調査することが大切 | ハーモニカ行政書士ナカミチ遺言相続成年後見 スペシャリストへの道

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ハーモニカを愛する自称情熱系行政書士の成長日記です。


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こんにちは。


この時期と言えば、

学生時代のサークル活動を思い出します。


毎年12月上旬に1年間(4年生にとっては4年間)の

集大成の定期演奏会がり、練習やその他の準備、

思い出作りの飲み会?に余念がない時期だからです。


そんなこの時期に去年始めたのが、

郵便局にチラシを置くことです。


頻繁ではないにしろちょこちょこ

効果があるチラシですが、

チラシを置いてもらうだけでなく

実際に郵便局を一般客として利用することが多い今日この頃です。


相続手続きだったり、

成年後見人としてお金の送金をしたりも

多いですが、

一番多いのは、

「レターパックの購入」と

「定額小為替の購入」です。


それらを使って何をするか。


相続人の方々の本籍地の役所から戸籍を取り寄せたり、

不動産の評価額や、図面などを役所へ取り寄せたり、

金融機関に亡くなった時点の残高証明を請求したりして、

相続人や相続人になる人の把握、財産状況の把握に努めるためです。


複数の案件で、連日この作業に追われています。


青いレターパックを毎日見ているので、見飽きてきました(笑)。


「うちは仲がいいから」とか、

「大した財産がないから」と皆さん思われるのですが、

思っている状態の2割から5割増しぐらい現状は、複雑な方が多いです。


ある日突然、役所から「あなたが相続人だから税金払ってください」と

通知が着たり、

自分の相続人になる人の居場所がわからなかったり、

100%自分の不動産と思っていたら、仲が良くない親族にも一部分権利があって実は自分の思う通りにはいかない状況だったり(最近のご相談でとても多い)。


皆さんの想定を超えていることが多いです。


正直、安心している方は、法的な知識がなく、正確な情報を把握していないから安心できているというのが実情で、いざ蓋を開けてみたら、

「えっ?」と思う方が、このブログを読まれている方でも大半であろうと

言っても言い過ぎではないと思います。


ですので、遺言や相続と言うと、

誰にあげるかとか、どうやって分けるかに目が行きがちですが、

そもそも権利があるのは誰?

その土地は誰の持ち物?

どれだけの財産があるか?(マイナスの財産も含む)

など、

調査を正確に行なうことが非常に重要です。


しかも、現在は個人情報保護の時代。


家族や委任を受けた専門家であっても易々と

情報を手にできるわけではありません。


電話などで教えてくれることは稀で、

関係者だと分かる資料などを提出する必要があります。


ですから、1日・2日で調査が完了することはなく、

すぐに1か月ぐらい経ってしまいます。


なので、僕の仕事の時間の多くも調査に割いています。


出来上がる「相続人関係図」や「財産目録」はA4 1枚の紙っぺらかも

しれませんし、所詮行政書士は「代書屋」だと卑下する人もいますが、

正確なA41枚の資料を作るのには、かなりの労力が要りますし、
調査した価値は
高いのです。


ですので、この調査をするための作業に誇りを持って取り組んでいきたいと

思いますし、安心している皆様もご自身の周辺状況を専門家に相談しながら

整理していくことをおすすめします。



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