リングに立てろ! 義足のボクサー | Mの国より愛を込めて

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事故により片足が義足となった津山

ボクサーを夢見るも、協会はライセンスの発行を拒否

そこで日本を離れフィリピンでプロを目指す事になるが?

 

 

 

 

 

 

鑑賞日 2022年10月13日

映画館 キネマ館

 

ボクシング、拳で戦うという非常に原始的な格闘技。

今でも定期的に世界戦などが行われ、TV放送されるものも。

ほぼTV放送が無くなったプロレスとは対照的です・・

 

とはいえ、日本でプロボクサーとなるには色々制限があるのですが、その制限に引っかかるため海外に出た実際のボクサーを題材にしたのが本作。

実話を基にしているのは中々凄い物があります。

 

本作のポイントは夢の為に。

幼少期の事故により片足が義足となった津山。

プロボクサーを目指しジムに通い練習に打ち込むも、ボクシング協会は安全性が確保できないとしてライセンスの発行を拒否する。

それでもプロボクサーの夢が諦めきれない津山はフィリピンでプロボクサーを目指す事になる。

コーチのルディの指導の元、実力をつけていく津山、しかし困難が足り札がるたびに過去の記憶が蘇る。

 

果たして津山は無事プロボクサーになる事が出来るのか?

 

フィリピンで再起を賭ける事になるも、ジムはなんだかゴミゴミとした感じ。

しかし、チャンピオンも誕生している由緒あるジムらしいけど?

一応、フィリピンでは試合に勝てばライセンスが貰えるらしく、勝つための練習に余念が無い様で。

 

見どころは後半、大一番。

津山にとって大きな意味のある試合。

この試合のために今まで練習してきた!

ボクサーなら誰もが通る道ですが、彼にとってその舞台はひとしおです。

 

気になった点は日本でのパートに見せ場が無い事。

一応故郷なのですが、これと言って盛り上がるシーンが無いです。

そのためラストも煮え切らない形となっています。

 

ボクシングが好きな人なら楽しめる本作。

何より実際の人物を基にしているという点が一番の驚きかと。

なお、フィリピンのボクシング会場もプロレスの地方巡業のような雰囲気は中々面白いかもしれません。

 

 

 

中々芽が出ないボクサーたちの話。

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