被災地への戸籍請求で思うこと | ハーモニカ行政書士ナカミチ遺言相続成年後見 スペシャリストへの道

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こんにちは。


今日は中野でも全国の知名度の

堀越学園の卒業式が中野サンプラザで

ありました。


僕が小学生の頃

光るGENJIの追っかけがすごかったですが、

今日も芸能科のジャニーズ目当てか

追っかけ的な若者がはしゃいで賑わっていました。


連日いろんな催し物やイベントがあり

実に人が集まる場所です。


こういうとこに事務所があって良かったなあと

思いますし、お客様に来ていただくためにも

多少のコストをかけても良い場所に構えるって

大事だなあとあらためて思いました。


もうひとつ

今日は、

南三陸町より

請求していた

戸籍が届きました。


行政書士が関わる

様々な手続きや書類作成で

戸籍が必要な場合が

多いですが、

震災後なぜか僕が必要としているのが

被災地の割合が多いです。


今回の南三陸町を始め、

大船渡とか、

仙台とか。


だいたい請求するときは、

市町村のホームページを

見て、請求先の役所・担当係の住所などを

確認します。


南三陸町のホームページも

見ましたが、

従来の住所と

現在の仮の庁舎の住所が

書いてありました。


従来の住所とは、

何度も、テレビで見た

流された庁舎です。


たしか町長が、

屋上の階段にへばりついて

なんとか助かり、

避難指示のアナウンスを

し続けた女性職員が

命を落とした場所です。


「あの場所か」と

思うと、なんだかいつもは淡々と

やっている戸籍請求が

胸が痛いものに変わりました。


あのような状況ですから

何もかもマヒしているのかというと

役所の方々は粛々と

公務をされています。


今回も仮庁舎に問い合わせたら

普通に応対していただきましたし、

他の役所と変わることなく

速達で請求したら中一日で

返信がきました。


今まで請求した被災地の

役所もみなそうでした。


僕ではなく

お客様が取得したと

記憶していますが、

震災直後の昨年春には、

福島県の双葉町からも

普通に戸籍や住民票が

とれました。


双葉町は、

現在も仮だと思いますが、

当時は、

さいたまアリーナなどを

転々としていた頃です。


そんな状況でも

きちんと手続きできることに

感銘を受けたのを覚えています。


公務員は、

給料が安定していて、

手当も厚く

保護され過ぎと度々批判を

受けています。


自営業家庭に育ち、

自分も自営業の身からすれば

「甘いなあ」と思うことも

正直あります。


ですが、

それだけ安定している趣旨は、

経済面を気にせずに

国民や、市民のために

身を粉にして働く、仕事に

集中して「公」の使命を

果たしてもらうことにあります。


震災後の

戸籍請求で

感じるのは、

やっぱりこういうときに

本来の趣旨が機能している

なあということです。


ほんとに、

震災前と変わらない感じで

「公」のために地味な業務を

淡々とこなし、

一般市民の役に立っている。


ありがたい限りです。


ご本人たちは

どう思われているか

わかりませんが、

公務員の方々の使命感を

感じる今日この頃です。


被災地に限らず、

人にもよりますが、

とても親身で親切な

役所の方も多いです。


行政書士の倫理綱領にも

「行政書士は、国民と行政の絆として、

 国民の生活向上と社会の繁栄進歩に

貢献することを使命とする」と

書かれています。


とかく士業という存在は

役所とケンカすることばかり

考えがちですが、

使命感のある公務員の方々と

協力しながら

お客様の役に立てるように

努力していきたいと思っています。




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