自分の存在に飽き飽きしていたサンタクロース
しかし、プレゼントを届けにきた豪邸で強盗が発生
強盗に狙われたサンタは必死に逃げようとするが?
鑑賞日 2023年3月21日
映画館 キネマ館
R15+対象
殺人描写
クリスマスといえばサンタクロース。
良い子どもにプレゼントを届けてくれる存在として、世界中の子どもたちから憧れの存在となっています。
ん?サンタなんて存在しない?
それは本作を見てから言え!
本作はそんなサンタクロースが強盗事件に巻き込まれてしまう話。
しかし、サンタも一癖あるようで?
本来ならばクリスマスシーズンで上映されるべきなのですが、なぜか年明けから上映が始まった作品です、時期がずれてれるじゃん。
本作のポイントはトラブルに巻き込またサンタ。
毎年クリスマスイブにプレゼントを配っていたサンタクロース。
しかし、プレゼントに現金やTVゲームを頼む子どもばかりとなりやる気を失っていた。
そんな折、豪邸でパーティーを楽しんでいた子どもにプレゼントを届けに来て際に富豪の資産を狙った強盗が発生。
強盗の一人と出会ってしまったサンタは激闘の末強盗を殺してしまう。
強盗一味は場違いなサンタを捕えるため行動を開始、一方サンタは自分の存在を取り戻しつつあった。
果たしてサンタは強盗からクリスマスを取り戻す事ができるのか?
冒頭はサンタあるまじき落ちぶれた姿&酔っ払いなのですが、事態の深刻さを突き付けられると、自分がサンタになる前の戦士だった記憶を取り戻し、結果文字通り血で服を染めるようなバイオレンスサンタに変貌。
なお、プレゼントを入れる袋や煙突から侵入する方法などは魔法という扱い。
こまけぇ事は良いんだよ!ということです、はい。
見どころは後半、自分を取り戻したサンタ。
元々北欧の戦士だったサンタ。
脳天割り(ハンマー)で敵の頭をかち割っていた記憶が蘇る!
敵の阿鼻叫喚が心地よいシーンです。
気になった点は強盗の行動が色々無駄が多すぎること。
人質をろくに拘束しなかったり、余裕をかました結果が死体の山になります。
前半の豪邸の人々のシーンややる気のないサンタなどは退屈な感はありますが、サンタが七転八倒するようになってからは面白くなる本作。
やっぱりタイトルの通りバイレント、もといバイオレンスになってからアクションも派手になりますし見ごたえも出てきます、
なお、伏線はあまり回収されないので
こまけぇ事は良いんだよ!ということです、はい。
クリスマス繋がりでチョイス。
超能力者のクリスマスパーティーにきてしまったディレクターの話です。
・・本来なら昨年上映された「ブラックナイトパレード」の方が近いと思うのですが、予想以上に早く上映が終わってしまい、見れず仕舞いでした。