母の日 | ハーモニカ行政書士ナカミチ遺言相続成年後見 スペシャリストへの道

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ハーモニカを愛する自称情熱系行政書士の成長日記です。


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こんにちは。


昨日、一昨日は、予想外にたくさんの方から誕生日祝いのコメントを

いただいてびっくりするとともに嬉しかったです。

ブログがきっかけでたくさんの方と出会い、たくさんの方に見守られ

励まされながら日々過ごしているんだなということに改めて気付きました。


さて、今日は5月の第2日曜日。

母の日ですね。


母の日といえば、カーネーション。


のはずですが、私にとっては毎年旧司法試験の択一試験の日でした。

今年で廃止になる旧司法試験の制度ですが、今日も1万人以上の方が

受験されてるようですね。(今後はロースークル中心の試験に)


7年連続で択一試験に落ち続けた私にとって母の日は、全くいい思い出が

ありません。


というか私自身はどうでもいいのですが、

母の日なのにいつも合格の朗報をプレゼントできなくて毎年情けない気持ちで

いっぱいでした。

受け始めた最初の頃は、

試験への取り組み方も甘かったですし、私と家族の関係もぎくしゃくしていたので

一緒に住んでる両親がその日が試験だということを知らない年すらありました。


しかし、最後の数年は、自分もだいぶ真剣になりましたので、両親もかなり応援してくれるようになりました。

で、両親には両親の日常があるので表向きはあんまり関心がないように見えるのですが、おそらく内心かなり期待していたとともに心配していたと思います。


択一試験は、マークシートなので予備校の解答速報で、

その日のうちに自分の点数が判明します。

だいたい合格点は60問中45点前後で、50点とかとってると安全圏です。

それが、私の判明する点数は、1点差まで迫った年以降、なぜか下がり続け

正式な合格発表を待つまでもなく、「また来年か・・・」というようなことが続きました。


点数の報告をすると、両親が私以上に落ち込んでいるのがわかりました。

「来年こそは、母の日にいい報告をしたい。」と思いながら目の前が真っ暗な感じで

夜を迎えるというのが、私の母の日でした。


たとえ落ちても最後と決めていた去年は

たしか今までで一番悪いぐらいの点数で、両親はいつも通り見たい番組を

テレビで見ているのですが、あきらかにテレビの内容が上の空な表情をしていたのが印象的でした。


自分が落ち込むだけなら、どうにでもなるのですが、

周りの人が落ち込むとどうしていいいかわかりません。

ほんと情けなかったです。



思い出すだけでもしんどいですが、今年は行政書士になり、

母の日が司法試験じゃないので、両親もだいぶ気楽なようです。


行政書士になった頃は、両親も「行政書士って何?」「ロースクール行って弁護士になった方がいいんじゃないの。」見たいな感じでした。


しかし、最近は行政書士が紛争予防をできる存在であるということがわかってきたようで先日も父が「行政書士の方が弁護士より良い仕事でよかった!」というようなことを言っていたのが嬉しかったです。(※弁護士さんを否定したりする意図はありません)


まだまだ行政書士としても周りを不安にさせるような状態だとは思いますが、

それでも試験にすら受からず、希望が持てない状況を脱したのは周りにとっても安心材料のようです。

今日は、昼食後、私の試験の心配をする必要もないので

母は、ゆっくり昼寝を始めましたので、安心してる証拠だと思います。


たいしたことはしてませんが、ようやく普通の母の日を迎えることができて良かった

です。




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