情報通信分野の課題 | 大串正樹オフィシャルブログ「ぐしろぐ-大串まさきの活動のキセキ-」Powered by Ameba

情報通信分野の課題

自民党の情報通信戦略調査会の下で検討を進めて来た情報通信分野の課題について、提言を取りまとめ申し入れをおこないました。

党内での政策課題の検討は、主に部会でおこなわれます。情報通信分野は情報通信戦略調査会と総務部会での取り扱いです。

 

ただ、個別に問題を掘り下げて議論する場合は、大きな会議体よりも小さなコアメンバーで議論した方が良い場合があります。それだけ、コミットを得られ、しっかりと掘り下げた専門的な議論もできるからです。

今回は、五つのWGにて議論を進めて参りました。提言内容は以下の9項目です。

1 デジタル格差の解消
2 安全・安心と利便性が両立したパーソナルデータ利用の推進
3 簡便で強固な「本人確認」の仕組みの実装
4 フェイクニュースや偽情報へのプラットフォーマーの対応促進
5 携帯電話料金の低廉化とイノベーティブな競争促進
6 5G等利用環境の整備と新たな技術・サービスの開発
7 5Gをはじめとするデジタルインフラ等の国際展開の推進
8 Beyond 5G(6G)の早期実現
9 情報リテラシーの向上



武田総務大臣へ説明


コロナ禍での反省や教訓もありますが、利便性を高める上で解決すべき技術的な課題は多々あります。また、これまで我が国が後塵を拝してきた5Gなどの情報通信分野の技術については、しっかり投資をおこない、次世代の技術で取り戻さねばなりません。他にも、より良い競争環境や健全な情報空間をつくっていくための施策も必要です。

盛り沢山の提言となりましたが、今後、党内議論を経て来年度の政策へと反映させて参ります。