しかし自分息子を救うためボスの息子を殺してしまうことに
混乱する息子に対しジミーは朝までに解決すると約束するが?
公式サイト
観賞日 H27.5.16
映画館 セントラル
R15+対象
麻薬使用描写
現在、最強オヤジといえばニーアム・ニーソン。
96時間で余りの最強っぷりを見せ付けたため、以後このイメージが付いて回るように。
というか、最近はこういった作品ばかりのような?
まあいいじゃないか、絵になるしカッコイイし。
本作はそんなリーアム・ニーソンがまたもや大活躍する話。
しかしながら、設定を見ると
子供のために戦う
時間制限アリ
街中が敵だらけ
これって「96時間」じゃね?
まあ96時間は娘のためでしたが、本作は息子のためですから~
本作のポイントはジミーの生き様。
ニューヨークを牛耳るショーンの片腕として長年殺し屋をしていたジミー。
しかし年を重ね、友人や親族ですら手にかけてきた事にうなされる日々を送っていた。
そしてクリスマスの日、親子の縁を切っていた息子のマイクがショーンの息子であるダニーが人殺しをしている場面を目撃。
ダニーはショーンの制止を聞かずにマイクを口封じしようとするが、息子の窮地を聞きつけたジミーに射殺。
ジミーは事をショーンに報告し穏便に済ませようとするが、流石に息子を殺されたショーンは怒り心頭。
マイクの家族を含め皆殺しを宣告する。
警察もあてにならない状況に混乱するマイクに対し、ジミーは朝までに事件を解決すると宣言。
そして長い夜が始まった・・!
果たしてジミーは朝までに事件を解決しマイクの無事を確保できるのか?
本作のニーソンは裏家業の男。
しかも長年人を殺しすぎたため、その重みにうなされています。
その苦しみを息子に背負わせないため、マイクが銃を撃つことを徹底的に嫌い、自らが手を汚す。
せめて息子には全うな道を・・まあ結果的に自分のせいで息子が巻き込まれたともいえますが。
見所は後半、ショーンとの対峙。
裏社会で長年連れ添い、生き残ってきたジミーとショーン。
しかし一線を越え後戻りできなくなった二人は、対峙する事に。
鬼気迫るジミーに押されっぱなしのショーン、そして・・?
長年の関係が現れているシーンとなっています。
もう一つはラストシューティング。
ネタバレになりますので詳しくは説明しませんが、最後の一撃は本当にカッコイイです。
気になった点はキャラの説明が足りていない部分が多々ある事。
2時間で全部説明しろというのが無理というものですが、余りにも説明が足りなさ過ぎます。
ジミーが従兄弟を殺していたことにマイクはショックを受けるけど、それまで話に出てこなかったので正直なんで?といった按配。
後、雇われ殺し屋のアンドリューがジミーを毛嫌いしていた理由も不明。
マイクが母親の写真を嫌がっていたのも説明が無かったような?
とまあ、説明する気が無かったら入れるなよ!といったところです。
ツッコミどころは・・
刑事がジミーに「今まで殺した人数を教えろ」と言っているけど、この一晩で今まで殺してきた人数以上を殺しているんだが?
一言で言ってしまえば息子版96時間なのですが、それだけに話も分かりやすいしアクションも申し分なし。
という訳でエンターティメントとしてみる分にはうってつけなので、当たり障りの無い邦画ばかりでうんざりしている人にもってこいです。
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ご存知、娘のためなら世界中を敵にするオヤジの最終?作。
悪党をぶちのめすというより警察をおちょくるシーンが多いので今までとちょっとシュツエーションが違ったりします。
まあ、悪党はやっぱり皆殺しだけどねー!
※オマケ
今回のタイトルの元ネタ