アイドルはね、他人を不幸にしてのし上がるの トラペジウム | Mの国より愛を込めて

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学校名に合わせて友達を集めた東

その友達と共に芸能活動を始めることに

そして、東の狙い通りアイドルとして活動をはじめるが?

 

 

 

鑑賞日 2024年5月12日

映画館 ワンダーアティック

 

アイドル、それは人々に夢を見せるもの。

元々は偶像という意味ですが、それが転じて人々に憧れる存在となっています。

もっとも昨今ではグループとして活動するものが大多数となっています。

 

 

とびぬけた個性があれば・・ねぇ。

 

本作はそんなアイドルへの憧れに猪突猛進する話。

原作は現在最も有名なアイドルグループである乃木坂46の元メンバーである高山一実氏。

故に話題性は非常に高いものだったかと思います。

 

ポイント

 

本作のポイントはアイドルへの道。

アイドルが大好きな東(あずま)ゆうは北、西、南が校名につく学校から友人を作ることに。

結果、くるみと蘭子、そして旧友だった美嘉と仲良くなることに成功する。

そして、四人で行動してる所をマスコミに見つけてもらいTVに出演、結果「東西南北(仮)」としてアイドル活動を始める事となる。

しかし、これらは全てアイドルになりたいゆうの筋書き通りだった。

念願かなってアイドルとなったゆう、しかし半ば強引にアイドル活動を強いられたメンバー達との確執が広がっていく。

 

果たしてゆう達のアイドル活動はどうなってしまうのか?

 

中盤まではアイドルまでのロードマップを突っ走る展開となっています、唆るぜこいつはよぉ。

まあ、結構強引な引き込み方をしているうえ、方角をニックネームで呼ばれているにしてはゆうだけ本名な事に違和感を感じなかったのかな?

また後半はゆうの辛辣さと腹黒さが前面に出てくる展開は中々斬新かもしれない。

 

見どころ

 

見どころは中盤、歌手デビュー。

ゆうの念願叶って歌手デビューすることになった東西南北(仮)。

ここぞばりにカメラアングルが動きCGモデルとセル画調アニメーションが織りなす映像は気合が入っています。

 

気になった点

 

気になった点はゆうがアイドルを目指す動機がちゃんと描かれていない事。

アイドルが光り輝いていたことに憧れたという割にはその様子がOPにあったっけ?というレベル。

また、今までオーディションを落ち続けたのでグループを結成したとのことですが、そのオーディションに落ちたシーンも無かったりします。

 

どうも随所に展開がかみ合っていない感がある本作。

終始ゆうの腹黒さが煌びやかなアイドル活動を邪魔している内容となっています。

まあ、キャラクターはカワイイのでアイドルが好きな人なら楽しめる・・はず。

 

 

 

アイドルのセカンドライフ繋がりでチョイス。

もとAKBの人が引退後おじさんと暮らす事になったという実話を基のしたエッセイの映画化したものです。