星を持つものたち 世界が愛した料理人 | Mの国より愛を込めて

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ミシェランガイドに名前が載る名店

その名店で腕を振るうシェフたち

彼らが見せる料理の姿勢とは?

 

 

 

 

 

公式サイト

 

鑑賞日 2019/1/6

映画館 キネマ館

 

美味しい料理屋の基準として知られるミシェランガイド。

このガイドに一旦名前が載ると、それを目当てに多くの人が訪れること必至というもの。

そのため星を獲得するため日夜鍛錬に勤しむことも。

とはいえ、料理はお客さんあってのものですが。

 

本作はそんなミシェランガイドで星をとった料理人を追ったドキュメンタリー映画となっています。

本作のポイントは世界の料理人・・と言いたいところなのですが、本作で登場するのはスペイン、さらに限定すればバスク地方と日本の料理人しか登場しません。

というか、大半が日本の料理人なので日本人にとってはお店に行けるチャンスが・・いや、それでもかなり予約はかなり難しいのですが。

話の大半が「すきばやし次郎」の小野親子なので実質「二朗は鮨の夢を見る」の続編とも言えます。

 

見どころは、海中のワインセラー。

ワインセラーといえば温度管理がしっかりした冷暗所というのが一般的ですが、本作で登城するバスクの料理人は何と海中にワインセラーを所有しています。

確かに海中は温度が安定しているので温度は申し分ありませんが・・コルクが腐りそうです。

とはいえ、見た目のインパクトはばっちりです。

 

気になった点は言わずもがな

 

日本の料理人ばかり登場すること

 

確かに日本はミシェランガイドで三ツ星に輝いているお店が世界一多い国ですが、如何せんここまでヨイショされすぎると反応に困ります。

あと堂々と香水をつけたお客は追い出すと言われても、そりゃちょいと違うんじゃね?と思ってしまいます。

 

もっと他の国の料理人が登場すべき作品なのに日本料理バンザイな本作。

正直、見に来た人にとってはコレジャナイ感がひしひしと伝わったことかと。

二朗の映画に触発されたのかなぁ