希望を繋ぐため 魔法少女リリカルなのはDetonation | Mの国より愛を込めて

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永遠結晶から現れたユーリの暴走に立ち向かうなのは

何とか撃退するも暗躍するイリスはさらなる手を打っていた

しかし、イリスの影に隠れ野望を果たそうとする者がいた

 

 

 

 

 

 

公式サイト

 

鑑賞日 2018/10/20

映画館 セントラル

 

普通の小学生の女の子がある日人智を超えた存在から力を受け取り魔法少女として戦いに挑む・・といえば魔法少女まどk・・いや、ここはリリカルなのはです。

 

TVシリーズ開始の頃はなのはも小学生でしたが、その後成長していき三作目のストライカーズでは大人になっており、どこが魔法少女じゃい!といったところです。

(関連作だとなのはの娘世代の話もあり)

 

そんなリリカルなのはのTVシリーズを再構築した劇場版が製作されていたのですが、完全オリジナルとして製作されたのが本作。

前後編となっており、本作は後編となります。

前編では異世界から自身の星を救うためにやってきたキリエがなのはたちに立ちふさがるといった展開でしたが、ラストで急展開。

キリエに協力していたイリスが裏切り、なのは達に牙を剥くといったところで終了していました。

 

というか、前編から1年たっていたのね。

上映前に前作の振り返り上映があったのも分かります。

 

本作のポイントは踊らされた者達。

異世界からやってきたキリエから永遠結晶を守ってきたなのは達だったが今までキリエを助けてきたイリヤが永遠結晶からユーリを解放、キレもろとも襲い掛かってくる。

絶体絶命の中キリエの姉であるアミティエからもたらされたフォーミュラの技術を取り込んだなのはの活躍により何とか撃退に成功するもイリヤはユーリと共に姿を消してしまう。

ユーリが残した記録の断片を解析した一同はイリヤがユーリと友人だったこと、そして裏切ったことに対する復讐に駆られている事を知る。

イリヤが地球から資源を奪おうとしている事を知ったなのは達はそれまで敵対していたキリエとディアーチェ達と共にイリヤを止めることを決意する。

自身の生体ナノマシン使い軍団を作ったイリヤに対し、なのは達は戦術と魔法を駆使し戦いを優位に進めていく。

この自体に焦るイリヤ、しかし、彼女の誤算はそれだけではなかった。

 

事態が急展開する中、なのは達は自分たちが信じた者のために立ち向かう!

 

展開としては中盤のイリヤの回想シーン以外はずっと戦闘シーンということもあり、激しいバトルが繰り広げられます。

とりわけ、フォーミュラを手に入れたなのはとタフすぎる来訪者アミティエの活躍が際立っています。

なのははレイジングハートを使った超魔法による火力がウリですが、フォーミュラによる高機動と高火力はヒリヒリします。

一方のアミティエは本来のフォーミュラの技能を使った超加速と肉弾戦、あと見た目致命的なダメージを受けようとも立ち上がる根性がウリとなっています。

 

見どころはユーリに挑むディアーチェ。

イリヤとユーリに対し複雑な思いを持っているディアーチェ。

元々仲間であるシュテルとレヴィの三人で行動するも、シュテルとレヴィが戦闘不能とり、彼女らの力を受け継ぎユーリを止めるため立ち向かう。

恩義があるからこその思いと一撃は手に汗を握ります。

というか、このシーン以外にもなのはVS黒幕やキリエVSイリヤなども好マッチ。

全編通してバッチバチにやり合ってくれます。

 

気になった点は黒幕の軍団が噛ませ犬になってしまっている事。

突然黒幕が現れ、イリヤ以上の軍団を用意しており、モブキャラ以外のキャラも登場するのですが、とりわけ何も見せ場もないまま退場してしまいます。

後は、今まで主要キャラだったフェイトとはやてが余り活躍できていないのも難点、というかこっちの方が問題?

 

前編から期間が開いてしまったため、盛り上がりに欠けてしまった感はありますが、アクションシーンについてはシリーズ最高の出来となっています。

あと、女の子が男に顔面をグーで殴られるシーンは結構衝撃的。

アミティエの姉御は体を張り過ぎです。

シリーズのファンは勿論、最近のアニメは燃えねぇぜ!という熱血大好きなな人は特にオススメです。

 

次はストライカーズかなぁ

 

 

前編となる作品。

というか、既に前編がDVD化しているのが月日を感じます。