実務の楽しみ | ハーモニカ行政書士ナカミチ遺言相続成年後見 スペシャリストへの道

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ハーモニカを愛する自称情熱系行政書士の成長日記です。


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こんばんは。

まだまだ物足りないですが、今週は目一杯仕事が

詰まっていた感じで11月になって少しは目が出てきたかなと

思います。


そんな仕事漬けの毎日ですが、

今日の息抜きは夕方たこ焼きを食べたこと。


中野で見つけたたこ焼き屋。

塩味のがおいしかったです。


仕事漬けとは言っても、さっき思ったのは

あんまり仕事っていう意識がないから長時間でも飽きずに

続けられるんだろうなあということ。

(もちろん責任を持ってやっていますが)


受験時代に憧れていた姿は

「スーツ姿の同世代」。

憧れていた言葉が「実務」。


なので、今の状況はたとえうまくいかないこととか

失敗があっても数年前の自分から考えると

まさに理想の状態なのかもしれません。


そんな実務ですが、ほんとに次から次へと考えたことも

ないような事例・相談にぶち当たる毎日です。


で、今日も自分の持ってる本だけでは

よくわからなかったので本屋に行ってみました。

それでも、ほんとに知りたいことがほとんど書いてません。


別に僕が興味本位に知りたいのではなく

お客様が実際にぶち当たっていて知りたい部分です。

しかも、若干レアケースかもしれませんが、

今後も普通に起こりうるような問題です。


ですが、「相続のすべて」みたいな表題がついてる本でも

ほんとに知りたいことは書いてありません。


相変わらず、

「遺産分割協議前に土地を第三者に譲渡して登記してしまったら?」

みたいな、実務をやってると、

「どうやって、法務局を通過したんだろう」、「完全に不正だし」

みたいなものばかり得意げに説明されています。

まあ、大学の講義や試験問題ではお馴染のものばかりで、

たしかに裁判例があるので実際に起こったことなのではありますが

実際の一般人の生活レベルでいうと、もっと知りたい大事なことは

他にいっぱいあるのにって思っちゃいます。


やっぱり机上の勉強と実務で悩むことは全然違います。


なので、本を調べたり、ネットも検索したり、条文をぶつぶつ言いながら

丁寧に読んだり、他の先生に相談してみたり、時には裁判所とかに

聞いてみたり、きちんと考えて回答しようとすると時間がかかります。


ですが、それこそが実務の楽しみだなあと思います。


例えば、条文には、原則が書いてある「本文」と

例外が書いてある「ただし書き」があります。

受験時代は、ただし書きまであると、覚えるのが大変なので

「こんな条文なけりゃいいのに」とか

思ったりしていました。


でも、今はそのただし書きの存在が、

相談解決の糸口になったり、

1000条もあって、覚えるのは大変、内容も意味不明と

思ってた民法の条文の意味がリアルに理解できるようになってきましたし、

差し迫った問題解決のために、覚えようとしなくてもいくらでも

覚えられる感じです。


これができるのも苦しんで勉強した受験時代の基礎が

あってのことだとは思いますが、

今それを実務で実際に駆使できるのは

ほんとに嬉しいことですし、やりがいがあります。


大学で初めて法律に触れてから11年半。

当初は全く上の空な感じだった条文や裁判例と

楽しく付き合える日が来るとは夢にも思っていませんでした。


とはいえ、まだまだわからないことだらけなので

もっと勉強して頑張りたいと思います。




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