事故死の検証に赴いた青江に近づく謎の女性
そんな彼女はとある青年を探しているとのこと
そして事故は奇妙な繋がりを見せ始める
鑑賞日 2018/5/5
映画館 セントラル
人間だれしも特殊な力に憧れるモノ。
とりわけ一目見ただけで様々な現象に予測がつけば・・?
本作はそんな科学の力に目覚めた人々が関わるサスペンス作品。
原作は東野圭吾氏の小説、主演が櫻井翔さんと広瀬すずさん、福士蒼汰さんと豪華なメンツが揃っています。
それにしてもラプラス・・
どうしてもコチラをイメージしてしまいますが
あながち間違いじゃなかったりします。
本作のポイントは予測。
温泉旅館街で発生した不審死の捜査に協力することになった青江。
現地で調査をしていたところ奇妙な女性の姿を目撃する。
そして翌日、近くで似たような不審死の遺体が発見されたとして再び調査に赴く青江だったが、両方とも地形的に不可解な要素を含んでいた。
宿に戻った青江を待ち構えていたのは昨日現れた女性 円華、彼女は知人が事件に関係しているかもしれないということだった。
東京に戻った青江は再び円華と再会、そして彼女は不審死の謎を解いて見せるが、さらなる謎が広がっていた。
果たして青江がたどり着いた事件の真相とは?
なお、円華とその知人である謙人は様々な予知が出来るようになったある種の超能力者。
しかし、その力を手に入れる方法というのは
人体実験
これってガン〇ムの強化人間じゃね?
確かに円華は昔のトラウマにより狼狽する場面もあります故、あながち間違いではありません。
力を見せろ!ユニコーン!
見どころは前半、宿の出来事。
検証から戻った青江は外で出会った円華と再会するのですが、そこでちょっとしたアクシデントが。
円華の能力の一端が見える場面で、非常に印象的なシーンとなっています。
気になった点は折角の予知能力が事件にあまり絡んでこない事。
正直この設定が必要だったかと言われると・・要りません。
これだったら普通のサスペンスでも良かったのかと。
正直設定の組み合わせの悪さが目立つ本作。
実力のある俳優たちが揃っているため演技は申し分ないのですが、逆に設定のまずさが際立つ結果となっています。
まだガリレオシリーズのように科学で事件を立証する展開の方が盛り上がった気もしますが、違ったことをやりたかったということで。
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櫻井翔さんの推理者といえばコレ。
コメディテイストが強い作品のため楽しい作品が好みであればどうぞ。