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お は よ う ご ざ い ま す!
ブログを開いてくださって、
ありがとうございます。
松江市の社会保険労務士、松原です。
扁桃腺を取る手術を受けて間もなく二週間。食事はラクになりましたが、長時間しゃべると徐々に咽喉の奥の糸がプラプラ引っかかって超気持ち悪いっす。もう、抜糸してもらわないとなーという今日この頃。
と、いうことで一昨日の続きです。
私の扁桃腺摘出手術の顛末三部作第2回です。どうぞー
■手術室への呼び出し■
午前11時が手術室への呼び出し予定時刻と聞いてました。ただし、9時から始まる別の人の扁桃腺手術が早く終われば早く呼ばれるし、長引けば遅くなる。
「呼ぶまで待ってて!」と。たしかにそうするしかないのはわかっている。
けど、やっぱ時間が気になって仕方ない。待ってる間に↓の本を読んで待ってましたが、さすがに頭に入りません。
結局、11時30分に手術室に呼ばれました。移動は徒歩で。
車椅子もベッドもなしでふつうに歩けますけん。大袈裟にする必要なし。今はたいていの病院で同じだと思います。ただし、病棟の看護師さんが手術室まで付き添うルールだとかで、専用エレベーターに案内されました。
で、エレベーターの壁の色合いが、他のフロアと明らかに、違うのだ。
別の世界に行く、というような雰囲気を感じました。緊張しだしたのはなんとここから。実は、仕事でセミナーの依頼を受け人前で喋るとき、私、登壇するまで、まったく緊張してません。
で、登壇したら(とうとう来ちまった~)と、そこで一気に緊張が走る。手術室に行ときもそれと同じでした。
「にぶい」ってことなんでしょう。
手術室はテレビドラマのセットと同じような感じでした。なかなか入れる場所じゃないのでゆっくり見てみたい気もしましたけど、緊張してるせいで廊下の角を曲がるときはロボットみたいな直角的な動作をしてしまい、自分で笑ってしまいましたに。
で、手術台にも自分の力で乗っかります。乗って初めてわかったんですけど、幅って結構狭いんです。病室のベッドの半分もない。ふと考えたらドクターからすればコレ「作業台」ですけん。あっちとこっちと反対側に一人ずつ立って作業するなら、幅は狭い方が作業しやすい。
(合理的だな~)と妙に感心しました。
乗っかってゴロンとしたらすかさず3人のスタッフさんがグワーッと群がってきました。
点滴チューブに麻酔を流す人、心電図モニターのパッチみたいなのを身体に貼り付ける人、身体を銀紙のような毛布でくるむ人。だった気がする。ほかにもあと3人くらいの人が周りで作業を
しておられるのがわかりました。
(いや~大勢の人のお世話になって、ありがたいの~)と思いましたヨ。
そして、今すぐにでも「メス」とか「メッツェン」とか言われてもおかしくない状態になってから同意確認を受けました。氏名と性別、何の手術を受けるかとか麻酔に同意したかなどを口頭で確認されました。
この一連の作業が終わると、流れるBGMを聞きながら軽い感じの会話が始まりました。
何を話したかは、ま、ええか。
で、会話のおしまい頃に「あなたイビキはかくの?」と尋ねられたんです。
たしか、手術で口をパカーっと開ける器具を使うのに、イビキがあまりにもひどい人は作業に支障があるような説明を受けていました。けど、この質問されても、私いつも部屋で一人で寝ているので、正直、わからないんですよ。
前日の耳鼻科と麻酔科の問診の時にも「一人で寝とるけわからん」と返事しました。
そのときそれ以上何のツッコミもなかったので、(そんなに大事なことじゃないのか)と思いました。だからまた同じように返事をしました。
「一人で寝とるけわからん」と。
すると、ツッコミもないうえシーンと静まりまして。
あ、そうか。
大人の男が夜一人で寝る理由として挙げられるのは、
・部屋がたくさんあるから
・イビキがうるさいから
・イビキはうるさくないけど家族から煙たがられているから
このどれかだ。
で、
聞いた人も、私に対してどう応答していいか迷ってるふうな空気が漂いました。手術室ではない場所でこういう会話になれば、「自分ら、なんか誤解してない?」と私の口から言えそうなもんですけど、なんかもう、どうでもよくなりましてねw
会話が途切れるのと歩調を合わせるように徐々に私の頭もポワ~ンとしてきます。
入院前、自分なりに全身麻酔のことをネットで調べておいたんです。すると、多くの記事で、リラックス目的で会話をしている最中に一気に眠くなるって書いてありました。
これを思い出して(これが麻酔の効き始めか!)と感じたんです。
私が気を使う理由は全くないけど、ふと話題を変えようと思い、「これが眠くなる麻酔ですか?」と聞きました。
すると「いや違う」と淡白な返事。
あーそう。。。
(じゃあ、何なの?)って聞こうかと微かに思った。気になったから。けどそれを遮るかのように「眠くなる麻酔が入りまーす」と告げられ、それから3秒後には意識が遠くなりました。
■手術後■
目が覚めたときはまだ手術室のなかでした。「終わりましたよ。」という声が聞こえ、自分の手術が終わったことはわかった。けど、頭はまだボーっとしている。
手術台から病室のベッドに移し替えられたことが周りの動きでわかって、ベッドに乗せられたまま病室に帰ってきたのは13時。部屋の時計を見たので覚えている。横では、ドクターと女房があーじゃこーじゃと話をしているのが聞こえました。
けども!
ワシが今一番気にしとるのは、尿管カテーテルが入っているか・いないかじゃ。手で股間をまさぐると、(女性のみなさんごめんなさい)何も装着されてない。
よっしゃ!ナイス俺!ナイスドクター!
で、懸念が去ったことで落ち着きを取り戻した私は、「切除した扁桃腺を見せてくれ」とドクターに声をかけました。痛みはあるけど、小声なら会話が出来たので。
すると、シャーレのような容器を私の顔に寄せて「見えますか?」と言ってくれまして。けど、傾ける角度が悪くてよく見えんのです。赤い物体があることはなんとなくわかるけど、全体が見えない。私はこの時首が痛かった。酸素マスクもしているので、真横が向けない状態だったんです。
情けないことに(なんではっきり見えるようにしてくれんのじゃ!)と、だんだん腹が立ってきましてね、徐々にどうでもよくなり、結局、見えずじまいで「処分しといてくれ」って頼みました。持って帰ってもどうしようもないしの。
ほんで、
術後3時間は酸素マスクが外せない。3時間経っても呼吸が安定しなければ延長する。さらに、マスクを外してから3時間は、起き上がってもダメ。こういう説明がありました。
つまり向こう最低6時間の間におしっこがしたくなったときは、いわゆる「尿瓶」のお世話になるしかない。カテーテルよりはマシだけど、今日の担当は若い女性の看護師さんだ。これは嫌だ。否、男性の看護師はもっと嫌だ!
そんなことを考えてうとうとしていたら、あっという間に夜7時。
知らん間に6時間経ちました。ほぼ寝て過ごしました。
結局催すことはなく。
手術後半日が一番管理が難しいと聞いていましたが、再手術が必要なほどの大量出血はなく、夜7時以降は歩いていいとまで言われました。
これで、手術と、術後半日を、乗り切った。
つづく
本日は以上ですー
最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます。
ではまた次回!
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山陰松江しんじ湖社会保険労務士
行政書士松原事務所 松原 智治
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