過激なジャーナリストながら仕事を失ったフレッド
そんな折、友人に連れられたライブでシャーロットと再会
そしてシャーロットは次期大統領候補として活動を始めていた
鑑賞日 2020年3月7日
映画館 キネマ館
PG12対象
麻薬使用を思わせる描写
今では色々言われそうですが、少し昔だと結婚相手の条件が話題になる事が多かった時代があります。
とりわけ女性側の味方で高学歴・高身長・高収入の三高がもてはやされていましたが、今では違っている・・はず。
一方男性側だと家庭的や美人といった点もありますが、自分よりキャリアが高くないというのもあります。
まあ、能力が自分より上の女性は認められない!という古い男の考えです。
本作はそんな上記の結婚相手の条件の真逆を突き進む作品。
金ナシ学ナシ顔もナシの三無し男がキャリア・容姿共に高水準で次期大統領候補の女性と恋仲になる!?
いいじゃないか!映画の中くらいロマンを見させてくれ・・
本作のポイントはデコボコカップル。
過激な取材で真実を追い求めるジャーナリストのフレッド。
しかし、勤めていた会社が買収されたことを憤り退職してしまう。
失意のフレッドを慰めるため友人ランスの誘いでコンサートに来たところ国務長官のシャーロットと出会う。
シャーロットは昔フレッドのベビーシッターとして出会っており、昔話に花が咲くことに。
翌日、シャーロットに招かれたフレッドは国務長官の原稿作成を任されることになる。
そしてシャーロットは次期大統領候補として積極的に仕事をこなしていくが、次第にフレッドとの関係も近くなっていく。
果たしてフレッドとシャーロットの恋の行方は?
才色兼備で完璧さを求められるシャーロットですが、流石に色々無理をしている場面もチラホラ。
とういか立ったまま&目を開けたまま眠るのは流石によろしくないかと。
一方のフレッドは記事を書くのはうまいけどちょっと下品なネタも。
まあそこはオブラートに包めば。
そういえば日本ではこのようなユーモアのあるスピーチが聴けませんね。
お国柄といえばそれまでですが。
見どころは中盤、国務長官危機一髪。
環境問題で外交を続けるシャーロット、そして彼女に同行するフレッド。
しかし、情勢が不安定な国もあるので・・
シャーロットの強さを見せつけられるシーンとなっています。
気になった点は恋敵が弱すぎる事。
一応カナダの大統領が恋敵となるのですが、そもそもシャーロットが全然なびかないので、ライバルにすらなっていません。
もっと張り合っても良かったのかも。
一応ラブストーリーとなるのですが、コメディ要素もあるため楽しく見れる本作。
ノリも良いのでぐいぐい引き込まれるのも良い点です。
あり得ないデコボコカップルにニヤニヤするのも一興です。
なお、アメコミネタも多いのでそこも要チェックです。
