過去に書いていた、SAM前世療法に関しての記事です。
リブログしておきますね。
過去生、前世人格がどのようにツインソウルの関係に絡んでいるのかを、プリマリアが書いています。
先日お越しくださった Y.H さん のセッションレポート、後半です。
(前半はこちら⇒ SAM前世療法 セッションレポート1 Y.Hさん 前半【SAM前世療法003】)
そして、まだ残っている Y.H さんの主訴 について、関連する前世人格がおられるのであれば交代してください。ということで、暗示をかけて行きます。
「交代していただけましたか?」の問いかけに、“YES”の反応。
基本通りに、デフォルトで現れてくださった前世人格についての質問をします。
性別や生きていた時代/地域などなど・・・。
年代のところで、またしても「1800年代」との回答。
「ん?」という感じで、少し違和感を覚えました。
先ほどの牧師であり建築家である前世人格も1800年代に生涯を送った、と答えているので、『同じ時代に、一つの魂が、ふたりの人格になっている。』のかもしれないという疑念を感じます。
質問を続けて言ったところ・・・・
男性 1792-1807 享年 15才 イタリア
(ここまでは催眠中の質問に対する回答から分かりました。)
同じ“1800年代”という回答も、亡くなった年齢を聞いて、理解できました。
厳密に言うと、1700年代の終わりから、1800年代初期ということなのですが、幼少時代が1700年代ですので、理性的、論理的回答ができる10代のころの年代を答えているわけですね。
その後、「あなたの生涯において、癒しの必要な体験がありますか?」という問いに対しては“YES”の反応。
そして、「どのような亡くなり方をしたのか?」ということを、大まかに質問していきます。
が、思い当たるパターンを全て当たってみますが、ヒットしませんでした。
投げかける質問をどう組み立てていくか・・・。少し考えを巡らせながら次の問いを投げかけてみました。
「あなたの魂の傷に対して、光を送りたいのですが受け取ってもらえますか?」
に対しては“YES”でした。で、スピリットヒーリングへと移行します。
この時点で、セッション時間が1時間30分を超えてきていました。
長時間、催眠状態を維持する、というのは肉体的にも負荷が大きいことと、生理的に催眠深度が浅くなってくるということがありますので、そろそろこのあたりがタイムリミットと判断しました。
ヒーリングを終えたあと、15才の彼(前世人格)に、
『魂の表層を通じて、現世のこの者(Y さん)に、あなたが伝えたかったことを伝えることはできますか?できるようなら、それをお願いしても良いですか?』
というと、“YES”でしたので、最後にオルゴールを鳴らしながら、そのための時間を取りました。
そして、オルゴールが終了した時点で、解催眠(催眠を解く段階)へと移行します。
セッション終了後・・・。
催眠から覚めた Y さん、開口一番
『いやぁ~、来たね。』
と、一言。そして、「餓死」ともう一言。
そうなんです。イタリアの少年に対して、僕が投げかけた「亡くなった理由」の中には『飢え死に』は入っていなかったんです。(飽食の国、日本に生きていることを実感しました。)
セッション後のすり合わせでは、Y さんは 催眠状態でヴィジョンを見ていたようで、イタリアの少年が両親がいないこと、弟がいたこと、自分よりも弟のために得ることの出来た食べ物を与えていたこと、そして、その少年が死んでしまった場所の光景なども見ていたようでした。
また、スペインの牧師であり建築家である前世人格について、アラブ系のスペイン人だった、というふうに話してくださいました。孫がたくさんいたことについては、セッションでの問いでは把握できていなかったのですが(娘ばかりの5人の子供、というのはわかりました。)、孫がたくさんいる、というのは 催眠状態で Yさん がご自身で受け取った情報でした。
エネルギー的に彼(牧師であり建築家である前世人格)が伝える、ということに関しては、
『何を伝えられたのかはわからないけれど、はっきりとエネルギーというか、圧というか、熱というか、何かが流れ込んでくるのを感じた。』
と言われていました。
セッションをさせていただいた僕の側としては、Y さん は催眠被暗示性がとても高い方、という印象で、催眠状態においては、ヴィジョンを見ることも可能な感じでした。
ご本人曰く、次挑戦できれば、イタリアの過去生の少年とは、話せるかも知れない。とのことでした。
SAM のセッションで、こちら側(現実世界、現世)とあちら側(霊的世界、魂の表層の前世人格の領域)との境界線に、“通路”、“扉”のようなものが出来上がる感じになるので、日常の中で
『これ、絶対過去生の経験の影響だ。』
と思えるようなことがあったり、感情が吹き出したりということもあります。という注意事項をお伝えしてセッションを終了いたしました。
SAM のセッションの後、セラピストである僕にヴィジョンやメッセージが降りてくることがあります。
Y さんのセッションでもそれがあったので、LINEで伝えさせていただきました。
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