お前タイムリープ「してやんよ!」 プリンス・オブ・ペルシャ | Mの国より愛を込めて

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貧民ながらその勇敢さを買われ国王の養子に迎えられ王子となったダスタン
兄達に付き添いアラムートへの攻城を成功させたダスタンは不思議な短剣を手に入れる。



公式サイト

鑑賞日 H22.6.2
映画館 セントラル

プリンス・オブ・ペルシャといえばゲーム好きなら一度は聞いた名のはず。
さらわれたプリンセスを助けるため、プリンスが知恵と勇気でダンジョンに挑むアクションゲームです。
キャラクターのアクションパターンが多いため、ヌルヌル動くと評判になりました。

それも過去の話と皆が忘れかけていたところ、いきなりプリンスが復活。
しかも時代の移り変わりにより

※ビフォー
Mの国より哀を込めて

※アフター
Mの国より哀を込めて

ヒョロヒョロしていたプリンスも筋肉ムキムキのイケメンに変わっています。


さて本作はそんな復活した方の映画化、ゲームでも重要なアイテムである「時の砂」を中心とした冒険活劇です。
正直、原作がゲームの映画はイマイチな出来が多いためあまり期待していませんでした。

なんだ!無茶苦茶面白いじゃん!

最近の映画はスカッとするアクションが無いな~とお嘆きのアナタ!
お待たせしました。


とにかくプリンスであるダスタンのアクションがカッコイイ! それでいてアクションシーンがコレでもかと用意されているので見ていて飽きません。
ヒロインであるタミーナ王女が敵意剥き出してプリンスに襲い掛かるのも○、徐々に仲良くなるのもお約束。

見所はアラムート攻城戦とペルシャからの脱出、アラムートではダスタンの二刀流が唸り、脱出のシーンは「マッハ!」顔負けの逃走劇、壁をよじ登り、走り、飛び越えていく様は爽快!

気になった点は、時の砂を使用した戦闘シーンが1回しかないこと、戦いのバリエーションが増えるのになぁ
あとタミーナ王女がお世辞にも美人じゃ・・もとい!セクシーさが足りなかったこと、もっとエキゾチックな感じの方がよかったです。

ラストはご都合主義なところがありますが、丸く収まるので後味は悪くありません。
ゲームが原作の映画とは思えないほど出来が良い為、躊躇している人は絶対見るべき。
コレがヒットすれば原作の続編である「ケンシノココロ」も・・・でないかな?