化物の落とし前 傷物語冷血編 | Mの国より愛を込めて

Mの国より愛を込めて

日本のチベット Mの国より
映画の感想やゲームの散財など
Mの国のホットな話題もあるよ!

キスショットの体を取り戻した阿良々木
しかし、そのキスショットの存在が阿良々木を苦しめる事に
悩む阿良々木だが道は主君との闘いしか残されていなかった
 
 
 
 
 
 
鑑賞日 H29.1.22
映画館 セントラル
 
西尾維新氏の代表作である物語シリーズ。
その始まるとなるのが傷物語であり、そのアニメ三部作が展開。
本作はその三作目、阿良々木暦とキスショットアセロラオリオン・ハートアンダーブレードとの物語も最後となります。
 
本作のポイントは化物の末路。
キスショットの下僕として彼女の奪われた肢体を取り戻した阿良々木。
力を取り戻したキスショットと束の間の親睦を経て、阿良々木は人間に戻るのを心待ちにしていた。
しかし、吸血鬼であるキスショットは人間を食らう存在、そのことを突き付けられた阿良々木は自分がキスショットを助けたことを悩んでしまう。
そんな折、羽川に悩みをぶつけるが、人間に戻るためには答えは一つだった。
 
主であるキスショットの前に立った阿良々木、化物と化物の戦いが今始まろうとしていた。
 
幼女の姿だったキスショットも力を取り戻して本来のボンキュッボンになりましたが、ついでに昔話も披露してくれます。
一応意味があるのですが、長く生きているにしては歴史が無いねぇ。
 
見どころは後半、阿良々木対キスショット。
前作(熱血編)でもわかる通り阿良々木は腕が飛ばされようが首が潰されようが即座復活するという不死身っぷり。
そしてその主であるキスショットも当然不死身。
不死身同士の戦いの戦いは・・ひでぇ
 
気になった点はキスショットの歴史が浅すぎる事。
先に書いた通り、数百年生きてきた割には阿良々木以外の兼族の話をしただけ。
まあ、見た目は20代だけど中身はうん百歳だから耄碌したんですかね。
 
落としどころとしては悪くない形に収まっており、その後のシリーズに繋がるモノ・・のはず。
けどやっぱり三部作ではなく二部作、もしくは一本にまとめてほしかったところ。
特に鉄血編は・・