今日は台風にまつわるあるお話しをさせていただきたいと思います。
かつての会員さんのことですが、10年以上、いやもっと前のことなので時効ということでどうかお許しください。
(そのままのことは書いていません。)
今回の台風は、なかなか日本列島を去って行ってはくれません。
進路も迷走しているようで、週末の予定を変更せざるを得なかった方もさぞや多いことでしょう。
結婚相談所におけるお見合いもです。
交通機関が運休する可能性もあるので、そういうニュースが出始めたら決まっているお見合いの日時延期を決定する相談所が多いのです。
待ち合せ場所に行くのが交通規制により困難だったり、なにより危険ですので。
もちろん、ご当人の了承を得て(会員さんの方から早い段階で延期希望を言って来られる場合もあります)。
延期は至極当たり前のことであり、それに意義を唱える人はいないはず・・。
絶対!!いないはずと思っていました。
しかし、そうではありませんでした
「待ち合わせ場所まで、すべての交通手段が使えないというわけではない。
僕はなんとしてでも行けます。這ってでも行きます
お相手女性の住まいの詳細まではわかりませんが、こちらも必死で行くのだから、なんとしてでも出かけて来てほしいです。しかもまだ2日も前。台風がそれて電車は普通に動くかもしれないじゃないですか。
早くから延期を決めるなんて、相談所の勝手だと思います」。
このようなクレームを言う男性会員さんがいたのです。
いやあ、驚きました。
困るとか怒りを感じる以前に、ただただ驚いたのです。
ウン十年生きて来た中で、遭遇したことがない概念や考えを持つ人がいることに唖然としました。
「当たり前が当たり前じゃないんだ」と実感しましたし、人様に接する仕事をする上ににあって、思慮の浅さを反省
しました
ああだこうだと必死で説得するも、彼はなかなか納得してくれなかったです。
「あなたはともかく、お相手女性が気の毒だと思わないのですか?
百歩譲って、仮になんらかの乗り物でお見合い場所に来ることができたとしても、大雨や強風の中、スカートにハイヒールで女性が移動する大変さを想像できないの?
相談所は会員さまの安全を第一に延期の決断を早めにしているのですよ。」が通らない。
台風=彼。トラウマレベルで今でもあの時のことを思い出します。
想像できないとも言ったし、気の毒だとも思わなかったようなので、ご本人的には悪気がないようで、それが自分の正義だと信じて疑っていないように見えました。
ちなみにイケメンのエリートくんです。(女性との交際経験はゼロでしたが)
今から考えると、彼の職種や生育環境や周囲の環境などによって、驚くべき価値観のキャラクターができあがったしまったのでしょう。でも、似たような経歴職種の方でも、そうじゃない男性もいるから、やっぱり理由はわかりません。
モラハラ気質とかパワハラ気質というのではない、また何か違った感じを受けました。
入会当時から、「?」点は山ほどあったのですが、アドバイスが人格否定に受け止められそうで実は深堀りしませんでした。
権力主義であることは明らかで、でも、奥底になんらかのコンプレックスがあるようにも見受けられました。
その後、何か月か経って当所を退会されました。こちらからそのように水を向けました。
今、結婚されているか独身のままなのかはわかりません。条件面は抜群に良いので婚活は容易だと思います。
向上心が強かったりパワフルで前向きなのは良いことです。そういう男性が好きな女性は少なくありません。
しかし、その男性に人並み以上の権力(人を押しのけても勝ちたい、上に行きたい、認めたい、崇められたい)を持ちたいと思っていないかはちゃんと見てくださいね。
わかるはずですよ。同僚とか上司とか知り合い、とにかく周囲の立派な男性(女性でも)のことをさりげなく褒めてみてください。
「そうなんだ。それは尊敬できる人やね」みたいな共感ができず、不愉快そうな顔をしたり、批判めいたことを言ったり、とにかく腐したり。そういうわかり易い態度を取ることもあります。
LINEやメールの文章にも表れますよ。
自分自身を知り、相手の見るべきところを見る。自分のことがわかっていたら、相手の短所が受け入れて良い種類のものか、そうでなく避けた方は良いものかがわかるはずです。これこそがお見合い結婚なのです。
あと、「?(なんかへんだぞ)」の違和感は、1、2回はともかく3回あったら、やめておきましょう。
あなたのその勘は当たってます。
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TMS(全国結婚相談事業者連盟)「パーソナリティーテスト」「MQ結婚力診断」
せひとも、やってみてください!
「自分のことをもっと知りましょう!」