串まさきの活動のキセキ-」Powered by Ameba

菅総理の総裁選不出馬

菅総理の総裁選不出馬という報を受け、大変残念に思うとともに、心からお疲れさまでしたと申し上げたいです。この国難とも言える時期に、総理としてさまざまな課題に取り組んで頂いたことに感謝申し上げます。

 

これまでも携帯電話料金の引き下げなど、一緒に取り組んだ課題もあり、その実行力には一定の評価があるのでは無いかと思います。コロナ対応では、不可能と言われていたワクチンの1日100万回接種も実現、またデジタル庁の短期間での設置なども、強いリーダーシップで実現させました。私は「腕力」のある総理だったと実感しています。

 

携帯電話料金の引き下げについて検討結果を報告した際の写真です

 

 

今後、菅総理の1年間の実績を検証していけば、多くの成果が確認できることと思いますし、正しい評価が定まってくると信じています。

 

一方で、多くの皆さんから「メッセージ力が弱い」という指摘がありました。「仕事をして結果を出す」ことを最優先とする菅総理の姿勢よりも、「リーダーとして強い言葉で安心させて欲しい」という国民の気持ちが勝っていたのではないかと思います。そこは、我々の活動も含めて反省材料だと思っています。

 

この後、自民党は総裁選です。誰が選ばれるにしても、これまでのコロナ対策をさらに加速化させ、同時に、経済の再生をはかるという難しい課題に取り組まなければなりません。

 

既に、やるべき事は実行していますが、不足分を補いつつ、今後、ワクチン接種が進む中で、新しいフェーズへとスムーズに移行する事が大切です。

 

実行を前提としない批判だけでは何も変わりません。与党としては(たとえ叱られても)実効性があり成果が見込める未来の政策を打ち出すことが重要です。総裁選を通じて、それがメッセージとして伝わることを期待したいです。