地上に降り立ったシンジはアスカの導きで知り合いと再会。
日常生活を送る事になるもシンジの心を沈んだままだった。
一方ゲンドウはフォースインパクトを発動させようとしていた。
鑑賞日 2021年3月10日
映画館 ワンダーアティック
※セントラルでも鑑賞
25年ほど前、日本のアニメファンどころか日本中で大きな衝撃を与えたエヴァンゲリオン。
その新劇場版として展開されていたのですが、長い休止期間を経てようやく完成!
公開開始時に早々見に行っていたのですが、ネタバレを避けた内容としていました。
ところが、皆ネタバレを避けてしまったため、公式からちゃんと内容を紹介するモノをやってくれ(みたいな感じ)というお触れが出たのも話題になりました。
流石にそろそろちゃんと記事にしませんとね。
上映も終わりそうですし。
本作のポイントは終結の舞台。
カヲルの犠牲により13号機によるフォースインパクトが未然に防がれるも絶望に沈んでしまったシンジ。
そんなシンジとアヤナミ(仮)を連れたアスカは地球上で人々が集まる集落に到着、そこでシンジは友人たちと再会する。
絶望したままのシンジだったが、結局生きる事を諦めきれず少しづつ立ち立ち上がり始めていたが、別れも迫っていた。
一方、ゲンドウとの決戦に向けて準備を進めるミサトは補給を済ませアスカと合流、そしてそこにシンジの姿もあった。
果たしてシンジは父親と対峙することが出来るか?
話としては4つのパートに分かれており、冒頭のフランスでの戦闘から懐かしい人々との日常のパート、アスカとマリが大立ち回りを行い、最後はシンジとゲンドウの対決となっています。
日常のパート以外は戦闘シーンなのですが、どうやらこの日常バートがかなり苦戦していたそうです。
この間NHKの特番で製作の様子が写されていましたが、試行錯誤のレベルじゃ無くね?
見どころは後半、シンジの成長。
父親と向き合うシンジ、今までのシンジならグダグダになりそうだけど?
まさにエヴァンゲリオンという作品の締めくくりとなっています。
気になった点は日常パートがやっぱり浮いている事。
頑張ってはいるのですが、無駄なシーンもチラホラ見受けられます。
無理やりレーションをねじ込むシーンとか。
新劇場版だけで無く今までのエヴァンゲリオンすべての締めくくりとなっている本作。
なお、今までのシリーズと大きく違う点はマリの存在だったこともようやく分かるようになっています。
最後もちょっとしたサプライズも盛り込まれていますので、シリーズのファンだった人は是非とも劇場で見ておきましょう。

