献体手続き | ハーモニカ行政書士ナカミチ遺言相続成年後見 スペシャリストへの道

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ハーモニカを愛する自称情熱系行政書士の成長日記です。


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こんばんは。

ブログを書かないうちに、我が広島カープは3連勝!

昨日、一昨日はサヨナラ勝ちで、今日も逆転勝ちのようで。

点が離れててもあきらめない粘り強さが出て来ていい感じです。

自分も粘り強くやっていきたいと思います。


さて、みなさんは「献体」ってご存知ですか。

実は、私も去年まで全然知らなかったのですが。


献体とは、体を献げる。


何にって、医学の発展のために亡くなった後の自分の遺体を

医学生の解剖実習などに使う制度です。

生前に、家族の了解を得た上で、献体を募集してる組織(大学などど提携してる)に

登録しておくことで、死後、医学部の実習などで使われることになります。


医学の発展には欠かせない面があるのですが、


昨日は、そんな献体に登録した人の集まりがあり、参加してきました。

(私自身は、登録していないので付添人として)


医大の体育館のようなところで、献体に登録している方々(主にお年寄り)と、

大学関係者と、実習をしている学生たちが集まり、講演を聞いたり、

食事をしたりする会です。


講演された先生が

「人生最後のボランティア。だから、我々実習や研究に使う者も一生懸命やらなければいけない」ということをおっしゃっていたのが印象的でした。


献体に登録するには、家族・親戚などの同意(組織により必要な範囲が異なります)

が必要なのですが、その手続きをやりたくても無縁社会と言われる中できない人も

いるのとのお話もありました。

そして、そういうことのためにも専門職の後見人が必要との話のでてきました。



献体に登録されている何人かの方と話をさせていただきましたが、

決して生きることに後ろ向きなわけでもなく、生きている間のことも亡くなったあとの

ことも大切に考えている、ましてや医学の発展のためにご自分をささげるのですから

命の尊さに対する意識の高い方々だと感じました。


こういった方々の、生きている間のサポート・亡くなったあとのサポートまで

自分も少しは役にたてるようになればいいなと思います。


それにしても、献体を希望するお年寄りと、実習をする側の学生が交流している

というのは、不思議な感じの光景でもありましたが、学生と話すお年寄りがとても

楽しそうでよかったですし、命を大切にリレーしていくような光景でちょっと感動的でした。




今日気付きましたが、OUTポイントランキングの順位表もあるんですね。

見事2位でした。いつも読んでくださりほんとにありがとうございます。

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結局生前は、家族が同意していても、死後「やっぱり傷つけてほしくない」と

遺族が反対して、実習に使われないケースも多いようです。