ハンマージョーの葛藤 ビューティフル・デイ | Mの国より愛を込めて

Mの国より愛を込めて

日本のチベット Mの国より
映画の感想やゲームの散財など
Mの国のホットな話題もあるよ!

政治家の娘の捜索を依頼された雇われ殺し屋のジョー

難なく任務をこなすも、依頼した政治家が殺された事を知る

関係者が次々消される中、ジョーは己のトラウマに苦しんでいた

 

 

 

 

 

 

公式サイト

 

鑑賞日 2018/10/5

映画館 キネマ館

 

PG12対象

 

 

軽めのゴア表現

 

 

日常生活でお目にかかりたくない職業、殺し屋。

目の前に現れたら・・いや、視界の外から襲われた日には・・いや、それ以前に人の恨みを買わない様にしたいところです。

しかし、殺し屋にもアクシデントがあるようで。

 

本作はそんな殺し屋の話。

腕利きの殺し屋ながら悩みの多い様で?

 

本作のポイントは陰謀に飲み込まれた殺し屋。

母親と二人暮らしで雇われ殺し屋のジョー。

彼は殺し屋という事実をひた隠ししており、母親は勿論、仲介者の息子に見かけられただけで縁を切る徹底っぷりだった。

そんなある日、政治家から数年前から行方不明となっている自身の娘であるニーナの捜査を依頼される。

未成年者売春のアジトを突き止めたジョーは単身乗り込み、無事ニーナを救出する。

しかし、直後に依頼主である政治家が転落死を遂げニーナは何者かに連れ去られてしまう。

ジョーに繋がる人物たちが次々殺されていく中、ジョー自身は己のトラウマに苦しんでいた。

 

果たしてジョーはニーナを救出することが出来るのか?

 

雇われながらも仕事は適確にこなすジョー。

そんなカレの獲物はなんとハンマー。

音も無く忍び寄り、ハンマーで頭をカチ割るという、なんとも古典的な手法を取っています。

まあ、その方が確実?

そんなジョーですが、殺し屋になる前まで様々な苦悩があったようで。

それが原因で自殺願望もあるようで、病んでますなぁ

 

見どころは中盤、ニーナの救出。

居場所を特定したジョー、あとは突入するタイミングを計るだけ。

そして突入したら後は流れで・・

監視カメラで写されるジョーの手際は中々ゾッとします。

 

気になった点はジョーのトラウマの詳細が余り語られない事。

時折フラッシュバックのようにトラウマ描写があるのですが、結局とういった理由かは説明されずじまいだったりします。

 

ニーナが誘拐されてから急激に自体が動く本作。

音楽も合わせて緊張感があり、スリリングな展開になっていきます。

殺し屋が題材のため重い展開が続きますが、この手の作品が好きな人は大いに楽しめるはずです。

 

 

 

 

テイストが近い作品ということでチョイス、こちらは運び屋ですけど。

ラ・ラ・ランド一斉を風靡したでライアン・ゴズリンズの出世作でもあります。