石破派結成? | 大串正樹オフィシャルブログ「ぐしろぐ-大串まさきの活動のキセキ-」Powered by Ameba

石破派結成?

8月7日、8日の二日間、無派閥連絡会の研修会に参加して
参りました。

国会休会中のこの時期、多くの派閥が研修会や勉強会を開催
して議員間の親睦を深めると同時に、時事問題について勉強
する機会を設けます。

無派閥連絡会では、石破幹事長とゲストの政治評論家の時局
講演会を開催。興味深い質疑もありました。

時期的には、組閣や党内人事の話題で注目されてもいるため
メディアも多く駆けつけましたが、幹事長のお話は安全保障
や農政など幅広く、同時に1年生議員に対しては日々の活動
の重要性を説くなど、多面的なお話でした。

昨日今日の新聞各紙では、石破派結成?のような書きぶりで、
記事になっておりましたが、表立っては、そんな話はありま
せん。

もともと、この無派閥連絡会は、派閥に入っていない人が、
情報過疎にならないように、同じく派閥に入っていない石破
幹事長の配慮で作られた会です。

派閥にはいろんな機能がありますが、日々の活動で重要なの
は、国対情報。国会運営上で問題になっていることや、法案
審議の動き、次の開会日や採決の日程など、様々な情報が飛
び交っています。

つまり、無派閥連絡会は派閥に入っていない人にとって学校
でいうところのホームルーム的な役割を果たしているといえ
ます。

それでも、発足当初から将来の布石とか石破派の結成とか、
いろいろ注目を集めた会だったこともあり、今回の研修会も
そういう視点で書かれたようです。

折しも、朝日新聞の慰安婦問題の記事の虚偽記載・取り消し
が話題になっておりますが、事実よりも書きたい気持ちが情
報を歪めるというのは困ったものです。

ヴェーバーの価値自由という考え方。事実判断には常に価値
判断が紛れ込んでしまうという問題は、延々と議論され続け
てきました。

情報過多の時代こそ、情報の受け手が再認識する必要がある
のではないでしょうか。