骨太の方針など | 大串正樹オフィシャルブログ「ぐしろぐ-大串まさきの活動のキセキ-」Powered by Ameba

骨太の方針など

政務官を終えてからは、自民党副幹事長や選対副委員長などの任に当たり、ほぼ裏方の仕事に追われる毎日です。厚生労働委員会の与党理事も務めて
いますが、これも委員会運営をスムーズに進める裏方の仕事。


地味な仕事ほど大事だったりしますので、丁寧に務めるよう心がけています。

一方、政策をつくるという、与党としての大切な仕事も頑張っています。

私が座長として勉強会を立ち上げ、検討を重ねてきた中小企業の生産性向上の施策。生産性については、アトキンソン氏など、やや乱暴な議論もありますが、より丁寧にイノベーションに繋がる実効性を重視して議論して参りました。主には以下の内容です。

<事業承継> 
 ベンチャー型事業承継等、後継者の新事業進出支援
<第三者承継・中小企業のM&A>
 後継者不在の中小企業の第三者による事業承継、M&A推進
<創業>
 創業の多様な担い手の確保支援
 廃業企業の経営資源を活かした創業支援
<その他>
 岩盤規制撤廃、サービス業の生産性向上、海外展開、人材投資等

従来の施策(ものづくり補助金やIT補助金、事業承継税制など)の延長線上に位置づけられ「新陳代謝」を促す施策です。

努力の甲斐あって、本年の「経済財政運営と改革の基本方針2019」いわゆる「骨太の方針」や「成長戦略実行計画・成長戦略フォローアップ」「小規模企業振興基本計画」などに、主要な施策として取り入れられました。影響力は小さくないと思います。

勉強会のメンバーに恵まれたことや、経産省、中小企業庁の全面的な協力を得られたことなど、良い条件が重なった結果だと思います。改めて、ネットワークの重要性を感じました。

これから、より具体的な施策づくりや予算確保や税制改正などの動きにつなげていかなければなりませんので、引き続き頑張って参ります。