いつの頃からでしょうか、こういった季節の節目をなんとなくですが
意識するようになりました。
占星術をすることもあるのでしょうが、星だけではなく、この地球の息吹、
そのリズムのようなものを感じるのです。
どうしても、日常がルーチンになりやすい現代だと思いますが、
僕自身、こういった仕事を「生業」とするようになって、
以前とは違うリズムで生活できるようになってきたことは、
とてもありがたいことだと思います。
もちろん、日々、同じ時間に起きて、会社や職場へ通う人々の
その勤勉さや努力には、頭が下がるところもあります。
（本当に今、自分を振り返ると、『向いていない』ということが、
よくわかるので、思わず苦笑するところもあります。）
僕自身は、いつも「一面だけでは、何事も存在し得ない。」と
口にするのですが、自分の心の状態によって、ある一つの事柄は
必ず二つの見方があるということなのです。
過去を見たとき、そこに現れるのは、感謝というような感情と、
相対して、不満や恨みや後悔といった感情。
未来を見たとき、そこに現れるのは、希望と不安。
自分の将来を、思い描いたとき、希望を胸に描くことができれば、
三年後、五年後、十年後の未来は、あなたの想像以上のことに
なる。と、僕はいつも言う。
僕自身も実際にそうだ、と思っているのだけれど、そして、
実感しているのだけれど、三年、五年、十年経って、
その思いを描き始めた当時を振り返ると、
『今のようになっているとは、想像もつかなかった』
と、思う。
確かに、希望と不安は、表裏一体。
でも、不安を消し去ることはできない。なぜなら、それは希望の陰だから。
それでもなお、その不安を超えていけるのは、
『人は成長できる』という、希望があるからだと思う。
節分、そして立春を前に、思いを書き綴る。