命を救われた男だったがルフィたちが海賊と知ると男は襲い掛かる
男の名はゼット、海賊をそして海軍を憎む元海軍大将だった
公式サイト
観賞日 H24.12.17
映画館 セントラル
現在、日本でもっとも読まれている漫画 ワンピース
連載開始から10年以上が経過していますが、その人気は年を追うごとに大きくなり老若男女問わず知られる漫画になってます。
累計発行部数がニュースになったり、単行本をみて号泣する人が居たり、キャラクターの料理本が大人気だったり・・
とにかく話題に事欠かない漫画であることには間違いありません。
そんな人気漫画であるワンピースも当然のごとくアニメ化されており、映画も多数
当初は東映アニメーションらしい子供が楽しめる明るい作品だったのですが、人気が上がるにつれ作品に力を入れるようになり、前作となるストロングワールドでは入場特典として限定コミックを配布したため人が殺到し瞬殺。
大量に再生産を行い、何とか凌いだ経緯があります
(なお大量に作りすぎたため、逆に供給過多になりました)
そして第二部を舞台にした最初の劇場作品となる本作。
原作でも2年間の修行の成果がまだ発揮されていませんが、本作では?
本作のポイントはゼット
元海軍大将にして多くの海兵を育て上げた重人だったものの、とある事件により海軍に失望。
教え子ともに海軍を去り、自らが正義の名の下に立つべくネオ海軍を結成。
新世界の海賊を倒していったが、海賊撃滅の根本的な解決法を編み出すが・・?
その方法とは眉唾ものなのですが、効果は絶大!・・らしい
というか実際やってくれれば四皇とか色んなルーキーやら面倒な奴らもドッカーンだぜ!
と言うわけで新世界にやってきて早々新世界の命運を担うことになった麦わら海賊団
流石に荷が重い?いやいや、最強装備で立ち向かうんだ!
なおオープニングはゼットの生い立ちを表したもの。
中盤にその意味が分かりますが、彼の壮絶な人生を垣間見えます。
見所はゼットの戦闘
本作は麦わら海賊団以上にゼットが目立っており、その戦闘シーンも迫力満点
特に冒頭、ボサルリーノこと黄猿と互角で戦うなど、圧倒的な力を見せてくれます。
ルフィとの戦い手も右腕の対能力者武器スマッシャーを使いこなしルフィを追い詰める!
最後の戦いは・・
もう一つ、ゼットと青キジ クザンの対話
クザンにとってもゼットは先生、死に場所を探してる老兵と目標を見失った男の対話は?
気になった点は序盤麦わら海賊団の行動が冗長なこと
ゼットに関しての情報を集めるっと言っても・・役にたった?
とはいえ麦わら海賊団にもちょっとしたポイントがあり、ゼットの部下であるアインの能力により若返っています。
そのためナミは幼女に、チョッパーはマスコット力がアップ、ロビンもピッチピチに
いいぞ!もっとやれ!
幼女ナミにハァハァしてしまいそうだ!
( ̄▽ ̄)=3
また本作であまり出番が無いフランキーですけど最終決戦のシーンで「中の人」が登場しているシリーズの伝手で素晴らしいシーンがあったりします。
頭の中でアノ歌が流れたはずです、はい。
原作より先に青キジことキザンが登場したり、いつも以上に男臭い作品になっています。
ほぼ主題歌になっている海導は心に残る名曲、どんどん味わい深くなっていきます。
ゼットという男にふさわしい曲と言うことは間違いありません。
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