年金手帳がないんですけど・・・ 前編

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山陰松江市で社会保険労務士・行政書士、
他色々活動している松原智治と申します。
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「鳥取・島根で障害年金の
情報源」と言えば当事務所

【はい、本日のお題】
～年金手帳がない・・・　前編～


おはようございます、

社労士の松原です。


役所で年金相談する際には、

「基礎年金番号」が必要です。

４桁ー６桁で構成されている番号に、

あなたの年金記録が収録されている

からです。


でも時々、

「年金手帳がない」とか

「見たことない」とか

「ねんきん定期便が来るから

加入していることはわかっているけど、

手帳や番号を目にしたことは一度もない」

という方がおられます。



再発行が受けられるので

何も心配いりません。



ただ、生活の予備知識として

「年金記録とは」とか

「何が収録されているのか」とか

「どういう場面で番号を使うのか」

などは、知っておいて損は

ありません。



そこで今日と明日は、これらの

内容について、ごく簡単に説明する

記事を掲載します。

参考になさってください。



今日は、「年金記録に、どんな情報が

収録されているのか。」についてです。



まず厚生年金から。


厚生年金保険の記録には

どんなものがあるか？

・なんていう名前の会社に勤めたか

・いつからいつまで勤めたか、その日付

・その当時の報酬はいくらだったか

・保険料はなんぼ納めたか

・基金対象の事業所だったか


こういうことが収録されています。

全然難しくないですよね。



ほんじゃ次は国民年金。



国民年金の記録は、

・加入当時住んでいた自治体

・保険料の納付状況（免除の種類など）

・現金払いか口座払いか、支払いのあった年月日

（年月日まで収録されているのは、
障害年金や遺族年金の保険料納付
要件を確認する際に必要です。

「納めてりゃいいじゃん」は通じ
ません。）

こちらも難しい内容ではありません。



ただし、必ず確認しなければならない

ことがあります。

「記録に漏れがないか」です。



基礎年金番号に収録されている

記録がご自身の記憶と符合するなら

問題ありません。

転職や転居の都度手続きをしたことが

日付で記録されていますので、日付が

繋がっていれば「記録漏れなし」と

考えて大丈夫です。


ただし、記憶と符合しない部分がある

場合や日付が繋がらない場合、

「あれ、手続したはずなのに」とか

「あの会社の名前がない」など。


そして、記憶間違いなんかではなく、

当時のその事実を裏付ける資料も

あるってことなら、年金記録の漏れを

疑って調査する必要が

あるかもしれません。




つづく




ということで今日の話はここまで！

最後まで読んでくださって

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